28話 ”戦闘狂”それは狂人である
モニカは大男に対して勝利を確信した。その条件はこの戦いが両者そのままの状態が続くならだ。
そして大男も勝利を確信していた。そして大男は赤黒い魔力を解放させる。『魔神化』である。
男の体と魔力が一回り大きくなりモニカは後ずさる。モニカは空中に魔術が書かれている魔法陣を展開し魔法を発動する。
「地の壁」
大男に向かって地面から壁が作られていく。しかし途中でそれは止まった。大男が素手で止めたのだ。
モニカは少し驚きの顔をする。そして剣を抜き大男に斬り掛かる。
しかし剣は大男の皮を少し切っただけで止まった。引こうとしても動かない。
そして大男はもう片方の腕でモニカの腹を殴る。モニカは物理防御を発動させるが貫通させれれた。
そしてモニカが吹き飛ぶ。部屋の窓が割れモニカが窓の外へ吹き飛ぶ。
外を見てみたが護衛の兵士や魔法使いはもうやられた後だった。そしてモニカをメイドたちが受け止める。
そして彼女たちは服を魔法で変える。これはリンが作った物だ。性能はいいと信じたい。
しかしダメージは入っている。
「みんな〜アイツ危険だから逃げな〜」
モニカは皆に注意をする。そして窓を大男を突き破り落下してくる。その落下地点にはモニカがいた。
モニカは逃げる。
『ドーン』と音をたて大男は落ちる。モニカは距離をとりながら戦闘体制をとる。
そして大男は顔だけをモニカに向ける。その瞬間大男は消えた。そしてモニカの目の前に現れる。
そして大男はモニカの顔に蹴りを入れる。モニカは勢いよく吹き飛ぶ。そして着地する。
「私を吹き飛ばすなんてやるね〜」
モニカは口から出る血を拭いながら言う。
「これこれこれ、こう言う戦いを待っていたんだよね〜」
そうモニカは戦闘狂なのだ。彼女は笑いながら大男に攻撃を仕掛ける。
「技巧炎の手」
彼女の手を二回り以上の大きな炎の手のような物ができる。そしてそれを大男に向ける。それを大男は避けない。むしろ受け止めた。
彼女は驚きの顔をする。
「これも掴むの!本当にあなた凄いわね!」
彼女はさらに手に力を入れる。彼女は拳を握り殴る。しかし大男は全てを受け止める。
そして彼女はさらに炎の手を大きくする。そして大男は避けた。そして外れた拳が地面を殴る。
その拳が当たったところは全て蒸発した。その拳の形の通りに。大男はその危険性を本能だけで察知したのだ。
しかしこの技巧には弱点がある。
リーチが長い分懐に入られると弱いのだ。そして男は前に踏み込む。
しかしモニカは魔法の才能もリン並みなのだ。なんと技巧と魔法の併用もできるのだ。
「氷の槍」
魔法が大男に直撃する。しかし大男は進むのをやめない。そしてモニカの顔に大男の拳が直撃する。
そしてモニカは
「アハハハハハ!」
笑う。ただただ子供のように。無邪気に。
そして大男の腹部に刀を刺す。今日初めて大男に強力な一撃を入れた。しかし大男は刺されても痛ぶる素振りなど見せない。
そしてモニカはまた大男と距離をとる。そして大男はモニカの剣を抜いた。
血が出るかと思ったが魔力で止血させている。
モニカは今日初めて顔を歪ませた。
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ネイルとフレアは空間を歩き続けた。そして妖艶な美女の音声が聞こえる。
「それにしてもあなたたち落ち着いてますのね」
「私はメイ様を信じているので。」
「私もメイさんを信じていますよ」
「ではいいことを教えてあげるわ」
「あなたたちのお仲間の皇帝さんだけど今私の仲間に襲われているわ。」
「ですがモニカさんはとても強いですよ」
「しかしそれはあなたたち基準でですわよ?」
「どう言うことですか?」
ネイルがきく。
「私の仲間のオデは組織でも上位の強さなのよ。あら、おしゃべりはこれまでのようね」
そして目の前に妖艶な美女が立っている。ネイルたちは攻撃を仕掛けた。しかし美女は華麗に避ける。
「甘いわ!」
そしてネイルとフレアに一撃ずつ入れる。ネイルとフレは転がる。が転がる途中で二人は立ち上がる。そして両方の方向から魔法を放つ。
しかし美女は滑らかに攻撃を避ける。まるで踊るように。そしてネイルは魔法にクナイを混ぜるがそれも当たらない。
そして二人が剣で攻撃をするがそれさえも当たらない。しかし美女の方からは攻撃されない。
まだ一回しか攻撃をしていない。なぜなら美女は相手に完璧な隙が生まれなければ攻撃はしないのだ。
そして三つ目の赤い魔力が放たれ空間が崩壊した。ネイルとフレアは間に合わなかった。覚醒までに。
そして美女が言う。
「やっと覚醒したのね。あの方の計画通りだわ!」
ネイルは涙を流した。また自分は自分の主が悲しんでいる時に一緒に居れなかった。
また間に合わなかった。
ごめんなさいメイ様。
『聖魔混合』
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なんで私を置いていくの?ダメだよそっちは。あなたがいなくなったらあいつが威張り散らすだけだよ。
ダメだよ私を置いていなかいでよ。そっちはダメだよ。
ダメだってダメだっ、あああああああああ!




