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【14万PV感謝】神の翼 ~黄金の翼の女神~ 転生したら男の子だった!   作者: 和(のどか)
第九章 最終決戦

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344.ニンキの策略

 アントリュウスの本当の力はゼウスにしか引き出せない


「窮地に追い込まれた貴女は別物よ!」


 もう覚醒したんだからもう私の力は必要ないわね!


「ゼウス、聞いてるんだろ!」


「何っ?」


「お前は、私とアントリュウスの魂の繋がりの会話でさえ聞く事がでることはわかっていた!私はお前を手の平の上で泳がせてたんだよ!」


「まさか、アントリュウスから離れたのもアントリュウスを窮地に追い込ませ死の淵を見せるためだったのか!?」


「そうよ、核爆弾はカッサンドラが予言していた」


「何だと、カッサンドラが、そこまで協力していたのか?」


「爆発は時間を巻き戻し爆発前の状態に戻す事も計算してたわ!私はいつだってアントリュウスの所に戻ってこれた」


 ゼウスはニンキにまんまと乗せられていたことに怒りがこみ上げた。


「お前は、前世の力を持たないアントリュウスには絶対に負けない自信がある!私がいなくなれば警戒しないでアントリュウスを殺しにかかる!私の仕事はアントリュウスを死の淵を越えないように見守る事だった」


「この戦いの流れをお前は最初から知っていたのか?」


「そうよ、私がいなくなればお前は安心してアントリュウスに襲いかかるからね!死の淵を見たアントリュウスは覚醒してお前にかけられた呪いも解ける!」


「アントリュウスにはそんな事を知ってる素振りはなかったぞ!アントリュウスの心を読んだが・・・知らなかったのか!?」


「アントリュウスが知らないほうがお前を騙しやすいから私の独断でやった!結界の中の時間を操作したのも、お前はそんな時間の操作もたいして影響がない事もわかっていた!私が、いなくなったこの結界でお前が笑った事も私は知っていた」


 これか?魔法使いの神がアントリュウスに勝利をもたらすといった予言は?


 だが予言どおりにはさせない!


「どうかしら?お前はアントリュウスに最高の死の淵を見せてしまった」


「何っ!お前、私の心が読めるのか!?」


「覚醒したアントリュウスの神の力を使えば私の研究した魔法のほとんど実現できる!」


 だが雷霆を使った皇帝のツァーリ・ボンバは別物だったわね!

 アントリュウスから離れなければ地球は死滅する。


 雷霆に仕込ませるとは予想外よ、これは銀河系もかなり汚染されるわよ、止めないと宇宙のバランスもおかしくなるわね


 アントリュウスはお前との戦いに芸術性を感じて楽しむ。


「私は核爆弾を止めに戻るわ!ゼウスより貴女の力が上よ!」


 ニンキが抜けてもアントリュウスの翼の輝きを増したままだった。


 ゼウスの呪いが解け完全に前世の力を取り戻した。


「ゼウス、お前に恐怖を味あわせてやる!」


 原爆の処理をすることよりも優先はアントリュウスの本当の力を開放することだった。


 選択としてもう一つの作戦も考えていた。


 ゼウスの呪いを解けばアントリュウスの前世の力を蘇る


 前世のアントリュウスの力を使えばこの世界の時間をループさせ核兵器が爆発する前に逆上ることさえできる。


 だが、ゼウスも蘇りもう一度倒すつもりでだったが、その作戦は必要はなくなった。


 この作戦は最後の手段として考えていたが不安があった。

 過去にこれだけの影響をうけたものをループさせた事がない、何か副作用や魔法が確実に発動するか自信がなかった。


 これは最終手段だったが必要なくなった。


 アントリュウスがこのままゼウスを倒す!


 この全ての核爆弾は、魔法使いや科学者の神を使って私が処理するわ!


「思いっきり楽しんでいいわよ!勇気と希望を持ってね」


 アントリュウスの翼が前世の翼に蘇った。


「私の翼!!」


 アントリュウスが微笑んだ。

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