土方歳三VS宮本武蔵②
激しく切り結ぶ
土方と武蔵
二人の対決をお楽しみ下さい。
『ワシをナマスに刻むだと…』
『ああ…確かに、剣聖宮本武蔵をナマスに刻んでやると言ったぜ!!』
『その言葉を口にした思い上がりを後悔するが良い…』
片手ながら上段より袈裟懸けに切り込んでくる武蔵
その鋭い切っ先の力を反らす様に脇差しを滑らす。
その繰り返しに
『小わっぱ防ぐだけじゃワシには勝てんぞ!!』
『何言ってやがんでぇ!!
このスットコドッコイ』
『ワシを愚弄するのか?』
『オッサン考えても見やがれ!!
左手の止血もせずに切り込んでくるんだ。
時間を稼げばあんたは勝手に自滅するんだ。
何故?危険を犯してまで
あんたに斬り込まなくちゃいけねぇ?』
『それで…お前の武士道は貫けるのか?』
『ヘェ…アンタから武士道とは…
ケツの穴がこそばゆいぜ!
だがな…
俺ら新撰組の者はその武士道とやらに縛られてる。
良いだろう。
アンタにもチャンスをやるよ。
逃げて良いぜ…
逃げてウリエルとか言うやつに泣きついて
手首をくっつけて貰いな!!』
『そこまでワシを愚弄するか!』
武蔵の顔がみるみる赤らむ
かなりの失血のはずだ。
流石に宮本武蔵と言うだけの事はあるが…
『ほれ…アンタ…二刀流だろ?』と
唯一手にしている脇差しを武蔵に投げつけた。』
常識では考えられない行動に、流石の剣聖武蔵もたじろぐ…
たじろいだ隙を突くように土方は前転をしながら
我が愛刀
備前長船の柄を握った。
『ほら、これでアンタの言う武士道は叶っただろ!
遠慮なく斬り込ませて貰うぜぇ!!』
次回もお楽しみに




