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コロナ感染


これは、あり得たかも知れないーつの話


コロナウィルスによる著名人の死 かつてのタバコによるもの 肺炎の悪化 感染の恐怖 それに彼は晒された


喫煙者である彼はコロナウィルスの感染を恐れた ニュースから流れる情報に躍らされた 遅馬の情報に


恐怖とストレスに晒された彼は 一人の人物をはけ口にする されど、それが彼の過ちだったのだ


悪意は彼を蝕む 望まない結末へと滑り堕とさせる 彼が何よりも忌避していた結末へと


便器に付着していたコロナウィルス 彼が乗る自転車 翌日は雨 そこに悪意は入り込む


自転車に塗られていたコロナウィルス 雨による増殖 気付かずに乗る彼 抗えぬタバコの欲求 打ち負かされる彼


コロナウィルスが付着していた手でタバコを吸い 体内に取り込んでしまう そして感染してしまう


咳き込む彼 何故なのか分からない 巻き散らかされるコロナウィルス クラスターとなるのは数日を経た時


多くが感染 職場は咳だらけ どうしてこうなったのか 悪意によるもの 油断を突かれて


彼は病院へ行き、検査を受け、膝から崩れ落ちる 自分が何よりも忌避していた未来が訪れたことに


コロナウィルス感染という結果 受け入れがたい事実 脳裏に過る著名人の死 連なる恐怖が彼を襲う


固まる彼にさらなる残酷が告げられる タバコはもう吸えないことに 彼の楽しみが無くなりゆく


恐れる死と生還による後遺症 どちらにしても彼にとっては最悪の結末 されどまだ終わらない


コロナクラスターの発表によるニュース報道 それによる職場への痛手 招いてしまったのは彼


喫煙者たちの悪化 招かれる混乱 悪意の波は一点に集中する 彼に向けて


求められる辞職 その先は用意されていた 一人の人物の前の職場 そこに向かうことになる


生活すべてが変わりゆく 掛かっている病院も何もかも 集約されてしまう 逆らえることはできない


その後、彼はどうなったのか、知る者はだれもいないーー

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