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【12万PV感謝】神の翼 ~黄金の翼の女神~ 転生したら男の子だった!   作者: 和(のどか)
第二章 傲慢と反逆の堕天使

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55.侵入者

 13人の侵入者が焦り出すのを見てエルズワースが、侵入した13人と礼拝堂にいる人間に完全に支配する「インペリオ」(服従の呪文)をかけた。


 礼拝堂の中にいる人間たちは、悩みが消え、高揚した気分でエルズワースの完全なコントロール下に置かれた。

 そして、洗脳して精神を支配し命令に従わせるようにした。


 だが、ルシアの真実の鐘の効力により、侵入したエルミナたち13人は、呪いの呪文は効かなかった


「なぜ効かない!?」


 エルズワースは、その中にフィリアとリディアがいるのを見た。


 あの二人は、光の属性を持つ魔法使い、神聖の力により俺の呪いを防御しているのか・・・それにしても滅多にいない光属性が13人もいるわけがない、それに防御魔法を使っているそぶりはなかった。


 何故だっ!?


 エルズワースが痺れを切らし、屋敷にいる魔族全員に13人の侵入者を生け捕りにするよう命令をだした。


 エルズワースにとって、フィリアとルディアは、絶対に手に入れたい駒である。


 魔族が大勢、礼拝堂に入って来た。

 それを見てエルミナが不思議そうな顔をしていた。


 その魔族の中に何処かで見たことがある顔があった。


「あれっ!?あの魔族、夢に似てる・・・」


 よくみると、やはり夢とフレイアだった。


「夢〜〜!?それにフレイア〜!?なぜ魔族と一緒にいるの?」


「この親切な魔族さんが案内してくれたんだ!」


 その言葉に魔族がキョトンとした。


「お前、魔族じゃないのか?」


「僕は神だ」


「神〜〜!!」


 その魔族が夢から速攻で離れた。


「エルミナ、敵が多過ぎて誰を殺していいかわからないよ、指示してくれ」


「あそこにいるエルズワースと魔族を殺ってほしいの!」


「案内してくれた魔族さんを殺すのは気が重いよ」


「その魔族は、私が殺る!魔族は、人間を食うんだ!」


 その言葉に夢の怒りが一気に湧き上がった。


「魔族さん人間を食べた事あるの?」


「たまにしか食わないよ」


 夢が剣を降った。

 景色に亀裂が入りその魔族の首が宙をまった。

 近くにいた魔族も引き裂いた。


「夢、この中に精神支配されている人間がいるから、それ使うと危ないから気をつけて使って」


「考えながら戦うと集中力が欠けるよ」


「じゃあ、あのエルズワースを殺って!魔族は、私達が何とかするから」


 エルミナがエルズワースを指さした。


 話が終わるとすぐにに夢が消えた。

 だが、消えたのではないあまりにも速く消えたように見えただけである。


 次の瞬間エルズワースは口から血を吐いた。

 くっ・・なんだこの速さは?


 夢は、エルズワースの目の前に立っていた。

 そして、剣で腹を刺していた。


 エルズワースがルリアに自分を助けるように命令をした。


 ルリアが夢に「インペリオ」(服従の呪文)をかけたが効かず、闇属性の呪いや精神に異常をきたす魔術も効かなかった。

 ルリアの魔力量では夢に呪いは効かない。


「子供と遊んであげたいけど、後でね」


 エルズワースは、血を吐きながら夢の神のオーラを見た。


「欲しい、その力!」


「おじさん、もうすぐ死ぬんだよ」


 そう言って呪いを込めてエルズワースを刺した。


 神が使う神聖の呪いは、悪魔の力を奪った元人間には効き目が強すぎた。


「僕の友達に呪いをかけようとしたんだ呪いの苦しみを味わって死になよ」


 エルズワースは今までに感じたことがない苦しみと激痛を感じ悲鳴を上げた。


 ギャァァァーーーーーーーっ!!

 あまりの激痛に目が飛び出し大きく口を開け涎を垂らしていたが、笑っていた。


 素晴らしい!このち・か・ら・・・そう言いながら死んだ。


 カーミラは、それを気づかれないように見ていたが、その場を逃げ出して、堕天使に報告に向かった。


「君ほ、店長のリディアに似てるね、妹なの?」


「妹のルリア!」


「そう、お姉ちゃんの所に帰ろうね」


 ルリアと手を繋いでリディアの所に行こうと思いみんなの方を見た。


 みんな必死に戦っていた。

 フィリアとリディアは、精神支配をされてる知り合いを神聖魔法の浄化を使い呪いを解こうと必死だった。


 浄化が終わるまで魔法使いたちの半分は魔族と戦い、もう半分は、精神支配をされてる人たちを傷つけないように防御中心で戦っていた。

 それを見ていたフレイアが魔族を斬っていった。


 フレイアの動きは速い、奏とキュレアから小さいときから剣術を叩き込まれている。

 ここにいる魔族なら本気を出せば瞬殺できるが、人間を間違えて斬らないように考えながら戦っていた。


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