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カシンVSマグス

チロの通う学校にマグスが乗り込んで来た!!


悪魔堂カシンはまだ居ない

クラスメイトを護れるか

チロ!

立ちはだかるカシンにマグスは笑いかけた。


『クックック』


『何がおかしい!』


『カモメは口先の悪魔だ。その悪魔の使いなど取るに足らないと思わぬのか?』

『勝たなくても良いらしい。同じ精神感応系の能力ならマグスには大きな弱点があるってさ』


『ほう…ならば試してみるか?』


『持ちこたえてみせるさ』

マグスは笛を取り出し音楽を奏で始めた。


カシンはその音を華子ちゃんに届かないように遮断した。



『ふんその無防備なままのところに我が使い魔のネズミ共に襲わせても耐えられるかな?』


『じゃあ私の出番ね…』


玉藻は金色に輝く三メートルを越える大狐に変身した。


華子ちゃんが…

『玉藻さん綺麗だわ』


玉藻は振り向き華子ちゃんへ…

『安心して見ててこれでも神獣だから…』


と言葉を残しネズミの群れに躍りかかった。


ネスミには狐は天敵である躍りかかった玉藻に蹂躙されて行く



『これは…依頼者の情報と違う。

一旦引き上げて体制を立て直す。

悪魔堂のカシンといったな…

この次は万全の体制で子供達をさらいに行く。

覚悟してろ。』


身を翻してマグスは引き上げて行った。


『凄い!! カシンさんと玉藻さん』


『華子ちゃん…悪いけど少し記憶をいじらせて貰うよ。』





その後カシン達は無事に

相沢由美の待つアパートへ送り届けた。


『玉藻…チロ…僕はここで華子ちゃんの警護をするよ』


『そうね私たちは一旦かえりましょ?』


と悪魔堂へ二人は帰って行った。






やがて運命の六月二十六日を迎えた。


チロの通う学校の校庭に派手な布を繋ぎ合わせた奇妙な男が立っていた。




そして…笛を取り出し音楽を奏で始めた。



チロのクラスの生徒は何かに操られる様に校庭に向かい歩き出した。


チロは

『みんな…表に出ちゃいけない。戻るんだ。』


必死にクラスのみんなを、制止しようとするも、

誰もチロの言葉など耳に入っていない様子だ。



『カシン!!何とかして!!』カシンに助けを求めるも

カシンはその場には居ない。

チロの叫びも虚しく

生徒は何かに誘い出される様に、校庭に出ていく。



『マグス…いや…

ハーメルンの笛吹男!!


カシンが来るまでの間私が相手をしましょう。』


『やっと出てきたか?

口先の悪魔…カモメ』




次回をお楽しみに

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