表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
16/17

Wagnis

ドサッ


もう、だめだ。


「先に、行ってください」


「……分かった」


地図に印した集落や休息場所は行き尽くした。


通訳の仕事も、終わりだ。


腹が減ったな。


水が飲みたい。


そうだ。


若きウェルテルの悩み。


⸻お嬢さん。



カサカサ!


⸻運が悪かったな。


最後にお嬢さんの顔が見られただけでも幸運か。


敵兵が2人。


銃を持っている。


手に触れた。

これは、手榴弾。

自分でも忘れていた。


私は何者なのか。


どう生きるべきなのか。


ウェルテルにとってそれは深刻な問題であった。


自決。


悠久の大義。


死ぬことは分かっていた。


では、なぜ死ぬのか。


……分からなかった。




カシャ!

カシャ!

敵兵が銃の安全装置を抜いた。


いよいよ最後か。



散々運任せ出来たのだ。



「I… surrender. I wish… to be taken… prisoner.」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ