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第9話「盛岡旅行!再会と出会い」 アバン

「そういえばさ、ゲッシー以外にスタッフっているの?」


 荷造りを行いながら、タブレットをいじるゲッシーに対して、

質問を投げかけるヨシノ。役者、と言うことであれば、

ムジカントムや蛙の骨董屋など、魔法素粒子界の住民の体で、

既に複数の者たちと出会ってはいる。しかし、例えば照明担当であったり、

撮影担当であったり。そのような存在を、ヨシノは一度も目にした事がない。


「いるよー…ただ普段は目に見えないかも」


 地球外で業務を行なっている編集スタッフ等は別として、

確かにルミナタキオンの勇姿を地球でいうカメラを用いて、

撮影しながら宇宙に届ける担当は存在するのだと言う。

そして、彼らをケアするための福利厚生スタッフもいるのだとか。


「ケアって?」

「んー、マッサージ」


 ボディケアはあくまで一例。スタッフの食事を考えたり、

睡眠の質向上を試みたり。地球という辺境の星で、

いかに効率的に活動すべきかは相応に考慮されているようだ。

そのようなゲッシーの裏話に聞き入りつつも、

ヨシノはしゃくしゃくをカバンに詰める。

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