↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
召使いと旅に出ることにした  作者: @ナイトホーク
序章 これからのことを決めた
3/34

3 仲間

翌日。昨日買えなかった花を買いに花屋に向かうレオン。町中は、今日も賑やかである。花屋に入ると店主が用意してくれていた。店主の気遣いにお礼を言い店を出る。花束を胸に抱いて、ほのかに香りを漂わせながら大通りを歩いていると、正門から馬車が一台町に入って来た。王族の馬車だ。馬車の後ろには、数人の兵士が護衛のために歩いている。レオンの横を通り過ぎると馬車が止まった。すると、扉が開き中から綺麗なドレスに身に纏った。人物が出てきた。

「レオン。お久しぶりです」

降りてきたのは、このアメドリア王国の姫。マリカ・ル・ベルカーニ。髪が長くクリーム色をしていてサラサラしている。

「いいのか降りてきて」

「少しなら」

マリカもレオンと同じ学園で過ごした仲間である。卒業してから会うのは、初めてだ。

「そうだマリカにも教えないと」

「何?」

「昨日ユリエにも教えたんだけど、俺旅に出ることにしたからしばらく帰ってこない」

ビックリした顔をして寂しそうな表情に変わる。

「そ、そうなんですか。……やっと会えたと思ったらまた会えなくなってしまうのですね」

「そんな顔するな。そのうち帰って来るから」

「わ、私は」

何かを告げようとしたらマリカの後ろから、一人の兵士が耳打ちしている。おそらく時間ですっと言われているんだとレオンが感づき。

「じゃっ、元気で」

そう言って背中を向けて歩き出す。

「待って!」

止められたが振りかえらない。

「いつ行くの?」

「明日の明朝」

再び歩き出すレオンにマリカは、見つめるだけだった。


その日の夜。レオンの部屋に呼ばれたシルヴィとイリス。

「出発は、明日の明朝だ。準備はできているか?」

二人には、昨日それぞれ武器を渡し、今日一日中それを確かめていた。

「レイピアと違って少し重いですが、問題ありません」

「リボルバーの威力は、抜群だよ。弾の準備万全!」

「……そうか」

少しの間沈黙が訪れ。再びレオンが口を開く。

「この旅に何が起きるか分からない。当然戦闘になる可能性がある。死ぬかもしれない。それでも二人は、一緒に行くんだな?」

「はい。必ず私がレオン様をお守りしますし、私も死にません」

「イリスは、マスターを死なせないよ。どんなことがあっても」

「ありがとう二人とも」


翌明朝。少し霧が出ている。レオンは、花束を持って庭の片隅にある二つのお墓に花束を供える。

「父さん、母さん。行ってきます」

父と母にあいさつを終えて二人が出てくるのを待つ。レオンは、腰に剣を携えてマントの上から刀が背負う。

「遅れてすいません」

屋敷からシルヴィが出てきた。青色に統一された服。上は、ビシッとした制服みたいで下は、短パン。腰には、左にレイピアを右に細剣を。

「シルヴィ。似合ってるよ」

「そ、そんな。あんまり見ないでください」

「お待たせ~」

続いて出てきたイリスは、白色で統一された服。肩が露出していて膝より少し短いスカート姿。背中にライフル銃を背負い。リボルバーは、太ももにホルダーを付けて閉まっている。スカートで見えない。

「スカート選んだのか……可愛いな」

「可愛いよね!イリス的にスカートの方が動きやすいもん!」

「よし、行こう」


屋敷を出た三人は、正門に向かう。すると、正門の前で馬車が止まっていて二人がいた。

「いると思ったけど……ユリエ、マリカ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。