33.
あの掘削抗には、色んな物があった。
温泉に、石油に、光る鉱石。
「六時の方向!トカゲ型!」
「りょーかい…っ!」
そして、怪物。
そこには沢山の怪物が居た、名前は…何だったかな。
「今日は一段と多いなぁもう…」
そうそう、セト•アニマルだ、セトアニマル。
「………」
…襲われてても、食われかけても何も言わないミチルはちょっと面白かったなぁ。
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掘削抗を探検して、物資を持ち帰って、また探検して…
ハチャメチャで、可笑しくて、楽しかったよ…本当に毎日。
「は〜い、たこ焼き出来たよ〜…」
「やった!ミチル、今日たこ焼きだって!」
「………」
アキちゃんは良くご飯を作ってくれた、ニホン…っていう国のご飯が多かったね。
でもやっぱり、ミチルは何も言わないし笑わなかった、何があったんだろうって思ったよ。
「んま!熱いけど美味しい!」
「えへへ〜よかった!私生まれは関西だからね!舐めてもらっちゃあ困るで!…あ。」
それと、よくアキちゃんは変なイントネーションで喋ってた、方言なのかな。
…色んな事をしたよ、本当に。
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「………」
「ミチル、届かない、あれ取って」
「………」
「違う、これじゃない、あれだって」
でも、ミチルはずっと無言で笑いも泣きもしなかった。
例外はあった、それは正にアキちゃんの存在。
「よっと…はいこれ!も〜ミチル?ウナちゃん困ってるでしょ?」
「………」
アキちゃんが何かする度、少しだけ、少しだけ…笑ってた様に見えた。
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ある日、オグドアドの子達の…親?から依頼が来た。
『新しい坑道を見つけた、探せ』ってね。
最初はヌンと、ナウネトっていうコードネームの子達が行った。
でも、帰ってこなかった。
その後、ヘフとハウヘトの子達が行った。
帰ってこなかった。
その後、ククとカウケトの子達が行った。
帰ってこなかった。
みんな、帰ってこなかった。
最後に、僕とアキちゃん、ミチルの三人で行くことにした。
帰ってこれたと思う?




