女の子のような男の子
夢の髪は金色で瞳は青、仕草も女の子のように見えるときがあった。
見た目は幼少の頃のアントリュウスにそっくりな男の子だった。
イダスとアシュレは夢の姿を見ると可愛く思えて懐かしみながら接していた。
幼いときは女の子の衣服を着たり髪飾りやリボンを付ける事もあった(アントリュウスとアルテミスに無理やりであったが)。
成長して少しづつ男の子だと意識し始めるが、10才の頃に気づく、僕おっぱいが大きくなってる!
お母様に相談した。
アルテミスは、大喜びをした。
「お祖父様の血を濃く引き継いでいるのね」
お祖父様である創造の神パネースは原初の神である。
おっぱいとち◯ち◯の両方を持っていた。
夢はサラシを巻いておっぱいがわからないようにした。
どうしょう・・・これ以上大きくなったら困る・・・タヌキンナさんに変身魔法を教わろう・・・
ダッダダダダダダダダダァーーーー
「夢〜〜〜〜〜〜っ!一緒にお風呂に入ろう!!聞いたよアルテミスから」
アントリュウス(かか様)が夢を抱き上げてお風呂に連れて行った。
「待ってください!僕は一人で入りますーー!」
アントリュウスに捕まっては、逃げられない。
「夢、成長したのね!何処かに遊びに行こうよ!」
「学校がありますからあまり遠出はできません」
アントリュウスは夢が5才の頃遊びに行こうと連れ出して半年帰って来なかった事があった。
そのとき危険な所にも行った。
怖くてあまり覚えていないが夢が危険になっときアントリュウスが激怒し、危険な幻獣を殺していった。
そのときのアントリュウスの目は戦いに酔った目をしていた。
幼い夢の目からも芸術性を感じたが、それよりも恐怖のほうが大きかった。
「かか様、僕はおっぱいが大きくなってショックを受けてるんです」
「そうよね、ファンタジーよね」
「・・・違います!ファンタジーじゃありません!男の僕におっぱいがあったらおかしいでしょ」
「おかしく無いわよ、夢におっぱいがあったら益々可愛いよ!」
「そう思うのはかか様とお母様だけです」
「私は女よ転生してゼウスに勝つために女の体を捨てて男の体になったから夢が羨ましいな」
夢はいけない事を言ってしまったと言葉を止めた。
「夢、気にしてるならち◯ち◯切っちゃおうか」
「ち◯ち◯は切らないでください、気にしてるのはおっぱいの方です」
「おっぱい切り落としたら大きな跡が残りそうね」
「それも切らないでください、お祖父様と同じ体になれたのです今はショックが大きいけどそのうち慣れると思います」
原初の神である創造の神の遺伝に今は驚いているだけ・・・だよ・・・きっと・・・
「かか様は立派です!でも僕は予期せぬ事態になって・・・すみません・・・もう寝ます」
これ以上話すとかか様が気にしてることも言ってしまいそうな気がしたので言葉を止めた。
「夢!一緒に寝よ!」
「僕はもう子供ではありません」
アントリュウスが夢を担いで寝室に連れて行った。
黄金の翼の神殿は天界で最も大きく、お風呂に行くにも寝室に行くにも1キロメートルほどの距離がある。
だが、アントリュウスが担げば一瞬で行ける。
夢は観念した。
剣術の稽古はイダスに教わっていたが、イダスがしばらく黄金の国から離れることになり、夢は剣術の稽古がなくなり喜んでいたが、奏が神殿にやって来た。
イダスから頼まれたと言い、夢の剣術を見る事になった。
「夢は剣術はあまり好きじゃあないでしょ?」
「なぜわかるんですか?」
奏が、夢の素振りをじ〜〜〜っと見た。
「そこまでやる気が無い素振りをしてたら誰だってわかるわよ」
「僕は、剣術よりも芸術の神になりたいんだ!」
「アントリュウスそっくりね」
「えっ!?かか様にそっくり!?」
「あらっ!知らないの?アントリュウスは殺戮の神と言われてるけど芸術の神か豊穣の神になりたかったのよ」
かか様が!?
「でも、かか様が殺戮に酔った所を見た事があるんですけど・・・」
「もともと芸術が好きなのよ、戦いの中に芸術性が見えたときや豊穣により芸術性を感じたときが楽しいの」
「わかる!かか様が喜びそうな事が!」
「夢は、アントリュウスに似てるからね、私も夢の事が何となくわかるわよ」
「じゃあ、あまり好きじゃない剣術の稽古はしなくてもいいの?」
「ダメよ、最低限の基本だけは叩き込むわよ」
「あまり芸術性を感じないんですけど・・・」
「気にしなくていいわ、毎日これをやれば体が自然に動くようになるわ」
「それも困るんですけど」
「アントリュウスに全部似てるわけではないわね」
「かか様みたいにフルーツパフェはたくさん食べませんよ」
「見た目は似てるけど夢は夢ね!」
奏が打ち込むと夢はとっさに交わしたり、奏に見透かされて調教されてるかのように剣術の練習をさせられた。
奏はしっかり基本を叩き込んでいた。
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