19枚目・美酒と苦汁を、そして祝杯に謎を添えて⑦
パーティーが始まってしばらくして、メインイベントが始まろうとしていた。
「さあ、ロウソクに火をつけるぞ!今年は3人で火を消すんだ」
一郎は部屋を暗くすると、ホールケーキの上の17の形をした数字のロウソクに火をつける。
そして、泉美と泉水と瑞希以外の家族から、自然とハッピーバースデーの歌が始まる。
「「「ハッピーバースデートゥーユー♪ハッピーバースデートゥーユー♪
ハッピーバースデー、ディア・・・
泉水お兄ちゃんと、泉美お姉ちゃんと、瑞希お姉ちゃん!!
ハッピーバースデートゥーユー!!」」」
【【【フゥー!!】】】
歌が終わると同時に、泉美と泉水と瑞希は三人同時にロウソクの火を吹き消す。
「「「おめでとう~!!」」」
カーテンが開き、明るくなった部屋で、家族による「おめでとう」の声が響き渡る。
「ありがとう・・・」
「ありがとう!ママ!泉水のママさん、パパさん、大樹くん!」
「私からもありがとう!!
一生忘れられない誕生日になったよ!」
少し面倒くさそうな、照れ隠しをしているような顔でお礼を言う、泉水。
いつもの仏頂面とは違い、満面の笑顔でお礼を言う、瑞希。
嬉し涙を浮かべながら、微笑んでお礼を言う、泉美。
三者三様の反応を見せながら、17歳の誕生日を迎えた3人の誕生日パーティーは次のイベントが始まろうとしていた。
「さあ、次は3人にプレゼントだ」
そう言って、一郎はギフトケースに入ったQUOカードを手渡した。
「母さんと大樹と話し合ったんだが、誕生日パーティー自体がもうプレゼントとして十分じゃないかということになってな・・・」
一郎は苦笑いを浮かべながら、続ける。
「とは言え、形として何もないのも寂しいからな、かと言って現金を渡すのは違う気がしたから、カードでな」
一郎、同様、アゲハと大樹も苦笑いを浮かべていたが、泉美は満面の笑みでQUOカードを受け取る。
「ありがとう!!誕生日パーティーだけでも十分だったから、嬉しいです!!」
想像よりも喜ぶ泉美の様子に、泉水と瑞希も顔を見合わせて苦笑いを浮かべながら、一郎からQUOカードを受け取る。
「えっと・・・私も似たようなものなのだけど・・・」
そう言って、瑞希ママが差し出したのは、これまたギフトケースに包まれた図書カードだった。
「久しぶりの誕生日パーティーだから、何を用意すれば喜んでくれるか分からなくて・・・子供っぽくないものをって、思ったけど・・・」
一郎のQUOカードを微妙な顔で受け取ってしまった、泉水と瑞希は今度は慌てて笑顔を作る。
「う、うれしいです!ありがとうございます。おばさん!」
「わ、私もうれしいよ!ママ!」
「ありがとうございます。おばさま、大事に使いますね」
ぎこちない笑顔の泉水や瑞希とは違い、泉美は自然な笑顔で図書カードを受け取る。
そうして、少しだけ気まずい空気が流れる中、アゲハが手を【ポン】と叩き、話し始める。
「そうだ!3人もそれぞれプレゼントを用意したんでしょ?
プレゼントをあげて、逆にもらうから、プレゼント交換ね☆」
「そうだね!冷蔵庫に入れてあるんだ♪」
「えっと・・・どこ置いたっけ?」
「2人ともちゃんと用意してるのね」
アゲハの言葉に、3人は思い出したように、動き出す。
泉美はキッチンに、プレゼントを取りに向かう。
泉水は目立たない部屋の隅に置いていた紙袋を取りにいく。
瑞希は床に置いたバッグを手に取る。
「誰からプレゼントを出す?」
「泉美からで良くないか?
もう、甘い匂いしてるし・・・手作りのチョコレートのお菓子だろ?」
泉水の言葉に、泉美は両手にお皿をもってキッチンから現れる。
「まあね・・・
はい!私のプレゼントは手作りチョコレートケーキだよ♡」
そう言って、泉美は泉水と瑞希の前にハートの形をしたホールケーキを差し出す。
「ちょ、ちょっと・・・大きすぎない?」
その大きさに、瑞希は面食らうが、隣の泉水は目を輝かせて喜んでいた。
「スゲェ~!!何かお菓子作ってるのは知ってたけど、こんなに大きいケーキだとは思わなかったよ!
てっきりクッキーとか、カップケーキかな~?って思ったけど、泉美、お菓子とか作れるんだな!
ありがとうな!」
泉水はニッコリ、泉美を見て微笑む。
【ドキッ・・・】
泉水の喜んだ姿に、泉美は顔を赤くすると、慌てて横を向く。
(な、なんで!!・・・顔が熱くなって!!)
突然のことに混乱してしまい、理由もわからず両手で顔を覆う泉美。
そんなことに気づかない泉水は、ケーキを見てあることに気づく。
「だけど、このケーキひび割れてねぇか?」
泉水の指摘に、泉美は赤くなった顔を手でパタパタ仰ぎながら理由を言う。
「一個は完璧に焼き上がったんだけど、もう一個がひび割れちゃって・・・」
「失敗作かよ・・・お礼言って損した~」
あきれ顔の泉水に、泉美の顔の赤さがさっと引く。
「別にいいじゃん!!
ひび割れ隠すのにチョコソースたっぷり使ってあげたんだから!!」
「まあ、それならいいけどさ・・・」
イズミたちがワーワーと騒いでいる横で、瑞希がチョコレートケーキを見つめながら微笑む。
ケーキにはチョコプレートが乗っており、そこには【ずっと親友だよ♡】と書かれていた。
「ありがとう。泉美!」
瑞希の言葉に、口げんかしていた泉美は、ハッと瑞希の方を見る。
「お礼なんていいよ。
それより、次は瑞希のプレゼント見せてくれない?
こんな薄情なヤツのプレゼントなんて、後回しでいいからさ!」
「薄情は余計だ!
でも、俺も気になるな。瑞希はどんなプレゼント用意してくれたんだ?」
2人の興味津々な様子に、瑞希はバッグの中から、緑色と黒色の同じ長方形のリボンがついた箱を取り出す。
「評判の良い、おしゃれな文房具屋さんで選んだの・・・気に入ってくれるとうれしいんだけど」
そう言って、瑞希は緑色の箱を泉美に、黒色の箱を泉水に差し出す。
「形からして、ペンだよね?
開けていい?」
「もちろん!」
微笑む瑞希の言葉に泉美と泉水は、同時に箱のリボンをほどき、箱を開ける。
「わ~♡カワイイ♡」
「えっ・・・こ、これは・・・」
箱を開けプレゼントを目にした2人は反応は真っ二つに分かれた。
目を輝かせて喜ぶ泉美。
一方、泉水は苦笑いを浮かべてプレゼントを凝視する。
泉美へのプレゼントは黒地に銀色のパーツのボールペン。
その本体に寝そべった銀色のネコが描かれている、しかも、そのシッポの先が、ボールペンのクリップに置き換わっており、クリップ自体がネコのシッポの形になっていた。
一方、泉水へのプレゼントは万年筆。
しかもただの万年筆ではなく、ペン先から本体まですべてガラスでできたガラスペンだった。
ペン先だけは透明なガラスでできているが、それ以外は青いガラスでできており、グリップ部分はガラスをねじりながら作った独特のらせん形状をしており、デザイン性は抜群に見えた。
しかしながら、高校生へのプレゼントとしては明らかに渋すぎであり、インクも用意しなければ使えない代物だった。
「私のボールペン、かなり変わったデザインだね?こんなボールペン初めてみたよ」
「でしょ?ネコが描かれたボールペンは探せば見つかりそうだけど、絵のネコとクリップが組み合わさっているデザインなんて見たことなかったから、カワイイって思ってね。
泉美ならこの可愛さ分かると思ってた」
泉美と笑い合い、盛り上がる瑞希。
その隣で泉水はガラスペンの入ったボックスを手に、苦笑いを浮かべながら、困ったような声で言う。
「み、瑞希・・・さすがにこれは・・・俺には渋すぎないか~?
もっと年取った大人なら似合うだろうけど、俺には似合わないだろう~・・・これ」
「プッ・・・想像通り・・・」
「えっ?」
瑞希はガラスペンを買った時のことを思い出す。
『親友はそんな渋いペンが似合うイケメンかね?』
『いいえ『俺には渋すぎないか~』って文句を言うでしょうね~♪』
店主のお爺さんに言ったことを思い出し、予想通りの返しをしてくる泉水の反応に思わず吹き出した。
そんな瑞希の心のうちなど、知る由もない泉水は、なぜ瑞希が笑っているのか分からず首を傾げる。
瑞希はしばらく笑いをこらえた後、思い出し笑いを押し殺しながら、ガラスペンについて説明する。
「ごめんごめん・・・プッ・・・あまりに・・・ククッ・・・予想通りのリアクションだったから、おかしくて・・・ププッ!!」
「オメェ・・・俺が困ることを狙ってこのプレゼント買ったのかよ・・・」
呆れ顔でジト目で睨みつけてくる泉水に、瑞希はニヤリと笑う。
「当たり前じゃない!
おかげで面白いもの見れたわ!ああ・・・面白かった♪」
「あのな・・・はぁ~」
瑞希の答えに、泉水は大きくため息を付く。
「いいじゃない、無理してペンとして使わなくても、インテリアとして飾ってもキレイよ」
「まぁ、そうだけどさ・・・
まったく・・・泉美も失敗したケーキだし、瑞希も渋すぎる文房具だし・・・まぁ、いいけどさぁ~」
泉美と瑞希のプレゼントを前に、泉水は苦笑いを浮かべながら、指で頬をかいた。
「瑞希に文句を言うってことは、泉水はよっぽどステキなプレゼントを用意してるのよね」
「へっ?」
泉美の言葉に、泉水は素っ頓狂な声を漏らす。
「い、いや~・・・ステキかと聞かれると、答えに困るんだけど・・・少なくとも瑞希は喜ぶと思うぞ」
「ふ~ん・・・私が喜びそうなプレゼントかぁ~・・・楽しみだわ」
泉水をニヒルな笑みで見つめながら、目を細める瑞希。
そんな瑞希の様子に、泉水は少し困ったような顔で、紙袋を開き中から若草色の包装紙に包まれた箱を手渡す。
「これ・・・は!?」
包装紙の中央に金色の筆文字で書かれた【竹水堂】の文字を見た瞬間、瑞希は目を見開き、慌てて包装紙を剥がし、中の白い箱を開ける。
「わあ~・・・」
箱の中身に、瑞希は目を輝かせて言葉を失う。
「ニャア~?
(どうしたの瑞希?)」
突然、言葉を失って固まってしまった瑞希を心配して、ルーンが瑞希の横に駆け寄り、一緒になって泉水からのプレゼントを見つめる。
プレゼントの箱の中には、透明な層の中に天の川をイメージした模様が描かれた長方形の和菓子と、たけのこの皮に包まれた【煉羊羹】というラベルが貼られた長方形の和菓子。
そして、丸いプラスチックのカップにようかんが詰まった和菓子が4つ並んで箱に詰められていた。
「老舗和菓子店の【竹水堂】
そのお店の高級羊羹セット・・・よく買えたね。
高いんでしょこれ?」
「ああ、竹水堂の【錦玉羹、羊羹、水ようかん、セット】学生にはちょっと高かったけどな」
「やっぱり高かったんだ。
でも、瑞希には最高のプレゼントかも、無類の和菓子好きだし」
「さすがに練切みたいに綺麗で高い和菓子は買えなかったけど、高級羊羹くらいはさ。
で、こっちは泉美に」
大好物の和菓子のプレゼントを前に、感動で固まっている瑞希をよそに、泉水が紙袋の中から、赤い包み紙とリボンに彩られた長方形の大きめのプレゼントを泉美に手渡す。
「ありがとう・・・こっちも高いの?」
「悪いけど、こっちはそんなに高くなかった。
まぁ、泉美に似合うものを探したから、喜んでくれたら嬉しいけど」
「へ、へぇ~・・・」
泉水が何気なく、自分に似合うプレゼントを探してくれたという事実に、泉美は再び顔が赤くなるのをごまかしながら、包装紙を開き、中からピンク色の箱を取り出し開ける。
「わあ~・・・これ、髪をまとめるリボン?」
泉美へのプレゼントは大きな赤いリボンだった。
泉美はリボンを手に、前髪に当ててみる。
「ポニーテール、いつもヘアゴムでまとめてるだろ?その上から瑞希みたいにゴムを隠すようにつけたら似合うんじゃないかと思ってさ」
「ああ、ポニーテールの髪留めなんだ」
泉水の話を聞き、泉美はリボンをポニーテールに付けてみる。
「どう?似合う?」
斜め後ろを向きながら、泉美はリボンを付けた姿を泉水に見せて、感想を聞く。
【仮挿絵・デザイン案】
作:服を着た猫
【ドキッ・・・】
「ああ・・・カワイイ・・・」
胸の高鳴りに流され、泉水は無意識に、その言葉を言っていた。
次の瞬間、自分の発言に驚いてしまった泉水は【ゴホゴホ】と空咳をしてしまう。
「だ、大丈夫!?」
「だ、大丈夫」
むせながら大丈夫だと言う泉水、どうやら無意識に言った言葉は、泉美の耳には届いていなかったようで、ほっと胸をなでおろした泉水は、微笑みながら言葉を続ける。
「思ったよりも似合ってて驚いただけで」
「へっ?・・・そ、そう?そんなに似合ってる?」
泉水の素直な感想に、泉美も顔を隠して照れてしまう。
「い、いや!そうじゃなくて!似合ってるのは間違いないんだけど・・・」
言い訳をしようとしてしどろもどろになってしまう泉水。
「ニャア・・・ニャア?
(瑞希、なんだか面白いことになってるよ。見ないの?)」
ルーンに話を振られた瑞希だが、羊羹セットを手にしたまま感動の表情で未だ固まっていた。
誕生日パーティーの会場は、感動で固まった瑞希や、照れて顔を赤くする泉美、口を滑らせてオロオロしている泉水が、どこか幸せそうな空気を醸し出していた。
そんな様子を見て、一郎とアゲハ、大樹と瑞希の母は、3人を微笑ましく見守るのだった。
同時刻
薄暗い部屋の中で、誕生日パーティーの様子を、水晶玉越しに見守る、背の低い影があった。
影の主は、水晶玉に映る3人の様子をじっと見ていた。
感動で固まってしまっている、瑞希とその隣に寄り添うルーン。
リボンを付けた姿を誉められて顔を赤くする泉美。
思いがけない言葉を発してしまい慌てる泉水。
3人を見ながら、彼は遠い記憶を思い出していた。
『ん?ウォールどうしたのぼーっとしちゃって?
ほらほら、今日も仕事始めるよ!』
金髪のロングヘアーをなびかせて、青い瞳でこちらを見つめながら、女性がこちらに手を伸ばしている。
逆光で顔はよく見えないが、ウォールの名を呼んだその女性は、彼の腕を掴んで光の中へ駆けていく。
「フィリア様・・・」
『おーい・・・ウォール、また昼寝かぁ~?
お前はよく寝るなぁ~、いい加減仕事サボってないで行くぞ!』
水色のショートヘアーに、赤い瞳でウォールを呆れた顔で見つめている。
彼女もまたウォールの腕を引っ張り光の中へ引き寄せる。
その顔も、逆光でよく見えない。
「リザさん・・・」
2人の女性の名前を口にしたウォールは、改めて水晶玉を覗く。
そして、そこに映る、瑞希と泉美と泉水を見ながら決意を秘めた声でつぶやく。
「アナタの願いは必ず叶えてみせる・・・
アナタの・・・
【魂の友】として・・・」
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≪人物紹介≫
主人公・ヒロイン
「春野 泉美」その⑥
泉水が剣道大会で惨敗したことに怒っていた泉美、だが本当の理由は、自分が剣道部員として大会に参加して優勝できなかった無念の思いからだった。
そのことを瑞希に指摘され、泉美は初めて自分の怒りの原因を知ったのだった。
その後、自分と泉水と瑞希の3人の合同誕生日パーティーを提案する。
そして、瑞希からおしゃれなボールペンをもらい、
泉水からポニーテールにつけるリボンをもらった。
その後、この2つは泉美のお気に入りとなり、普段使いのボールペンとして、そして、普段からつけている髪飾りとして、瑞希のようにいつもリボンを付けているようになった。
ちなみに誕生日プレゼントとは、手作りチョコレートケーキで、
瑞希には【ずっと親友だよ♡】と書かれたチョコプレートを飾ったケーキを送り、
泉水にはひび割れをチョコソースで修正したケーキを送った。
もう1人の主人公
「春野 泉水」その④
幼い頃は毎年、瑞希といっしょに誕生日パーティーを開いていたが、最近は気恥ずかしさから誕生日パーティーを開いていなかった。
だが、そのことを知った泉美に、とがめられ渋々誕生日パーティーを開くことを承諾し、今後も毎年誕生日パーティーを開くことを約束させられた。
誕生日プレゼントとしては、
瑞希には、高級羊羹の詰め合わせを送り、
泉美には、ポニーテールにつけるリボンを送った。
「皆倉 瑞希」その⑤
泉水が剣道大会で惨敗したことに、怒っていた泉美に、舞とは違う勝負への持論をもっており、舞の考えを否定しながら、泉美が怒っていた本当の理由を言い当てた。
無類の和菓子好きで、今回の誕生日パーティーで泉水にプレゼントされた、高級羊羹のセットに、本気で感動ししばらく固まってしまった。
誕生日パーティーのプレゼントは、
泉美には、ネコの絵が描かれ、絵のシッポがクリップに置き換わった変わったデザインのボールペンを、
泉水には、ガラスでできた万年筆の、青いガラスペンを送った。
春野家のペットの猫
「ルーン」その⑤
なぜか、誕生日パーティーには絶対に家にいる。
ただし、いつも途中でいなくなるらしい。だが、なぜか今回は最後までいた。
イズミたちの父
「春野 一郎」
誕生日プレゼントとして、妻アゲハと息子、大樹と相談して、QUOカードを3人に送った。
イズミたちの母
「春野 アゲハ」その③
誕生日プレゼントとして、夫一郎と息子、大樹と相談して、QUOカードを3人に送った。
イズミたちの弟
「春野 大樹」その④
誕生日プレゼントとして、父一郎と母アゲハと一緒に、QUOカードを3人に送った。
瑞希の母その③
瑞希と一緒に誕生日パーティーに参加した瑞希の母親。
誕生日プレゼントとして、3人に図書カードを送った。
噂の占い師
「ウォール・カイン・ヴァルキュリア」その③
水晶玉を通して、イズミたちの誕生日パーティーを覗いていた。
その理由も、イズミたちに向かって【魂の友】と言った理由も、何も分からない。
ウォールが口にした謎の人物
「フィリア」
ウォールの回想に現れた謎の人物。
金髪のロングヘアーで、青い瞳をしていること以外何も分からない。
ウォールが口にした謎の人物
「リザ」
ウォールの回想に現れた謎の人物。
水色のショートヘアーに、赤い瞳をしていること以外何も分からない。
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≪登場用語説明≫
泉美が竜水からもらったスマホ
分類:スマホ
元の世界のスマホが使えないことで、竜水からもらうことになったスマホ。
こちらの世界での戸籍がない泉美に代わって、竜水がプリペイドスマホを契約し、泉美に渡している。
もちろん、利用料金は竜水持ち。
瑞希の母が病院で処方してもらった抗アレルギー薬
分類:処方箋
誕生日パーティーに参加するために、懸念材料だったネコのルーンに対するアレルギーに備えて病院で処方してもらった抗アレルギー薬。
事前に飲んでおくことで、アレルギ症状をほとんど抑えられる薬。ただし、強い副作用も懸念されるため常備薬としては制限があり、今回は頓服として処方された。
竹水堂
分類:老舗和菓子店
イズミたちの住む県で有名な老舗和菓子店。
高級な和菓子を扱っていることで有名。
魂の友
分類:関係性?
ウォールが水晶玉でイズミたちを見ながら呟いた言葉。
それがどんな意味なのか、今は何も分からない。




