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子供魔法団  作者: saru
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5/9

5話 ギルド

ついに!91PV来ました!

後少しで念願の100PVです!

皆さん見てくださりありがとうございます!

「あの~もう一度良いですか?」

「あ、はい……子供魔法団に入りませんか?」

私は困惑して他の子供魔法団のメンバーの方をチラチラと見た。みんなは「?」って感じの反応をしている。

「ちょっと団長。珍しいからってさすがに……」

「い、いや、考えてみろよソウシ。回復役がいれば、もしかしたらいけるかもじゃん」

「まぁー団長ーのー言いたいーこともーわかるなー」

子供魔法団の会話を聞いていても、何がなんだかわからなかった。だが、後ろにいるソウマにやっと気付くことはできた。

(やっぱり話に混ざっていないな……)

私はソウマのことをジッと観察した。私が見てることに気付いたソウマは、わざと目をそらしたように見えた。


(じゃなくて、子供魔法団に入るかでしょ……いや、考えるまでもなくバツでしょ)

私の考えも固まり、聞かれた問いの答えを返すことにした。

「あのー……決まりました」

私は、子供魔法団の話に割り込む感じでそう言った。マコト達3人、そしてソウマの視線も私に集まった。

「え~と、入りませ…」

口は開いたまま閉じようとはしなかった。いや、閉じれなかった。

「え?入らないの」

マコトはキョトンとしていた。私は確かに入りませんと言おうとした。だが、子供魔法団に隠された色々な謎。黙々と歩くだけじゃなく、色んなことを考えていた一本道の事。そんなことが頭をよぎった。そして何より、マコトが真剣に誘ってくれた事、私を必要としてくれる事が嬉しかった。

「……少しだけ考えても良いですか?」

「うん…。まぁ……良いよ」

マコトは一度だけ頷いてからは、口を開こうとしてくれなかった。

「………」

「………」

「まぁ、僕達の事を知ってもらうためにも、一旦一緒にギルドに行こうー!」

「賛ー成ー」

そんな感じで私は子供魔法団と一緒にギルドへ向かうことにした。

「てか、ミオさんは何歳なの?」

(さっきの気まずい空気とか、関係無しに話しかけてくれた。やっぱりソウシさんは良い人なんだ……)

「え~と、私は12歳です」

「あ!同い年だ」

ソウシは子供魔法団のメンバーに接するみたいな、いつも通りの反応をしてくれた。それが仲間と思われたみたいで嬉しかった。

「くっソウシ……さすがだ…」

マコトは呟く。

「コミュー障はー団長ーだけーだなー」

「これは認めるしか……いや、さっき俺ミオに話しかけたから違う!」

「そんなにー焦るーなよー」


そんなこんなで、北第一町に再び到着した。

私はギルドらしきものを探したが、見た感じどこにもない。

(え~と……こういうのは団長に聞けばいいのかな?)

先頭にいる、団長の方へ駆け足で向かった。それに気付いたマコトは、「あ、俺?」みたいな感じの反応をしていたが、気にせず団長に声をかけた。

「あのー…ギルドってどこにあるんですか?」

「あ、えーと……町の真ん中かな」

マコトは私の目を見ずに、どこか違うところを見ていた。

(まぁ着いたらわかるか)

私は気にせず、子供魔法団と一緒にギルドへ向かった。くねくねと、色んな道を通った。帰り道、一人では迷子になるかもしれないと思えるぐらいだった。そして、私達は無事ギルドへと到着した。

「これがギルド……」

ギルドは茶色の建物で、見た感じ3階までありそうだ。そして横も、中々の大きさだった。横は家3軒分ぐらいの大きさで、中も広そうだ。


「じゃあ、行くかー」

マコトはドアを開けた。そこに広がっていた景色は、机と椅子があり、10m程先にはカウンターがあり、そこにはカウンター嬢が立っていた。一つ言えるのは、どこを見ても冒険者だらけと言うことだ。

「まぁ、カウンターに行くぞ」

マコトは勢い良く歩き出す。

「また行くのぉ~」

「まぁー頑張ーるかー」

そんな感じで子供魔法団のメンバーは、カウンターに一直線で向かった。私は、ゆっくりと一歩一歩を踏み出し、頑張って歩いた。

(子供魔法団の人達は先行くし……周りの冒険者の人は少し怖いし……)

私がそんな弱気な事を考えてたら、後ろから背中を少し叩かれた。私は焦って後ろに振り返る。そこには、ソウマが立っていた。ソウマは一回だけ頷き、私の前へ出てくれた。

(これが、ソウマさんのコミュニケーション方法?)

私はそんなことを考えながら、ソウマの後ろを付いていった。カウンターに近づくにつれ、「また来たよw」や「お、あいつらだwこりねぇなw」などの声が聞こえてきた。

(誰かいるの?)

私は周りを見渡したが、あまり目立った人はいなかった。その時マコトの声が聞こえてきた。

「お願いします。私達を冒険者にしてください」

「またお前らか。冒険者は18歳からだ!」

こんな会話だ。

(え?……いや、それはそうなんだけど)

子供魔法団が冒険者じゃないことに少し驚きながらも、年齢制限の怖さ、嘲笑されていること。そして、一瞬で怒鳴られる。そんな子供魔法団のメンバーに少しかわいそうと思ってしまった。

次の投稿は14日の(日)です!

今後もよろしくお願いします!

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