連への罰
『母さん!?』
母さんは顔を重点的に殴られていて、顔はパンパンに腫れていた。
母さんのそばに行こうとするが手が縛られている上にスーツを着た男たちに抑えられてしまった。
僕は当主を睨んだ。なんたって母さんを苦しめたんだ。許せるはずがない。
でも当主はまた僕の顔を見て顔を真っ赤にして怒った。
『なんだ!?その目は!?儂らに文句があるのか!?忌み子の分際で!!』
『忌み子ってなんだよ!!僕は普通の人間だ!!お前らこそなんだよ!?』
すると当主は驚いたような顔をしてそしてすぐに意地悪そうな顔に変わった。
『そうかそうか、知らんだけか、、、憐れだな〜。自分がどれだけ汚らわしい存在かを知らんとは。』
『は?』
そして当主は僕にさっき話した昔話をした。
その話を聞いたとき、僕は信じられなかったよ。
いや、信じたくなかった。
だって僕と同じような子が1歳ぐらいで殺されていったんだ。
僕の中にもそんなことできる奴らと同じ血が流れてるって思うだけで気持ち悪かったよ。
そして当主は
『お前の母親にも相当な罰が必要だな、、、。海に落とすか、、、それとも、、、』
そんなことを言い出した。
『ふざけんなよ!!お前らの勝手な都合で母さんを苦しめるんじゃない!!母さんにひどいことしてみろ!僕が絶対にお前らを呪って、呪って、呪いつくしてタダでは済まさないからな!!』
すると当主はニヤリと笑った
『それなら、こんなのはどうだ?
儂らはお前を殺したい、お前は母さんを守りたい、交換条件といこうじゃないか』
そういうと当主は押さえつけられている僕を踏みつけて言ったんだ。
『お前が逃げずに大人しく私達がする殺し方を受け入れるなら母さんだけは助けてやってもいい』
『信じられるかよ!?今まさに母さんを殴ったじゃないか!?』
『じゃあ、家族仲良く死ぬか?儂はどっちでもいいぞ?お前を苦しめるほど我が家に安寧と繁栄が約束されるのだからな?』
僕には選択肢なんてなかったんだ。
母さんを助けたいなら、少なくとも僕が犠牲にならないといけない。母さんとの約束がよぎる。
『生きることだけ考えて』
でも僕は、、、
『分かった。その条件を受け入れよう』
母さんは僕の宝だ。
それを失ったらそれこそ、僕は死んでしまうから。




