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空母 双龍 東へ  作者: 銀河乞食分隊
燃えるミッドウェー
29/62

双龍の世界 作中に名前が出た船4話まで

諸元ばかりです。

物理的に大丈夫かこれ?

双龍

火龍と雷龍のことである

1万五千トン級空母として企画

鳳翔と龍驤を食い潰し2万トン級の空母として完成

艦橋が火龍は右、雷龍は左となった

煙突も艦橋と同じ側にある

火龍は右、雷龍は左である



 公試状態 公試時

基準排水量 2万1千トン 実際 2万3千トン 満載 2万5千トン

全長 220メートル

水線幅 24.5メートル

喫水 8メートル 

機関出力 15万2千馬力

速力 全速 32ノット

航続距離 18ノット 1万海里

飛行甲板

 長さ 220メートル

 幅  33.5メートル

エレベーター 3基 前部・後部16メートル×14メートル 中央12メートル×12メートル

着艦制動装置 呉式 最大着艦重量4トン

搭載機数 常用70機 補用10機

搭載機用燃料弾薬 全力出撃時 爆弾5回分 魚雷40本 揮発油は20回分(96艦戦・96艦攻・96艦爆を想定)

         全力出撃とは補用機まで含めた全機攻撃過荷で発艦のことである

砲熕兵装

 高角砲 12.7cm連装高角砲 6基 

 機銃  保式13mm(暫定、正式機銃は未だ審議中)

高射装置は高角砲2基1群とし1群宛て1基

高射装置は開発中につき未搭載 艦橋トップのものは現時点でダミー


主要部防御

 垂直防御 最上級巡洋艦に準ずる

 水平防御 50番の高度3千からの水平爆撃に耐え得る 50番は通常

 水雷防御 最上級巡洋艦に準ずる


高角砲は計画より2基減少 重量軽減と重心上昇を抑えるため

水平防御は当初50番では無く25番であったが、強化された

機銃は海軍の高い要求に合致する物が無く、暫定でホチキスの25mmを搭載

搭載機数は、艦戦の大型化によって今後減少する

搭載揮発油もエンジンの大型化や機体の大型化による燃料タンクの大容量化により全力出撃5回分ほどに減少 

開戦後は揮発油残量を気にしながら各種作戦に従事

竣工当時、龍襄を超える違法建築と言われた。あれほど復元性は悪くない。


 鳳翔 (最終時)

公試状態

基準排水量 8500トン 実際 8900トン 満載 9300トン

全長 180メートル

水線幅 18メートル

喫水 5.5メートル

 

機関出力 3万馬力

速力 全速 23ノット

航続距離 16ノット 5千海里

飛行甲板

 長さ 170メートル

 幅 20メートル

エレベーター 2基 13メートル×12メートル

制動装置 呉式 最大着艦重量2.5トン

搭載機数 15機

搭載機用燃料弾薬 爆弾3回 燃料 ドラム缶の数による 艦内に揮発油タンク無し

        航空魚雷は当時無かった

砲天兵装 保式13mm機銃 4連装8基

     照準は砲側


主要部防御 水平・垂直・水雷とも青葉級に準ずる 

 

艦内に揮発油タンク無しというとんでもない空母だった

着艦拘束装置について

配備当時は縦ワイヤーで摩擦力で速度を落とそうという何を考えているのかと言う装置が搭載されていた。最初の着艦訓練後直ちに廃止 たしかフランス製?


世界最初の始めから空母として設計され最初に就役した船

と言う名を得るためにろくに検討されずに作られた 作者の駄文のように穴だらけの船である

双龍の排水量のため、僚艦の龍驤共々廃艦になる


龍驤 

鳳翔とペアを組み航空戦隊を構成するために造られた鳳翔の改良型である

改良型と言うが、鳳翔があまりにもアレだったため実は完全新設計である。

排水量と予算の制限を受け鳳翔よりは使えるという程度の空母になってしまった。


公試状態 (最終時)

基準排水量 9500トン 実際 10300トン 満載 10800トン

全長 190メートル

水線幅 18.5メートル

喫水 5.7メートル

 

機関出力 6万馬力

速力 全速 28ノット

航続距離 16ノット 8千海里

飛行甲板

 長さ 180メートル

 幅 24メートル

エレベーター 2基 14メートル×12メートル

制動装置 呉式 最大着艦重量2.5トン

搭載機数 25機

搭載機用燃料弾薬 爆弾5回 魚雷12本 燃料10回分

        

砲天兵装

保式13mm機銃 4連装8基 照準は砲側


主要部防御 水平・垂直・水雷とも青葉級に準ずる 


カタログは良いが、完全なトップヘビーであり、最初の公試で大傾斜してしまい右舷側にあった艦橋と起倒式煙突を撤去

飛行甲板先端の下に艦橋という、日本の小型空母でおなじみの配置はこの空母から始まった

煙突は起倒式煙突基部から外側に出して下を向くという日本空母おなじみの煙突はこの空母から始まった

更に12cm単装高角砲4基を撤去

それでもかなりの傾斜をするため緊急時以外の舵一杯は訓練時でも禁止された。軍艦にあるまじき船である


幅広飛行甲板と大型格納庫の採用により船体に対して上部構造物が異様に大きく扶桑級戦艦の艦橋と並ぶ違法建築である


第4艦隊事件では、飛行甲板前端が波浪により押しつぶされ更にめくり上がり艦橋が潰された上に波浪に暴露され艦橋要員に死傷者が出た

原因は波高10メートルを遙かに超える大波であるが、基本的には飛行甲板の強度不足であった

格納庫内では、航空機が破損し機体に残っていた燃料が漏れ引火、火災発生をした

この件でも死傷者が出た

原因はしっかり固縛していたのであるが、機体の強度不足と燃料タンクの設計上の不備さらに格納時燃料は抜いておくはずが、抜かれていなかったため

なお火災の後遺症で格納庫周りにひずみが出てしまい、ひどく使いにくくなったようである


海軍にとっては、空母の運用上いろいろためになった船である

火龍配備後は復元性改善工事や格納庫の修理をする価値も無いと見なされて鳳翔と共に廃艦


軽巡 木曽

5500トン級軽巡洋艦である

各種資料を参考にしてください

作中では概ね準拠しています

史実より早く沈めてしまった

いいのだ違う世界線だから


軽巡 三隈

概ね準拠しているが軍縮条約が日本に余裕があり、8500トンなどと嘘つかずに最初から1万トンと公表されていた

20cm砲には換装されていない

妙高級と高雄級において20cm砲の散布界の広さが問題になり発砲遅延装置など付けるもあまり改善されず船体強度や砲塔周りの強度充足が指摘される

15.5cm砲は優秀砲で、散布界が狭く発射速度も毎分6発以上可能であり運用実績も良好で、1分間に三発程度しか撃てない20cm砲搭載巡洋艦を弾量で圧倒できると言う意見が通ったため

実際この世界線の太平洋戦争前期には、高雄級がブルックリン級に1対1で圧倒されてしまった


空母

赤城 加賀

基本的に準拠

この世界では、双龍配備後に改装に入りケースメートに装備されていた20cm砲を撤去して航空機搭載量の増加と居住性の向上をしている 同時にカタパルトの設置を行った。機関には手を付けていない

新型高射装置と八九式12.7cm連装高角砲改二をセットで搭載しており対空火力は史実より高い

機銃は新型に換装予定であった 

MI作戦時はホチキスの25mm3連装を片舷6基搭載

電探は開戦時二十一号相当を搭載していた。電探の表示はPPIスコープであった

電探の型番であるがこの世界線では、水上見張りが十番台、対空見張りが二十番台、射撃管制が三十番台であった。


軽巡 矢矧

史実とは違うのだよ

軍縮条約の失効を受けて開発された阿賀野級多用途軽巡。

5500トン級の老朽化で新造の必要が出てきたため、最上級の設計では数をそろえるのに大変な事から新設計された。見た目は最上の1番砲塔と4番砲が無く短くしたような見た目である。竣工時期によって水雷兵装の有る無しがある。後期は水雷兵装は無く、対空兵装の大幅な強化がなされている。

公試時

基準排水量 8500トン 満載9200トン

全長 172メートル

船体幅 18.8メートル

喫水 5.8メートル

機関出力 十万五千馬力

速力 全速 33ノット

航続距離 18ノット 1万海里 


主砲 15.5cm3連装 3基

高角砲 八十九式12.7cm連装高角砲改二 4基

機銃 25mm3連装12基(後に新型に換装)

魚雷発射管 3連装4基(予備魚雷無し)

電探 二十一号1基

航空機搭載 水上機2機


防御力

最上級に準拠


戦艦 霧島

史実に準拠

高角砲を八十九式連装高角砲改二6基

高射装置と高角砲増設の代償重量として副砲6門撤去

MI作戦時

電探

十二号 2基

二十一号1基


十二号は史実二十二号相当

次は本編です


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