2話 北第一町
1話目のpv数が30いきました!
楽しんでみてください!
「じゃ、……じゃあ僕達はここら辺で……」
「あ、はい…」
そんな感じで私達はお互い別々の方向に行こうとした。だが、先程の人達はまだそこに立ち止まって、こそこそ何かを話している。
(やっぱり不審者なんじゃ……)
私はあの人達を気にせず、また黙々と歩きだした。後ろは見ずにただ前を見てだ。
「ほらーもうー行っちゃうぞーー」
「知名度上げるとか何とか言ってたじゃん」
「くそーー。何でそんなこと言ったんだ昔の俺ーー!」
もう15m程離れただろう。ここら辺まで来たら、もう私は普通に歩いていた。だが……。
「え~とちょっと待った!」
「はい?」
私はそんな言葉に驚いてしまい、また振り返ってしまった。そこに立っていたのは勿論先程の人達。1番前には、さっき話しかけてくれた人がいた。
「ゴホン。私達の名はぁ~~」
(いきなり何?)
「せーの」
『子供魔法団!』
子供魔法団のメンバーは、「かっこいいようでダサい」そんなキメポーズをした。
「…………はい。そうなんですね」
「団長またミスった」
「逆にー才能ーありそうー」
「黙れ!」
そんな感じでまたあの人達はもめていた。
(次こそは本当に振り返らないでおこう。あの人達は変人だ)
そうやって私は少し駆け足で町へと足を運んだ。
「嫌われちゃったね~」
ソウシはマコトの方に視線を向けた。
「お前が悪いみたいな感じで見るな!取り敢えず行くぞ」
「ここにはー何にもーないってー言ってー」
「………黙れ!ここまで来たし、行くだけ行く」
そうして、私は「北第一町」に着いた。無数に並ぶ家。どこを見ても田んぼなどない。そのぐらいギッシリと家が並んでいる。ここに来るといつもとは違う景色が見れて、やっぱり楽しい。私はキョロキョロしながら、店へと向かった。
「嬢ちゃん危ないよ」
「あ、すみません」
(魔石車かぁ~良いなぁ~乗ってみたいな)
そう、町では魔石車がいっぱい走っているのだ。見た目は地球の車とあまり変わらないが、魔石で動いている。
「まぁ早く用を済まして帰らないとね」
私はパパッとお使いを終わらせてすぐ町を出た。
(ふぅ~疲れたぁ~。買い忘れないよね。あったらまた買いに行かないとだからな…)
家までもう少しと言うところで、家の方からどこか聞いたことある声がしてきた。
「本当ですよ。私達は変なものじゃないです」
「こう言う時の団長は、言葉をスラスラと思いつくよなぁ~」
ソウシは腕を組んで「うんうん」と何度も頷いている。
「今どうでも良いだろ」
私はまさかねとか思いながら、家の目の前まで来た。私のそれは当たってたらしい。そこには「子供魔法団」とか言う変な人達がいた。
「あら、ミオおかえり」
「お母さんただいま」
私とお母さんはそうやって一言会話を交わした。
「あ……あの時の……子?」
黒い服の少年も私に気付いたらしい。
私達はまた目を合わせた。
これからは2日に1本投稿する予定です!
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