20話 今度こそランクアップ試験
「おはようごさいます」
ギルドに行くとランドさんが居たので挨拶した、昨日も居た夜勤担当なんだろう人も居た、一緒に働いてた人死んだんだから休ませればいいのに、でもまあ冒険者なんてしてたら、人の生き死にもつらいが大丈夫か、職員もきっと同じなんだろう
「おはよう、試験官になれたぞ、さあ行こうか」
「はい、前人未到の1000gは稼ぎますよ、ギルドにある金を根こそぎ奪ってやりますよ合法的に」
ギルド職員に聞こえるように言ってやった
「威勢はいいがそれをやられたらきっと俺生きて帰れないぞ」
ランドはさすがにそれは無理という顔をした、そのままギルドを出て都の門を出てしばらくしてから
「そうですね流石に1000gは言いすぎました、でもスケさんとアンも居ますからね今日は一気に森の奥まで飛ばしますよ、ランドさんはスケさんにおぶさってください、スケさんアン今日は雑魚は無視だ、スケさんガーズリーのゴロゴロいる所まで頼む、俺とアンは付いていくから」
「御意」
「せっかくの服が汚れちゃうわというか敗れちゃうわ」
スケさんは返事をしてアンは服がもったいないと嘆いていた
「アン服買えるだけ今日稼げばアンの好きなだけ買っていいぞ本当に1000g超えたら100gを好きに使っていいぞ」
「それいいわね約束よ、スケ殿張り切るわよ」
「応」
スケさんも楽しそうだ、しかも話ながらこのやり取りが出来るんだから俺も体力ついたもんだ、ランドさんは無言で必死にスケさんにしがみついてた
「スケさんここら辺に居そうなのか?」
スケさんは1時間走ると漸く止まった、ランドさんを下ろして剣を抜いた
「すこし先に30、他にも色々」
「わかった、アン他のもいるらしいから頼む」
「ランドさんは俺たちから離れないでくださいよ、儲けさせてあげますからね」
「わかった、後解体は俺も手伝う、流石に魔物の相手はできないがな」
「助かります、今日だけで魔物100頭は狩ると思いますから」
その会話の間にスケさんが走り出し、アンが追いかけた、俺は少し周りを警戒しながら追いかけその後ろをランドさんがぴったり付いてくる
「ランドさん伏せて」
俺がそう言うとランドさんはちゃんと伏せてくれた、ランドさんも気づいていたんだろう、俺は持っていたスコップを振り向き様頭に一撃を入れた
「ランドさんスケさんが向かった方に走って」
「わかった」
ランドさんは走っていく、俺も後ろを警戒しながら追いかける、すぐ後ろでも動いている気配がする、多分追いかけてくるだろう
スケさんとアンが見える位置まで逃げた時にランドさんが
「このまま逃げてどうするんだ彼奴はこのまま追いかけてくるぞ、ほかの魔物と挟み撃ちになるぞ」
「問題無いですあそこで倒しても解体中に襲われるのでスケさんのいる所まで来たんですから、それにギーズリーは遅いですからね」
そうガーズリーより上の魔物ギーズリー、ガーズリーを狙う者を待ち伏せて狩ったりする、パワーはギーズリーより上の魔物よりも強い、そして襲い、後ろ足がとても短く太い、前足が長く掴まれたら絶対に人間の力では振りほどけない
しかし、ギーズリーはとても打たれ弱いが、魔法には強いその毛皮は魔法には異常に強く打撃にはめっぽう弱い為に、重くなるが打撃に強い革の下に貼りつけたりする、ただ長い腕の攻撃を受けるくらいの覚悟か絶対躱せる自身がない限りは戦ってはいけない相手だ
俺はギーズリーが来る前に気に登り一撃にすべてを掛けるために集中する、とはいえ時間はそんなにない、遅いとはいえすぐ来るからだ
ランドさん目掛けて走ってきている、俺は木から跳躍しスコップの刃を当てるのではなく腹を叩きつけるべく、渾身の力を込めて振り下ろす
目算通りタイミングよくスコップの腹がギーズリーの眉間振り下ろされた
周りにカーンというかバーンというか音が響く、死んでは居ないと思うが完全にノックダウンしたギーズリーを見てランドさんに
「止めはランドさんやります?どうせそのままランドさんが買いたいですし」
「わかった、酒の肴に倒れて動かないギーズリーに止めを差したって笑い話をしてやるさ」
ランドさんは半ば自棄糞だった自分が囮にされて目の前まギーズリーが来たことに恐怖を感じたのかもしれないな、まあ俺もランドさんが囮をしてくれたおかげで助かった、
あの時、俺は何も言わずに木に登ったのにランドさんは何も言わずに俺のやることを理解してくれた、本当にいい人だ、ソロなのが不思議なくらいだ、ランドさんはギーズリーの目から中まで突き刺した、脳にダメージがあったせいたギーズリーの腕がビクンッと動いて木を揺らした
その後ランドさんは解体を始め俺はスケさんとアンを手伝った、アンは氷の刃を飛ばして腹を割いて内蔵をあふれさせて、倒すという何とも表現しづらい状態で倒している金を1000gを気にして腹を割いて毛皮をきれいなままを維持したいようだ
「アンもスケさんもさすがだな」
スケさんは急所を一突きといった感じだ、俺は内蔵をぶちまけながらも襲ってくる奴にスコップで打撃を与えて近づけないようにする、そして敵が居なくなった場所ではランドさんが解体、この作業を大体7時から15時位まで続けた成果は凄まじく、現場は血の湖が出来ていると言っても過言ではない状況だ
「これ以上は無理だ帰ろうぜ」
ランドさんが言う、ランドさんの持ってる解体用のナイフはボロボロになり捨ててある、俺も10本貸したがそれも全部ボロボロだ
スケさんも大量の骨を吸収したからかめっちゃ満足している、アンはなんか艶々している、アンに何があったんだ?
「そうですね、そろそろ帰らないと暗くなりますね」
そう言って俺たちは走り出した森を猛然と何にも見向きもせず、血の匂いをさせてるので下手に立ち止まると獣が寄ってきてしまうからだ
「いや~それにしても狩ったな~」
「そうね、スケ殿だけでガーズリーは40頭狩ってましたね、私もガーズリーだけじゃなく色々狩りましたけどいい金額になると思うわ」
「そうだなスケさんはガーズリーとギーズリーを専門に狩ってたな、他にもなんか居たけど俺は倒しても居ないし解体はランドさんに任せてたからな、あんなに森の奥に行った事なかったしな、初めての相手も多かったな」
本当に色々居た、顔のデカイのから口のデカイの足がデカイのしっぽがデカイのなどなんでも居た、元が何の獣の上位種とかもわからない魔物が多かったギーズリーにしたって顔以外は熊の魔物の上位種だとは思えない体つきだったし
走りきって全員真っ赤というか真っ黒と言うか血まみれのまま街の中に入り、水場で血を洗ってからギルドに向かった、もちろん全員擦り傷程度だ、しかも移動でついた傷がほとんどだった
「いくら位になるか楽しみだな、依頼だけで100gは行きそうだからな、毛皮や肉でそうとう行くぞ」
ランドさんはテンションが高かった、まあランドさんにも金が入るからな相当入れ込んでる
結果は
ガーズリーの討伐依頼3g×67、201g
ギーズリーの毛皮依頼100g×3、300g
ガーズリーの毛皮買取13g×67、871g
これだけで1000gを軽く超えてしまった、依頼の金額もほかの町よりも高く買取もきっと高いのだろうガーズリーの値段はいい感じで助かるが他のは金額自体知らない
アンには100gを渡して、ランドさんは半分渡そうとしたら
「いや半分ももらえねぇよ」
そういうので500g渡した
「俺はこれでももらい過ぎだが、お前らの稼ぎ考えたら俺の縮んだ寿命の代金としてもらっとく、お前と組んで良かったぜもう二度とゴメンだがな、アハハハハ」
金を見て喜びながら生きた心地はしなかったのだろう、ギルドにある椅子に座ってから立てないでいる、ある意味シルバーから更に上に上がれるくらい依頼を終わらせたがギルドからは何も言われなかったしゴールド以上には何か条件があるのかもしれないな
俺は無事に、シルバーカードにランクアップして、俺は数日で都を出ようと考えていた、シルバーカードと言えば一流の証だこれ以上を目指しても柵が増えそうだし、俺は人に恨まれやすいようだし、ランドさんはいい人だがそれ以外の人とはうまくいったことがない
「明日はアン達の買い物だな、もう100g渡しておくから、スケさんのもなにか買ってやってくれ、俺は明日は宿で寝てるから」
俺も流石にやりすぎというくらい借りすぎた依頼を146回分終わらせていたからだ、ガーズリーとギーズリー以外にも魔物は生息していたからな、もう体がガタガタだ、そんなこと考えながら眠りについた
読んでいただきありがとうごさいます
人に馴染めないジェスなので少し話を煮詰めようと思っていますしばらく投稿無いかもしれません
考えがまとまるまで少々お待ちくださいませ




