20話 ”出発”それは新たな一歩である
モニカに一緒に行くと言われてから数週間がたちついに明日の明朝にユーダナイト教皇国に出発する事になった。
あれから皇帝直々に行くと言う事になって色々あちらと取り決める事が多くて色々大変だったそうだ。
これが表の仕事のため議会で決めたらし。とにかく明日が少し楽しみである。
しかし私の力?の謎を解くと言う目標も忘れてはならない。
それとあちらで組織の動きがないか諜報部に調べてもらった。もちろん動きは、、、
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私は窓から差し込む光が顔に当たって目を覚ました。
そう今日はユーダナイト教皇国への出発当日なのである。外では昨日から準備が進められている。
みなさんご苦労様です。さてさて私は自分の荷物を確認する。
服もあるし、枕もあるし、メモもあるし、UNIもある。完璧である。
ちなみにUNIとは英雄”ヨル・グランド”の商会が発売しているカードゲームである。これが結構面白い。
私はとてもハマっている。よし。荷物は完璧だ。
あと服装はもちろん皇帝いやモニカの近くにいる時はメイド服で、あと私用の時は普通にラフな服装で過ごそう。これも完璧だ。
私は荷物の確認をしメイド服で体を包む。そして部屋を出てモニカ、ネイルとフレアに合流し王宮を出る。
王宮の外には数十人のメイドたちが待機していた。一応皇帝が外出をすると言う大きな行事なためこのくらいの人数は必要不可欠である。
そしたらモニカが
「爽快、爽快〜」
と気楽そうにいう。
こんなに人数を集めたのが誰のせいだと思っているのやら。
とまあこんな感じで私たちは馬車に乗ることになった。
モニカは顔が見えない様な仮面をつけている。貴族たちが近づこうとするがそれを止めるのが私たちの役目だ。しかし面倒臭い。
これもすべて行くと言い出したモニカのせいと言っても過言ではない。まあ今回くらいはいいか。そして私たちは馬車に乗る。
感想は座り心地が最高だ。このフワッとする感覚。いいね!
私は馬車についてだけはモニカに感謝をした。私たちは今やっと帝都から抜け出した。
移動中には魔物が襲ってくるかもしれないから要注意であるが今回は護衛で騎士200人、魔法使いが200人いるから並の魔物くらいなら大丈夫だろう。
私は帝都の外の道を見て思う。もう少し道を整理した方がいいだろうか?
馬車の乗り心地はいいが道が凸凹しており気分が悪くなってくる。あ、
「オロロロロ」
私は馬車の外で吐いた。同じ馬車に乗っていたネイルがタオルを私に渡す。
「酔ってしまいましたか?」
「う、うん、オロロロロ」
止まらない。ネイルが私の背中をさする。私は思う。
それをやったらもっと吐く勢いが増す気がする。そして私は決意した。
帝都に戻ったら道の整理をしよう。そうしよう。
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彼女、ウェルはメイの部屋を訪れた。
何か美味しいものでもないかと思い来てみたのだがノックをしても部屋から応答がない。
ウェルは勝手に扉を開ける。そしたら中には誰もいなかった。
この時すでにウェルがメイが居そうなところを全て行って最終的にこの部屋に辿り着いたのである。
つまり居ないことはありえない!
彼女はそのくらいの自信を持って探した。それではなぜメイはいないのか?
ウェルはそのことを聞くために今度はフレアも探したがいなかった。そういえば最近フレアとメイが二人でいたのをよく見る。
そしてウェルの頭に最悪の可能性が考えられた。誘拐された!?
彼女は近くにいたメイドに報告をした。
「メイとフレアが攫われた!」
しかしメイドは冷静だった。
「なぜ、そう思われるのですか?」
「部屋にいないんだ。どこにも!」
メイドは丁寧に説明する。
「今朝旅行に行かれました。モニカ様と一緒に。」
「モニカ、、、あいつか。」
「もしかして忘れてたんですか?」
「いやいやいや。でもなんで旅行なんか行くんだ。それならあたしも行きたいんだけど」
「もう遅いですよ。それにただの旅行じゃありませんし。」
「はあ、残念だ。」
そしてトボトボとウェルはそのメイドから離れて行った。
そしてメイドも自分の仕事に戻った。
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出発して二日ぐらい経ったが今のところ魔物に襲われるという被害もなし。
乗り慣れればこの馬車の揺れも悪くない。
私はアイスコーヒーを片手に窓の外の景色を見る。これから森の中に入るらしい。
森には大量の魔物がいて最初危ないから回避することになったのだがモニカが森を通るぞ!
なんて言うから進路が変わってしまった。
モニカ、彼女は戦闘する機会は少ないが根っからの戦闘狂である。
私には戦いのどこが面白いのかは理解できない。戦わなくていいなら別に戦いたくもないしね。
そう私は超平和主義者なのだ。しかし本当に森に入って大丈夫なのだろうか?
少し危険ではないのだろうかと思ってしまう。数回私は魔物を見た事があるがとんでもない化け物たちだった。
しかしメイドたちの相手ではなかったことを見るとこの護衛たちでもなんとかできそうだ。
そして私たちは森の中に入った。




