表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戻る世界の騙り屋青年  作者: 時白
17/19

終幕

 

 あの女を殺した時になぜ涙を流したのか?

 選ばれし神となった僕にも分からない。

 それを考えるために神となった僕は新たな世界を創った。

 方法は偽姉に教わった。神についても教わった。

 そして創ったのは三日間のループの世界。

 適当に人間達を創造して、その営みを俯瞰する。

 あの女が何を思ってこんな世界を創ったのかを知るために。

 不思議だ。姉とは違う他人の女の事をこれほどまでに思うなんて。

 しかし、いつかは全てを知るときが来るのだろう。

 元の世界で僕を虐げてきた奴を簡単に殺した僕の力に、嫉妬していた奴等のせいで貶められていたのに、今や一つの神の企みを打ち破り、新たな神となった僕ならば。

 全ては僕の思い通りに出来ている。

 まるで、素晴らしい温室にいるみたいな気分だ。

 僕の実力と運の力なのだが。

 考えつつ、僕が創った人間を眺める。

 日常的な生活をしていた。

 一つの学校を見る。

 自分の世界の人間になってあの女と同じ事をしようと思った。

 考えながらでも出来るし僕は天才だから。





 姉の寵愛を失い、本当に一人で生きる事になった一人の青年。姉の後を自然と追いかける事になった青年。この愚かなる青年がこのあとにどのような結末を迎えるのか。語り部だる彼女を失ったこの物語で語る事は出来なかった。いや語るべきではなかった。

しかし、この物語が大きな物語の序章となったことは語らせて貰う。

一つの物語が終わり、また新たな物語が始まる。










すいません。終幕とか書いてますが、少し続きます。

過去編とエピローグです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ