校庭にて
今日もお楽しみください。
『ハーメルンの笛吹男…
あなたはバチカンから
一体いくらで以来をうけたのです。』
『おやっ?何の事を言ってるのか?サッパリ見当がつきませんねぇ。』
『とぼけるのは、およしなさい…
あなたと同じ上級悪魔なのですよ。私は…
それなりの情報は掴んでいるのです。』
『やはり…あなたには
このような事は隠しおおせないようですね。』
『では…私が説明しましょう。
あなたは十三世紀から十四世紀にかけてネズミを使いヨーロッパにペストを広め蔓延させました。
あなたはハーメルンの住人にネズミの駆除を金銭で引き受け
見事にネズミを川に誘い出し溺れさせ
見事に駆除を成功させました。
しかし村人達は金の支払いを拒み怒ったあなたは
六月二十六日…
笛を吹きながら町を練り歩きあなたの後ろには百三十にんの子供を引き連れ
洞窟に入りますが
あなたも…子供達もかえっては
来ませんでした。
ですが…今回さらわれた翼君を始め六人は取り返す目処がつきました。
カシンが間に合ったようですね。
私は見物に回るとしますか。と後ろに下がっていった。
カシンは誘い出された、
子供たちの前に立ち
子供達を教室に帰らせた。
子供が教室に入ると
ハーメルンの笛吹男の使い魔である。
ネズミたちが校庭を埋め尽くす。
『カシン…
そのネズミ達はカラスに任せなさい。』
『わかったよ主任!
僕は奴だけに集中するよ。
ハーメルンの笛吹男が笛を取り出し音楽を奏で始めた。
カシンは集中して子供達の耳に届かないように
精神感応をかける。
その時
ネズミ達が不穏な動きを始めた今にもカシンへ飛び掛からんと構えている。
校舎の屋上にヤタカラスがいつもの様に黒いスーツを身に纏い校庭を見渡す事が出来る位置にあらわれた。
ヤタカラスが右手を上げる。
すると…
何処からともなく
空を埋め尽くす程のカラスがあらわれ、空を旋回し始めた。
ヤタカラスが無表情のまま右手を降り下ろした。…
空を埋め尽くす程のカラス達がネズミ目掛けて急降下を始めた。
次々と足で捕まえ中に舞いあがって行く。
カラスになすすべもなく捕らえられ
みるみる居なくなる使い魔のネズミ達
その光景をめにした
カシンは
『さあ…お互い全力でやろうか?ハーメルンの笛吹き男!』
次回もお楽しみに




