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聖女派遣いたします  作者: ゆうゆう


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でしゃばりな侍女

陛下は結婚して間もないのに側妃、側妃と言ってくる周りにうんざりしていたし、自分の妻はマリーエル1人だと怒ってもいた。

彼は正妃であるマリーエル様の為にと考えていたけれど、側妃不要と宣言する事で、自分達の欲が満たされなくなった者たちの怒りがマリーエル様に向く事までは考えが至ってなかった。


普段の陛下なら、自分が発信した事による影響の2歩3歩先まで想像する筈なのに、マリーエル様の事となると理性を失うのよね。


まあ元々賢い陛下は私の一言で直ぐに考えを改めてくれたけど。


でも、これだけは譲れないと『マリーエル以上の存在はいない』と声高に叫んでいたのよね。


そして最初は放って置いた水面下での側妃候補の争いも一つ一つ潰して行った筈なんだけど。


なんでここへ来てまた妙な動きをする者が出て来たのかよね。


「マリーエル様の周りは古株の侍女や騎士達だけにまかせれば?」

ドーリスがサリーに提案します。


「私も最初はそのつもりでした。

しかし西の離宮の侍女班長代理を努めていたロジェと数人の侍女が王妃宮で働く希望を出して来たので…」


なるほどロジェと言う侍女は知っている。

王太后様の所で何度か見かけた。


ロジェはよく言えば出世欲があり積極的。悪くいえば自信過剰のでしゃばり。

要は侍女長であるサリーにも物怖じせず意見して来たって事だ。


「ロジェって?」

ドーリスが言う。


「ドーリスも知ってる筈だよ。

あの時はまだ、ただの侍女だったけどね。

ほら、王太后のところへこっそり遊びに行った時」


「あー、あのでしゃばり」

ドーリスは顔をしかめた。


私達の話を聞いて王太后様が会いたいとマリーエル様に伝言された事があった。


そこで私達は王太后様にサプライズで会いに行く計画を立てた。


まぁサプライズって言うほど大したものじゃなくて、マリーエル様の侍女の振りをして付いて行って、一緒に話をするって事だったのです。


その時私達はロジェに会っていた。



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