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子供魔法団  作者: saru
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4/7

4話 年齢

ついに4話目!

そして合計70PVいきました!

(1~3話)

「…………」

お母さんが家の中に入り、私達5人だけが庭に残された。唐突過ぎて誰も話を切り出さずにいた。

(え?………気まずすぎるでしょ…)

私は、誰も話そうとしない子供魔法団達の方を向きながらそう感じた。団員全員が少し困惑してる感じで、特に団長なんかはソワソワしていた。

「団長ー指示ーお願いー」

「そ、そうだな。まぁとりあえず、冒険者ギルドにまた行くか」

「またぁ~。ここ最近毎日行ってるじゃん」

「お前ら冒険したくないのか」

「まぁしたいけどぉ~。確かに行くかぁ~」

(ここら辺は団長っぽいな………あれ?冒険者になれるのは18歳からじゃ……もしかして、18歳ごえの大人だった?ん~………)

私はマコトを初めて団長らしいと感じたが、そんなことよりも、年齢のことが気になってなんだかソワソワしてきた。今の私は少し距離をとって、後ろからついて行く感じの状況だ。別に、子供魔法団が嫌いなわけじゃない。なんか気まずいのだ。


「団長ー女の子ーへのー配慮とかーないのかー」

「そう言われてもな……」

「はぁ~。コミュ障の団長だと、副団長が困るんですよ」

ソウシは体の向きを変えて、ミオの方へと歩きだした。その時……

「いや、俺が……」

マコトがそう言った瞬間ソウシは頭の向きをグルッと後ろに回し、少し睨むような鋭い目付きでマコトを見た。

「いや……はい。お願いします」

「よろしい」

そういつもの茶番劇をして、ソウシはミオの方へ向かって歩き続けた。

(何かこっちに来るんだけど……)

見るからにソウシは、「何て言おうかな~」みたいな感じで、悩みながらきてるのが一目でわかった。

(これ私から話しかけた方が良いのかな……)

「え~と確か……氷河さんでしたよね」

私は、恐る恐る聞いてみた。

「氷河 ソウシです。ソウシか、まぁ言いやすいように言ってください」

ソウシはニコニコで優しく言ってくれた。

(何か優しそうな人だな)

私から見た子供魔法団への、印象がほんの少しだけ良くなった。まだ変人だとは思っている。

「え~とぉ…、あなたの名前は?」

「あ、はい。私の名前は愛葉 ミオです」

「ミオさん。少しの間よろしくね」

「はい」

(年齢のこと聞かないと……)

「あの……ソウシさん。ソウシさんは何歳なんですか?」

「え?僕は12歳ですけど……」

突然年齢?みたいな感じな顔をソウシはしていた。そして、私はポカーンとしてるというかそんな感じで戸惑っていた。

(あれ?18歳からだよね?冒険者……私の間違えだっけ?)

ちなみに冒険者とは、魔物を倒して世の中を平和にする人達のことだ。そして、倒した魔物の魔石を回収して世の中の発展に貢献する人でもある。

「………」

「………」

お互い話す話題も切れて、2人とも沈黙している。ただ足音だけが聞こえてくる。

「やっぱあいつもコミュ障だな」

「も?ーついにー認めたーかー」

「違うぞケンタ。違うからな」

「はいーはいーコミュ障ー団長ー」

「くそぉーー!」


そんな感じで私達は気まずいまま、いつの間にか「北第一町」についていた。さっき来た時と同じように、家がずらりと並んでいる。

「じゃあ私はここでぇ……」

「じゃ、じゃあね……」

ソウシは、気まずそうに軽く手をふって見送ってくれた。

(ふぅ~疲れた~)

私は、体の向きをガラッと変えて、一本道に最初の一歩を踏み出した。少し帰りずらいなとも思ったが、気にせずいつも通り黙々と歩き始めた。

(あの人達もういったのかな)

気になって後ろを見た。子供魔法団の面々はもう冒険者ギルドに向かって歩き始めていた。

(どこにあるんだろう。冒険者ギルドって…)

「あっ!」

私は後ろを見ながら歩いていた。余所見していたせいで、目の前にある小さな石に気付かなかった。そして転んでしまった。前から倒れた私は上手く手をついて、大きな怪我はせずにすんだのだが……。

「いったぁ~~」

膝から、真っ赤な血が垂れてきた。そして、手の皮も少し剥けて手もヒリヒリしている。


「大ー丈ー夫ーですーかー」

ケンタは大きな声でそう言いながら小走りで私のもとへ来てくれた。後ろから子供魔法団の人達もついてきた。最初についたケンタが、私の足を見て心配そうな顔をしてくれた。

「団長ー血ー出てるー」

「え?血が?ソウシ、傷薬とかある?」

「いや、持ってないけど……」

後からきた、マコトとソウシも私のために何かしてくれようとしてくれた。

「いや……私自分で治すから大丈夫…」

私はそう子供魔法団に伝えて詠唱を始めた。

「山の神よ、大地の神よ。今私にその力を貸して下さい ヒーリング」

詠唱が言い終わった時、私の手が黄緑色に光だした。その光りを膝に当てると、徐々に傷跡が消えていく。最終的には何事もなかったかのように、元通りになった。

「すげぇー初めて見たな。回復魔法」

マコトは私の膝をジーと見ている。そのうちケンタやソウシもチラチラと私の膝を見ている気がした。その少し後ろから、ソウマも見ようとしていたらしいが、その事には気付かなかった。

「じゃなくて、団長。流石に失礼ですよ。珍しいのは分かりますけど」

(え?回復魔法って珍しいの?)

私の家が町から離れてることもあり、人に魔法を見せたことがなかったのだ。だから、回復魔法が珍しいと言う話も聞いたことはなかった。

「あのー…回復魔法って珍しいんですか?」

「まぁ町に1,2人いるかどうかぐらいだね」

ソウシはそう教えてくれた。そんな会話をしてる後ろで団長がどうやら、考え事をしていた。

(何考えてるんだろう……私のこと?)

そんな悪い予感も的中してしまった。

「え~と……あのー、愛葉ミオさん」

「はい」

「子供魔法団に入りませんか?」

「え?……」

私はそんな言葉が口から漏れた。

2日に1本投稿する予定です!

時間は13時だと思います。

これからも、よろしくお願いします!


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