続新人戦5 破滅の魔弾
準決勝初戦はルガル率いる女子生徒チーム
全員が帝具を持ちで実力は申し分ないどころじゃない···
「さぁ本日最初の試合いはルガル選手チームVSアスランチーム!!圧倒的な戦力を持つ二つのチーム!お互い帝具級で固められた二チームはどのような試合になるのでしょうか!!」
相手の武装はこうだ
1.ルガル·ミルデアーナ-直剣と盾使い
2.テル·ミルデアーナ-直剣と盾使い
3.ミチル·デル·エルーナ-大剣使い
4.サヤ·ミスティーク-双剣使い
そして5人目レイ·ガヘリス···形状変化直剣使い···
ルガルとテルは姉妹で直剣と盾を用いたツーマンセルチームを
ミチルとサヤが2人組のツーマンセル
ガへリスはどんな武器の形状にも変化できる武器を持っている···
ガヘリスは円卓の一席を持つ家柄
様々な武器を使いこなし円卓の中で万能と言われている
「両チーム位置について」
お互いに開始位置につく
「さぁ皆も一緒に!『試合開始!!!』」
「先に挨拶をさせて貰おうかアスラン、私はルガル塔の街の伯爵家の者だ。妹のテルとは双子の姉妹で組ませてもらってる、私達の試合は見ていたと思うが、手抜きは辞めてもらおう」
言うことを言うと一旦下がって行った
すると後ろから1人出てきて
「あ、あの、姉があんな態度ですいません。ですが彼女は誰よりも努力してここに居ます。どうか今日の試合はいい試合になるようにお互い全力で戦いましょう。」
こちらも一礼してサッとルガルを追っていった
「はぁなんかいろいろ言われるだけ言われたなぁ···手抜きは辞めてもらおう···か···。」
「ヘヘッ、なんでぇアラン兄はもう勝った気でいるのか?」
後ろから知ってるやつの声がかけられる
「ガヘリス···」
「なぁんだ覚えてんじゃねえか!久しぶりだなアラン兄!最初は気づかなかったけどまさかアラン兄がこの学園に来てたとはな!」
「お、おう···久しぶり···だな。」
「なんかこうアラン兄と試合とかすごいワクワクする!けど···」
「けど?なんだよ?」
顔からさっきの笑みは消え
チラついた顔には目を見開いて鬼のように睨む顔
「手加減したらぶっ殺す···分かった?兄」
いつの間にか顔は戻っていて
更にはさっきの顔が嘘のようにまた笑顔が顔に浮かんでいた
「あぁ、分かったよ全力でやる」
そう言うと満足したようで「バイバーイ!」と駆け足でチームの方に去って行った
「どうしたんですかアラン様?ちょっと冷や汗かいてますよ?お体でも悪いんですか?」
心配そうに聞いてくるルフェイ
見ると俺の手は少し震えていた
「ルフェイも知ってるだろ?ガヘリスを···」
そこでルフェイも気がついたようだった
聖王国で名を馳せる1人の少女
聖王国でも有名な盗賊団を丸ごと1個消し去った少女
狂宴の紅騎士レイ·ガヘリス
狂ったように暴れ周り返り血に体が赤く染まることからそんな異名が付いたほどの猛者だ···
「あのガヘリス卿が敵のチームに···」
「どうしたんですか?」
ミラーナも遅れてやって来る
「2人とも、間違ってもガヘリスとは1対1で戦っちゃだめだ。彼女は円卓の一席を与れるほどの強さ。既に学生の域を出てる。ルフェイもPWなしで相手にするのは無謀だろう」
俺の深刻な顔を見て2人は珍しくお互いに笑いあっていた
「アラン様私達は周りの4人を相手にします。アラン様はご存分に彼女と戦って下さい!」
「アスランがそんなに考える相手なんてそうそういるとは思えないけど、とりあえず今回は周りの4人は任せて下さい!私達を信じて下さい!」
2人はいつものようにいがみ合うでも無く
共に一つの目的を達成しようとする仲間として俺の前にいる
彼女達を信じて俺はガヘリスと戦う
ガヘリスがどんなに強かろうと2人の信頼を無駄にしないよう全力で戦うだけだ
試合開始からここまで未だ五分お互いに作戦会議を終わらせ
距離を空けての布陣だ
先に動いたのは向こう
ガヘリスが武器を弓に変える
俺達は武器を構え警戒する
『流星よ来たれ!』
それと同時にガヘリスが空に弓を放つ
弓は弧を描き落ちると同時に流星に変わり高速で落下し始めた
ズドンッと地面に落ちる流星
寸前ルフェイとミラーナが魔法を使うところが見えた
空気収束魔法空気結界
激しい熱と光、それに衝撃を受けて俺は地面に叩き付けられた
次に目を開けた時ルフェイとミラーナがボロボロで倒れていて
「ヘヘッ!序盤は終わりだぜ兄!さぁ行くぞッ!」
「フフッ、やってくれるなッ!」
ただいま試合開始七分
ルガルチーム無傷
対してこちらは
俺以外戦闘不能···




