表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『転生獣医の異世界もふもふ開拓記』〜なぜか精霊たちと最高峰の牧場を作ることになりました〜  作者: eccen.


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
34/50

第4話「協力と共鳴、そして次なる一歩」

ライラの協力によって工房の技術レベルは飛躍的に向上した。中でも、彼女が持ち込んだ“共鳴導線”という素材は、魔力をより効率的に道具に伝える特性を持っており、これを用いた改良で自動収穫機の稼働時間は倍以上に伸びた。


「これが……魔道具の本当の力……」


ハルトは手に取った道具を見つめながら呟いた。


さらに、領都から派遣された研究者が牧場に興味を持ち、正式な視察団が訪れることに。ハルトは少し戸惑いながらも、村の未来のためにも、交流を深めようと決意した。


視察団の中には、かつての領都医療研究所でハルトのことを知っていた人物――元上司のドラン博士もいた。


「まさか君がここでこんな発明をしているとは……驚いたよ、ハルト君」


過去の重圧と失敗に囚われていた彼にとって、これは大きな意味を持つ再会だった。


「僕は、もうあの頃の自分じゃありません。今は、ここで動物たちと、仲間たちと生きていく道を選びました」


その言葉に、ドラン博士はしばし黙ってから、静かに微笑んだ。


「その目を見れば、わかるよ。君はもう、しっかりと未来を見ている」


こうして、魔法と技術、そして人と人との絆が少しずつ形を成していった。


その夜、ハルトは工房の前でランタンの明かりを眺めながら、静かに呟いた。


「道具が、命を支える世界……きっと、叶えられる」


シエルが彼の肩に降り立ち、羽を広げて星空を指差した。


「その夢、ちゃんと届いてるよ。空の上にもね」


ハルトは微笑みながら、温かな風に身をゆだねた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ