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第10話「我ラ裏生徒会ナリ 其之壱 護国神像・大和」 アバン

「どうだった?阿保さんとのコラボの盛岡」

「やめんか、その言い回し!」


 相も変わらず、ルミナキャストの視聴者目線。

いつもの調子で、賢界(のりか)はヨシノに問いかける。

普通に友達に会いに行った話だったら。条件を変えて、

おみやげのぬいぐるみや温泉の話、巡りに巡ったショッピングモールの話など、

盛岡に転校した友人との話題なら大漁の宝船。


「今度は雫石とか花巻にも行きたいわね、私も一緒ついて行って……」

「へ、変なことしでかさないでよ」


 賢界が言うように、岩手には観光名所やレジャー施設も数多く。

今回のヨシノの盛岡の回遊とはまた別に、宮沢賢治ゆかりの土地や、

牛や羊と触れ合う場にて、様々楽しめるはずだと提案する。

あかりに対してイーヴィルのような劇薬をぶち込んだその時は、

今度ばかりは直接タキオンレーンをぶちかますぞと脅しつつも。


「いいの!?」


 喜ぶな。このような有様だからヨシノとしても、

破壊光線を浴びる様を想像し目を輝かせている賢界を、

あかりの戦場へ連れて行くのは慎重になると言うものである。

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