『私の友達』
※〇〇市の小学校を卒業された方より、卒業文集をご提供いただきました。
※以下は現物をもとに、誤字・脱字のみ編集部にて修正しております。
※実名および個人を特定できる情報は伏せ字としております。
※編集部の判断により、掲載に適さないと判断した一部記述については伏せ字で記載しております。
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『私の友達』
六年二組 〇〇 〇(実名のため伏せ字)
わたしの、いちばんのお友だちは、お話しができません。
でも、毎日うちに遊びにきてくれます。
いつもは、いっしょにお絵かきをして遊びます。
わたしのお友だちは、えんぴつをもつのがへたでした。
だから、わたしが教えてあげました。
今では、わたしよりも上手に絵をかくことができます。
わたしたちは「絵しりとり」をして遊びます。
でも、ときどき何をかいたのかわからないことがあります。
それでも、二人でいっぱい笑います。
わたしのお友だちは、生き物をつかまえるのがとくいです。
この前も、〇〇〇〇〇をつかまえて見せてくれました。
※編集部判断により伏せ字
ちょっとびっくりしたけど、お友だちはうれしそうでした。
朝になると、いつのまにか帰っちゃいます。
少しさみしいけど、夜になるとまた来てくれるので、だいじょうぶです。
お友だちの話をすると、ママとパパは「よかったね」と言ってくれます。
夏休みになったら、もっといっぱい遊べると思います。
夏休みには、お友だちのおうちにも遊びに行く約束をしました。
とても楽しみです。
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編集部注
本作文は、三宅のパソコン内「未整理資料」フォルダより発見されたデータと、編集部へ提供された卒業文集を照合し、内容を確認したものである。
提供者によると、筆者は卒業後まもなく家族とともに県外へ転居しており、現在は連絡が取れていない。
また、当時の担任教諭へ取材を申し込んだところ、
「その作文はよく覚えています。一度だけ保護者の方へ確認した記憶があります」
との証言が得られた。
一方で、確認を行った理由や、その後どのような対応をしたのかについては、
「昔のことで、思い出せません」
との回答であった。
なお、三宅のパソコンには本作文のファイル名とは別に、
「この子は見ている」
というタイトルのメモが残されていた。
本文は空白であり、作成日時は三宅が失踪する二日前となっている。




