間章 輪廻の輪の近所のバーにて
お久しぶりですピロリ菌でありんす。
今回短いんでありんす。
注意なのでありんす。
ゴキブリとして死んだあと、俺は輪廻付近のバーで、飲んだくれていた。
小さなコップの中にはなにやら不気味な青紫色の液体が入っている。
マスターによると、これが一番キクということだ。
一口飲んでみるともう凄いのなんの。
のどを通った瞬間グワッと頭にきてかなりふらついた。
表示を見ると目を見張るアルコール度数がでかでかと書かれていた。
アルコール度数98%と書いてあった。
残り2%は何だ?水か?
そんなバケモノを飲んでいると、もう見慣れてしまった天使さんが走りよってきた。
「おーい、探しましたよぉ!」
「どうもどうも、天子さん、俺はゴキブリに転生してきましたよ」
「あー……ゴキブリですか……」
「ゴキブリですよ」
そんなこんなで俺は彼にすべてのことを話した。
「…………そんなことがあったんですよ」
「そうなんですかぁ、それでですねぇ?」
あれ?俺の話スルーされた?
「悟りを開く方法がもうひとつあったんですよぉ」
「え!?何ですかそれ?」
「ポイントです」
「はい?ポイント?」
「はい、ポイントですよぉ」
その後の話を要約すると、こうだ。
悟りを開くのは、キーワード意外にもうひとつ、『ポイントを貯める』という方法があるという。
ポイントを貯める方法はひとつ。
転生しまくればいいのだ。
一回でたまる転生ポイント(いま命名)は、一回10ポイント。
悟りをひらくには、50ポイントが必要らしい。
ん?ちょっと待てよ?
「俺って今まで何回転生しましたか?」
「3回ですよぉ」
と、いうことは?
後二回転生すれば悟りが開ける、ということになる。
そう思うと俄然やる気が出てきた。
おれは勢いよく立ち上がると、
「天使さん!俺、もう少しがんばってみます!!」
「ハァイ、その息ですよぉ」
その言葉を聞くや否や俺は外に飛び出した。
そして輪廻の輪までBダッシュした。
だけど……、
体力が持たないではないか!
息も絶え絶えに俺はエスカレーターにへたり込んだ。
そんな俺のひ弱な体力を嘲笑うかのごとくエスカレーターは輪廻の輪までボルトも失神するような速度で突き進む。
それを現在進行形で体験しながら俺は言った。
「絵?ちょ、ちょっと待って、速い速い!待てって、待てって言ってんだろうが――――――――――――!!」
それが俺の、最後の言葉になった。
いや、申し訳ない。
あまりのショックでキャラを見失いました。
だが私は負けない!何度でも立ち上がるんだぁぁぁぁ!!!
と、いうわけでもう一回新作書いています。
皆さん、申し訳程度に待っていてくださいね!!
でわぁ!




