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ハーメルンの笛吹き男VS悪魔堂
お楽しみ下さい。
『この間は思わぬ反撃を受けたが今日はお前達の思い通りにはならんぞ』
『そんな事はやってみなければわからないだろう。』
カシンの答えにハーメルンの笛吹男は
『私はお前達には倒せない理由がある。それを見抜けるか?』
『あらっ!それじゃ遠慮なく。』
玉藻の狐火がハーメルンの笛吹男を青い炎で包む
『涼しいなぁ…
たとえ地獄の焔さえも我が身に焦げ跡もつける事など出来ないのだ』
『流石に上級悪魔…
その割には子供を拐うなんて非力な奴だと思っていたら、攻撃が効かないのね。』
『物理的な攻撃が効かないなら搦め手はどうだ。』
『小僧 調子にのるな!!』
校庭に笛の音が響き渡る
徐々にリズムに乗り威力を増して行く
様にみえる。
『主任…カシンヤバくない?』
玉藻の問いかけにカモメは
『心配は要りませんよ
ただカシンは防いでいればいいのです。
同じ精神感応系ならば防御に徹するなら容易いことです。』
『主任…そろそろ…
カラス達が使い魔を排除しますよ。』
屋上でカラス達を操るヤタカラスがカモメに伝える
校庭を埋め尽くしていたネズミ達はほぼ姿を消し
後は大きなげっし類が七ひき残された。
『そろそろ ですかねぇ…』
カモメは静かに微笑んだ
次回もお楽しみに




