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クラスメイト紹介…… その7

「新聞部志望で、出席番号23番の六路ろくろ 百足むかでです。正直自分は真実だけを報道する記者になりたいです…………。俺の家族の一部は誤報で不幸になってるから…………………。」


六路の家族に何があったのだろうか……?


「好きなアイドルはCCC48でしたがあの総選挙の時点から嫌いになり、今は森澄 奈々もりすみ ななきが好きです。」


おぉ、CCC48よりもその時のアニメの方が好きだったのか!!コイツはいいやつそうだ。家族の不幸がすっごい気になるけど!!


「祖父は戦争が終わったことを知らされず殉職してしまいました。正直、もう少し早く伝えられてほしかったです。父はその時の祖父の忘れ形見だそうです。」



………重いな………。


「暗いのはステータスなので、よろしくお願いします………」

六路はそのまま座った。まぁ、普通に考えたらそうなるよな……。まぁ、アニメ好きな奴がいるのは嬉しいが。


後、彼の好きな森澄 奈々希は現在かなり人気のあるアニソン歌手である。声優で出てくることも多いので、アニメを見ていたら確実に知っている歌手だ。まぁ、たまにバラエティで演歌のカラオケ対決にでているらしいけど。



「出席番号24番ってか、ようやくかぁ~。柚子宮の話が長引かなくて良かったぜ………。わんこのご飯の時間がずれそうだったし。あ、名前は羽味わみ 幸司こうじだ。家はペットショップで、売れていない子は俺の家族みたいに懐いてくれています。あ、この黒いのはゴールデンレトリバーのキョンがじゃれついてきた後なんで。」



ちなみに俺は猫派なのだが、色々と事情………というか、世話しきる自信がないので飼うのはやめているという感じだ。



「部活は水泳部だが、中学では助っ人をよくやってたから殆どの種目は出来ると思うぞ。後、好きなアイドルはコロナ。後は二次元だがニャンワン8が好きだ。あのケモミミをひたすらに撫でていたい………。」



ワンニャン8というのは、アイ○ス的なアイドル育成ゲームの『擬人化アイドル育ててみた!?』の中で一番人気のチームだ。基本的にグループによって擬人化している物が違う。動物はもちろん、ケーキやなんかも擬人化させられている。しかし、このゲームはドルファラのように売れていない。


ストーリーがかなり短く、画質は良いがシステムがグダグタなので次回に期待するという感じのゲームのように思う。



羽味が座ると同時に教壇で寝ていた先生が起きあがった。

「よーやく終わったか。途中アニメ界の疫病神の話を延々としている馬鹿がいたがそいつは誰だった?そいつの内申無くしたいんだが?いや、あのグループの話をされるとあの作品の大ファンの私は馬鹿やったやつと疫病神をブチ殺してるな。ホント。」


それを聞いた柚子宮がビクッとしていた。

「そ、そそそそれは、四谷君が言ってました!!」

「嘘ゆーな!!お前が語ってるからそれだけで一時間、ましてや何時間も帰れなくなるところだったじゃねーか!」


「あーあー、二人とも、内申なくなりそうだよ…………ハハハ………」

「夜鷹!!せめてあいつだけに罪かぶさせろよ!!てゆーか俺は冤罪だ!なぁ、お前ら!!」

しかし、自分の自己紹介の時に散々引かれていた四谷の弁護をする者はいなかった。


「あー、わかったわかった。じゃ、四谷、本当のことを言え。はっきり言ってCCC48好きは女側にゲスが多いからな。まぁ、場合によってはそいつの持ってるグッズ全部売ってサークルの資料代の肥やしにでもするからさ。」

「俺はそこまでCCC48について語ってません!!ランク10位のナヤミーが好きなだけで、ファンクラブには入ってません!!逆にこの柚子宮は三時間ほど語ろうとしていました!!」

すると、柚子宮は開き直ったのか、

「なんでCCC48を馬鹿にするんですか!!大体あのクソアニメなんて潰れても良いじゃないですかぁぁぁぁぁぁ!!!!」と叫んだ。

すると柚子宮の眉間を黄色いチョークが襲った。

「よし、気絶したな。ちなみにこれは私が教師になってやりたかったこと第15位、『慈愛か恐怖か?』の主人公、愛退あいしろ 天魔てんまの気絶させるチョーク投げだ。あのアニメをクソアニメと言った罪は重いぞ………。」


先生、目がマジですよ。分かりますけど。



『慈愛か恐怖か?』は腹黒?な新任教師が主人公。態度の悪い生徒に様々な制裁を下す作品だ。ちなみに、気絶させるチョーク投げは第一話、シーンとした、つまらないマンガだなと思った次の瞬間に現れる衝撃的なシーンである。これはメジャーな漫画誌に載っていたので、社会現象的におとなしい生徒が増えていた。全4巻だったと思う。


「さて、私の名前だが………。花竜はなたつ 乱麻らんまだ。乱麻には快刀乱麻の意味がある。私の担当は日本史だが、心得ておけ。私の授業は早いぞ。」


そして、今日の授業は終わった。

柚子宮が先生に引きずられていくのをじっと見ながら、俺はさっさと学校から出て、仕事場へ向かった。

「あ、望月さん、ちょっとお茶してか………」

「未咲~。僕が奢ってあげるからファミレス行こうよぉ。」

未咲が懲りずに話しかけてきたが羅々等が引き留めた。



………彼氏役(仮)ができるまでは羅々等を使ってどうにかしよう……。

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