3.その子の名は 4 最大の障壁
文章短いのが続きますので
連投気味になります。
区切るか悩んだんですが、もしかしたら、ここが好きや!って気に入ってもらえるかもしれないので、
逆に嫌な人には、飛ばしてもらえます。
といううわけで、こういう風に分けております。
この身体で生まれてから99日が経過し小さな変化が起きた。
最近になってわかったが、今までは首が座っていなかったようだ。しかし今では首を傾けることもひねる事もできる、これで視界の範囲がぐっと広くなり鍛錬の幅も広がる。しかし、ここで最大の障壁が立ちはだかった。『食事』である。
『はぁい、ミルクの時間よ〜?』
目の前に突きつけられたのは、母親という女の胸元。突き出た二つの山と、その先端には……何やら男の冒険心を刺激するものがある。 舐めるな、私には矜持があるのだ。このようなデンジャー極まりない白い液体——首が動く今なら避けることなど造作もない。
しかし、甘い香しさに魅入られて身体の本能が勝手に……!
(ちゅ、ちゅ、ちゅ……)
(!!??)
やはり美味い。ほんのりと濃厚な甘みと、生温かく心地よい熱量が口いっぱいに広がっていく。 上顎に吸口を押し当て、力任せに舌をうねらせて絞り上げるたび、勢いよく溢れ出す粘り気を帯んだ白い液体。それが勢いよく咽頭の奥へとピシャリ、ピシャリと叩きつけられる。 吸えば吸うほど、口内の粘膜全体にぬめりと温もりがまとわりつき、ぞくぞくするような刺激が脳を痺れさせていく。
(あーこれは……骨抜きにされそうだ……っ!)
味覚と触覚を超越したこの食事は、衰弱した細胞のすみずみにまで行き渡っていき、水を得た魚のようになる感覚があった。
(いかん! 私としたことが理性を失うところだった……! だが、この液体は良質な栄養を含んでいる。細胞の再生と肉体強化には不可欠だ!)
必死で吸い付く。ゴクゴクと音を立てて飲む。 しかし、赤ん坊の胃袋はあまりにも欠陥構造だった。勢い余ってキャパシティを超えた瞬間、激しい逆流が——
『ゲッ……げふっ、ぶはっ!?』
『あらあら、吐き戻しちゃった。ゲップ出そうね〜』
背中を優しくポンポンと叩かれながら、私は白目を剥いた。
(あ、だめぐるじぃぃ──クソッ……! こんなところで鍛錬をやめるわけには……!)
『ゲプォ〜』
苦しさから開放され虚しく、心地よい揺れと背中への刺激が、容赦なく私の意識を刈り取りにかかる。 いかん、失神する……! 母親相手に、こんなところで失神させられるわけにはいかないというの、ni…………!
(……スヤぁ……)
だいぶギャグ要素出せたと思うのですが、
マッチしてたら高評価してもらえると励みになりマッスル~
あとだいぶリアルに描いたのはやはり私も人の親とう言ういことですのよ♪




