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37話 ”襲撃”それは緊急事態である

今私たちは馬車の中にいる。急にモニカが帰ると言い出したのだ。


私はもう少し肉にガッツキたかったが、まあしょうがないか。


私は今馬車の中で多少の酔いに我慢し前回の共和国との戦争の後の始末をしている。


ちなみに殺されたり怪我をしたり被害を受けた住人は約10万人くらい。


しかし今回襲われた街は全て辺境の方の街で経済的な被害は小さかった。そこが救いかな。


なので立て直しが早く出来そうだ。そして私たちはこれから襲われた街に向かっている。


皇帝本人が行幸することでみんなのモチベーションを保つと言うのが今回の目的だ。


そして私たちは辺境の街 ”ベルセデス”私たちは門をくぐる。


それは酷い光景だった。


死体があちこちに散らばり、無気力な顔をした子供達が瓦礫の近くで座っており帝国の騎士団が行方不明者の捜索をしており魔法師団が救護している。


そして私たちの馬車の先頭にいる護衛の中で一番偉い騎士団長が高らかに宣言する。


「皇帝陛下の御成だ!頭を下げよ!」


私は外の様子を見る。疲れている時にこの皇帝の来訪住民は多分不信感を大きく募らせているはずだ。


皇帝が来たことにより逆効果になっている。そして数人の若い男たちが馬車の進路を阻むように道の中央に立つ。


騎士団長が顔を険しくして言う。


「一回だけ言ってやる。そこを退いた方がいいぞ。」


「黙れ!!」


若い男たちが騎士団と交戦状態になる。護衛たちは皆、前の方に行く。


そしてそれを見越した様に私たちの場所の真横から武器を持ち押し寄せる。護衛たちはその事を予測しておらず。


対応は後手に回った。しかし彼ら一人一人がそれなりの実力者である。


皇帝を護衛するほどの部隊と互角に戦っている。敵ではなければ評価しているところだ。そして馬車の扉が開く。


そして私たちは捕まった。一応私たちは抵抗しない。そして若い男たちの一人がモニカの首に剣を近づけこう叫ぶ。


「動くな!皇帝の命は俺たちが握っているぞ!」


「な!」


騎士団長はとても目を見開く。


「状況がわかったら武器を捨てろ!」


リーダーらしき男が言う。そして私たちは縄で締め付けられる。


私は置いといてメイドたちなら容易に脱出できるだろう。そして男たちはモニカと交渉しようとする。


「おい、皇帝さんヨォ、ここにいる全員に1億ナイトよこしな。」


「無論断る。」


モニカは言う。皇帝モードだ。


「もうこの街には多額の支援金を使っている。だから無理だ。」


「うるせぇ!忘れんなよ?お前の命は俺たちが握ってるんだぞ?」


「ほう?妾の命をお前たちが?冗談を言うのもいい加減にせよ!」


モニカは縄の拘束を解く。


「なっ!お前らちゃんと縛れよ!」


「いえ、めっちゃ縛りましたよ!あの拘束を魔力なしで化けも、」


そう言いかけた瞬間そのリーダーの部下らしき男の喉をモニカの剣が貫く。


「ガハ、、、」と弱々声を出して男は倒れる。リーダーは後ずさる。


「な、何なんだよお前!!」


「ただのメイd、いや皇帝さ!」


といいリーダーの心臓に剣を突き刺す。お、恐ろしい。


そして私の後ろから騎士団長と騎士のt喋り声小さなが聞こえる。


「皇帝陛下ってなんであんなに強いんですか?」


「し、知らないがこう言う噂を聞いたことがある。実は本当の皇帝陛下の性格は戦闘狂らしいんだ。」


「え、そうなんですか?あんなに可愛いのに、、、」


おいおい、モニカ見た目はいいかもしれないが結構性格は、敵に対しては残虐だ。


「まあ俺たちも陛下のおかげで助かっているし別にいいんじゃないか?」


「そうですね」


そしてモニカが騎士団を縛り付けている縄をきる。


「あ、ありがとうございます。」


「ふっ、この恩は戦うことで返してもらうぞ」


「はい!」


モニカの今の言葉で護衛の騎士団たちは震えたった。どんどん若者たちを切っていったり生け取りにしていく。


そして戦いは終わった。男たちは街の被害により錯乱していた、と言うことになり恩赦された。


まあ私としてはどっちでもいい。あの人たちが死のうが生きようが。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


彼には金が必要だった。親が死んで残されたのは自分と妹だけ。そしてその妹は病弱だった。


少しでも目を離すと今にでも死んでしまいそうだった。とにかく金が必要だった。


だから皇帝を襲撃する作戦にも参加した。しかし彼はお金のことを考えすぎ大切なものを見失っていた。


そして彼らは作戦を結構した。最初は上手いっていた。上手くいっていた。しかし全て打ち壊された。


そこからは全て失敗した。全部ダメだった。全部、全部、全てが、


理不尽にすべたがひっくり返された。別の机上の策ではなかった。上手くいっていた。


しかしあの一人に。まさか一人に作戦全てがひっくり返されると思わなかった。


それに仲間たちもみんな殺された。別に思い入れがあるわけでもない。ただ次は俺だ。そして俺は気づいた。


もし俺が死んだら妹はどうなる?


しかし彼ははわかっていた。死ぬだけだ。


ただただ苦しんで、一人で、そして兄が犯罪を起こしたのを自分のせいにして。


苦しみながら死ぬ。


ただそれだけだ。

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