1話 黒い服の男達
はじめましてsaruです!
これが、小説家になろう初めての投稿です!
ぜひ最後まで読んでください!
ここは私達が住んでいる地球とは違う。魔物と呼ばれる狂暴な生物が生息していたり、当たり前の様に人々は魔法が使える、そんな世界だ。そう人呼んで——「剣と魔法の世界」だ。
「お母さん、いってきます」
と言い、元気よくドアを開けた。
「ミオ、財布持った?」「持った」
私は少し怒り気味でそう言い張った。
「いってらっしゃい」
お母さんは私のことを見送りはせずに、リビングで休憩している。
(はぁ~休憩してる暇あるなら、買い物行ってよ)
私は今お使いに行っているのだ。確か今日の夜ごはんの材料がないらしく、買ってきてほしいとか。
私の家の周りには田んぼしかない。町から100m程離れている一軒家だからだろう。この家のために出来たのでは?と言いたくなるような、私の家から町へと繋がる一本道を黙々と歩いている。
(何処を見ても田んぼ……面白くないな)
私は足を動かしながら、田んぼを見てそんなことを考えていた。
「もうずっと田んぼだよ……暇ぁ~」
「だけど考えてみろ。こんな町からの一本道、絶対凄いところに繋がっているはずだ」
(何か声が聞こえるな……まぁ気のせいかな。こんな所誰も来ないしね)
この一本道のゴールは私の家。なので、私とお母さん以外はここを通る意味がないのだ。
(あれ?だけど……誰かいる?1,2,3…4人くらい?)
あれから少し歩いたが、大体30mぐらい離れているだろう。だが、確実に人はいる。
(何のためにここに?不審者?いやいや、それはないはず……だけど服装は黒い帽子に、黒い服で黒いズボン………)
私は余計な事を考えずに、前へ前へと前進を続けた。わざと目をそらして、出来るだけ相手のことを見ないようにした。ついにあの全身黒い服の人達とすれ違った。
(何だ、私に興味はないのか……じゃあお母さんが!)
私は振り返った。それに気付いたのか、あの人達も振り返った。
「………」「………」
一瞬の沈黙が続く。
(見るからに子供だな。何なら私と同い年ぐらい?そして、全員男の子か……)
「丁度良いしソウシこの先何あるか聞いてみてくれ」
「いや、団長がコミュ障だからってそれは……」
「俺はコミュ障じゃない!」
「じゃあー団長がー行けよー」
「そうだそうだ」
(何こそこそ話してるの……何かヤバイことしたのかな?……今のうちに逃げよう)
そのまま家に走ろうとした瞬間、黒髪で私よりも少し背が高いぐらいの人が話しかけてきた。
「あのーーすみません。この先……何があるのでしょうか?」
「ププ滅茶照れてるw」
「え?……私の家しかありませんけど……」
「………そうなんですか」
そう言ってその男は、少し照れくさそうに後ろに下がった。
(あれ?不審者じゃなさそう)
(あれ?ただの一軒家しかないの?)
また、少しの沈黙が訪れようとしていた。
子供魔法団を読んでくださり、ありがとうございます。これからも、頑張っていくのでよろしくお願いします。




