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「未だ、荼毘に付せずして...」
遠くの海に浮かぶ君を見ていた
届きそうで届かない。
瓦礫に阻まれているから
寂し気に眠る君を追いかけた
最後に呟いた
どうかあなただけでも行って
無我夢中だった。
走る事しか出来ず、ふとした瞬間に
振り向いた時
あったはずの街は、無くなっていた。
もしも君がまだこの広い世界の中
終わり際でもどこでも良いから
眠ったまま起きずにただ居るなら
夜に浮かぶ星たちに載せて教えてよ...
遠くの空で泳ぐ鳥を見ていた
自由に見せかけた
監獄に囚われているんだ
この街からはもう出られないから
最後に呟いた
お願い君に逢わせてよ
五里霧中なんだ
今でも同じだよ、ふとした瞬間に
思い出したら
癒えたはずの心、深く傷付く。
もしも君がまだこの狭い檻の中
黄昏の時なんでも良いから
眠ったまま起きれずただ居るなら
振り絞った声を辿り見つけに行くよ...
分かってたんだ、あの日から。
君が居なくなった、あの日から。
でも信じたくない、まだ見つかってないから
まだ期待してしまう。まだ見つかってないから
もしも君がまだこの広い世界の中
終わり際でもどこでも良いから
眠ったまま起きずにただ居るなら
夜に浮かぶ星たちに載せて教えてよ
諦めさせる事もしないのなら
まだもう少し夢の中で、続きを見せて....




