第4章 「努力+応援=??」
今回は多少笑いが入っていて、突然の展開に驚くかもしれませんが楽しく見ていただけると嬉しいです。
第4章 努力+応援=???
教室に急いで入る2人。
そこには意外な光景が広がっていた。
「はーーい。みーんなーー!! good morning!! 今日も1日頑張ろうZE! イエイイエイイエイイエイイエイイエイイエーーーーーーィ」
明らかにいつもと伸二だった。よく見るとクラスのみんなだけでなく廊下を通る学年全員に挨拶してる。
「おう!麻耶ちゃんに彩ちゃん、それに由真ちゃんまで。みんな~おっはよ~。今日の授業もダルイけどがんばろーな!ヘイヘイヘイヘイヘーイ」
高々に声を出しながら伸二は教室を飛び出してしまった。
「し、伸二くん。どうしたんだ急に?暑さでおかしくなった?それとも何かの夢?」
「わからない。これ夢かもしれない。だってあんな伸二くん。みたことある??」
「そりゃないよ。あれ本当に伸二くんだよね」
クラスのみんなが驚いている。中には恐怖のあまり怯える人もいた。
朝のHRが始まった。
「えー今日は外部の方がたくさん。こられるけん、変なことせんよーに。ええな」
相変わらずの関西弁が少しきつい。
しかしそんな状況の中
「先生!その変なことするなってフリですか??それともガチでですか?」
いつもは静かな伸二が質問するのは初めてだった。
「ああ?本当に決まってるだろ。フリとは何だよ。フリとは??」
「ん?だからフリだよ。実際はしてはいけないことをするように仕向けることだよ。押すなよ押すなよ的な。そんなことも知らないの?せんせーさん」
まさかのタメ口。いつもは真面目な伸二がタメ口になるとはみんな予想していなかった。
「つーか学校生活で静かにするってマジでカオスなんですけど」
(いや、そう思ってるのはアンタだけだよ、ア・ン・タ・だ・け)
クラス一同心の中でツッコミを入れた。
「おい伸二、お前どうしたんだ?何か変わったな。」
あまりの変わりようにクラスの男子が聞いてきた。
「いやあ、俺な心を入れ替えたんだ」
まさか麻耶に近付くために自分を変えたことなんてとても言えなかった。
「とにかく俺はずっとこんな感じでいくから!よろしくな。よっしょ行くぞーーーー
ウェーイウェイーウェイー ハッピーハッピーウェイウェイウェイ」
相変わらずテンションアップの高い伸二。
しかし彩たちはある疑問が浮かんだ。彩は女子を集めてこう聞いた。
「最近、伸二くんどうしたんだろうね。テンション上がって急に明るくなったよね」
そう聞いた瞬間麻耶はふと思い出した。
「もしかして、この前私が言ったこと・・・」
「おーい、みんな今日カラオケ行こうぜ~」
「ごめん。俺今日無理」
「あー俺も無理。ごめんな」
多くの友達から断られる伸二。その時
「伸二君。私ならいいよ」
声のした方を見るとそこには麻耶がいた。
「麻耶さん・・・」
「うん。私ならいいよ!それと私、伸二くんに話したいことがあるから・・・」
「お、おう分かった。じゃあ4時に駅前のカラオケに来てね」
「はーい。楽しみに待ってる。じゃあ、またね」
(カラオケか~久しぶりだな~)
楽しみな気持ちを麻耶からの話したいこととは何か?が非常に気になる伸二。
「いったい、何を話したいのかな??」
「それでは2時間までですね、ごゆっくりお楽しみください」
店員からマイクを渡されて2階の部屋に入る2人。
伸二にとって久しぶりのカラオケだった。
1曲目から盛り上がれる曲を歌い、気がついたらあと1時間になっていた。
「ねえ、伸二くん。ちょっといいかな?話があるんだけど」
突然麻耶からの言葉に伸二は固まった。
「ん?麻耶どうしたの?」
「この前伸二くんから告白されたけど、そのことについてね。私、明るい人がタイプって言ったよね?そうしたら伸二くん急に明るく、面白くなったよね?私伸二くんの心に惹かれていって・・・」
伸二はドキッとした。
「だから、私・・・伸二くんと付き合いたいんだ」
伸二にとってまさかの言葉、あまりの突然の言葉に何も言えなかった伸二であった。
(続く)




