閑話 ~護の印象、あの部隊は~
ほ、本編と絡まない閑話は存在するのか?
~リヒト教会~
「今頃、マモル君ついたかなぁ。」
「先輩、さぼらずに働いてください。今度は工区の椅子専門店に行って、必要数予約しますよ。」
ボーっとしているネシーナを叱ったのは三つ下の女守護魔法師だった。その言葉だけでは動かなかったので、頭を軽く鞘で突く。悲鳴と共に、非難してくるネシーナを睨みつける。
彼女たちは、護たちが作成したリストを元に必要な家具を揃えている途中だった。
すでに、屋敷内の清掃は、ミアノとその他、『浄化』が得意な三人がしている。そのおかげで塵一つない、綺麗な屋敷になっていた。しかし、建物自体の傷みまでは直せない。
彼女たちがまず取り組んだのはその修繕だった。役に立ったものは二つ。護からの資金と、ペルティの知識だった。彼女のおかげで、貴族御用達の大工を知ることができ、その料金を払うことができたのだ。ちなみに、修繕費だけで、白金貨一枚が無くなった。
「ベッドは即刻で揃えたため問題ありませんが、その他の家具は全くと言っていいほど、集まっておりません。」
「でもさぁ、大分予約できたでしょ。」
ネシーナは涙を流しながら喜んでいた店主を思い出す。あの涙は、大量注文が入り、収入が多くなったという喜びから来ていたものに違いない。大量注文の仕事の多さに泣き出した訳ではないのだ。
実は護たちの屋敷以外、つまり教会用のものも注文に加えていた。現在彼女たちの、拠点である宿舎は昨日から解体工事が始まり、大工たちがせっせと働いている。
周りの関係者からは、「教会特需」という言葉が使われていた。普段、この言葉が使われるのは、遠征前の食料及び武具の商人、職人たちの間だが、今回の一件でそれが、大工や家具店まで広がった形である。
「はぁ。」
「何よ?そのため息は?」
「先輩、マモルさんに告げ口していいですか。彼が戻ってくるまで記録しておくので。」
「それだけはダメ!!彼、実力がついて来て、力強くなってきてるの。頭締め上げられると痛くてしょうがないのよ。」
「あー。そんなことありましたね。でも、顔には喜びが浮かんでいましたよ。正直言って、かなり引きました。聖女様に憧れ、努力する身なのに、男の人に痛めつけられて喜んでいるなんて。もう、先輩を尊敬できなくなりそうです。あっ、これ御褒美になっちゃいますね。」
「ちょっと、初耳なんだけど!私、そんな顔してたっ!?」
「はい。」
驚きの事実にネシーナは頭を抱える。ネシーナにとって、護は弟子であり、揶揄い相手だった。そんな相手に痛めつけられて、喜んでいた?彼女の内心で、これは恋慕ではないことははっきりしている。どちらかというと、弟に向ける感情だ。
問題なのは、彼女の言動が周りに対してどう見えていたかということだ。
「私が話しかけると、一部の子が逃げていくように離れていた理由はもしかしてそれ?」
「そうですね。男にうつつを抜かし、聖女様のような強い女性になる目的を放棄したのかと。先輩を裏切り者として見る子はいます。」
「うわっ。私だってまだまだ強くなりたいよ。ただ、恋愛もしたいだけで…」
「やっぱり、絆されたのですね。私たちに、男を追いかける余裕なんてありません。思い出してください、自身のレベルと年齢を。」
28歳、Lv58。一年に三レベル上がれば上等。四十代になってようやく、百レベルの大番台に乗る。ガンドルフたちのように、四十年以上戦ってもLv100まで到達できない可能性もある。寿命が延びるLv70以上ですら、到達していない彼女たちからすれば、焦る要因だった。
それから、ナヒーリヤやメイアは、特別だと言って過言ではない。彼女たちは毎日のように強者と戦い続けた結果、あの高レベルになっている。
ネシーナは理解していた。彼女たちのような上げ方はできないと。ナヒーリヤの戦いを十年近く見守ってきた彼女には分かっていたのだ。命を削るような戦いに、毎日のように身を投じて、生還できるのが、聖女と呼ばれる存在なのだ。
はっきり言って、ナヒーリヤの行動は常軌を逸している。ほぼ同期であるミアノたちもそれに近い戦闘を繰り返してきた訳だが、それでも、ナヒーリヤほどの戦闘数には届かない。レベルがあそこまで上がりきる前に、命を落とすか心が死ぬ。
「…」
(だから、心配なのよね。リヤ団長に目をかけられたあの弟子が。)
護の成長の速さは団員を驚かせた。たった一か月で見習いに勝てる実力を身に付け、命をかけた行動を平然ととる。自分を含め、多くの先達から教えられた技能を吸収し、魔物を殺すことに躊躇いがない。
特に死にかけることに恐怖を抱くどころか、それを力に変えるところが、ネシーナを不安にさせる。それはナヒーリヤにも無かったことだ。それが彼を強者との戦いへと誘っているような気がする。
護も彼女たちと同じ側なのだ。何かに引き寄せられるように、出会う。その結果はまちまちだ。少なくとも、護にはプラスに働いていると、信じたいネシーナだった。
「あの、聞いています?」
「ごめん。考え事してた。」
「マモルさんにはメイアさんに、セレスティア様がいるのですよ。さらに、エルフの奴隷まで。先輩の相手をする余裕は、彼に無いと思います。」
「そのことを考えてたわけじゃないから。」
「そうですか。」
後輩は疑いの目を向けてくる。ネシーナは軽く首を横に振って否定した。
「教会に行こっか。」
話題を中断するようにネシーナと後輩は、護の屋敷を出て、教会に向かうのであった。
~リヒト教会~
「おっ、ネシーナか。丁度いいところに来てくれた。」
「どうかしたんですか?」
ナヒーリヤと数人が話し込んでいた。その内の一人は大工だ。大工は顔を顰めており、何か問題が起こったことを示していた。
「基礎となる木材が足りなくなったようだ。いつも利用している林よりも遠くに出て行かないとないらしい。それで、数人の護衛を募っている途中だ。」
「どこまで?」
ネシーナの問いに答えたのは、大工。彼は顎に手を当て、目線を上にしながら言う。
「ウルという隣町の林だ。最近は手入れの時に魔物がよく現れて、冒険者がいないと危ない場所になっていると聞いた。手入れや切り出しの量が減ってしまって、若干荒れ始めているらしい。ついでに手入れもしたい。その分、日数が伸びてしまうが、大丈夫か?」
「こちらは問題ない。大工たちにとって、木材は共同資材だろう。入った人間が管理もこなす。確か、それが、大工協同組合の第一信条だったか。」
「よく知ってるな、あんちゃん。」
ゴロンゾ副団長がナヒーリヤの代わりにそう言った。彼女はそんなものがあったのかと、驚いている。
ネシーナに参加するかどうか、話が振られる。彼女は承諾した。
大工二人に、ネシーナ、キールス、アロッゾ、ペルティ、後輩ちゃんの五人が護衛に入る。前衛三人、後衛二人とバランスが取れたパーティだ。
翌日、七人は馬車を二つ借りて、ウルへと出発した。
その道中、後輩ちゃんが、尋ねる。
「マモルさんって、どういう人物何ですか?ネシーナ先輩が揶揄っているのは知っているのですが、それ以外で、見かけることがなくて。実際、彼が人前に立ったの数回だけですし。話したこともないので。」
「そのマモルってやつは、あの『竜殺し』のあんちゃんのことかい?」
大工も話に食いついてきた。今、この馬車に乗っているのは、二人に加え、キールスとペルティだ。
魔物行進戦の時に、キールスは馬車が一緒だったし、ペルティは「あの騒動」の当事者だ。それにも護は関りがあった。
前々からネシーナが揶揄う護について知りたいと思っていたが、彼と直接話すのは勇気がいるし、上手く話せる自信が無かった。二人から護を聞く、丁度いい機会が訪れたことになる。
まずは、キールスから喋りだした。
「俺からすると、骨がある奴だな。後、力に対して、センスがある。気配探知も技も習得までの速度が尋常じゃなかった。どこまで伸びるのか、知りたくなるぜ。」
「力…」
ぼんやりそう呟いた後輩ちゃんをよそに、ペルティが自分の感想を言った。
「私が思うに、びっくり箱がしっくりきますわね。」
「びっくり箱?」
訳が分からず、後輩ちゃんは首を傾げる。ペルティは何かを懐かしむように話し始めた。
「セレスさんや彼と魔法の練習をする時がありましたの。彼の魔法を見たことは?」
「あるには、あるけど…」
「彼は、興味深い形をした動物たちを作って、それを制御してみせますの。『自分が考えたものじゃなくて、別の人が考えたものだ。』と言っておりましたけど、それにしては制御がかなり細かいですの。」
護は度々、某アニメに出てくるモンスターを想像しては動かしていた。嫌というほど、挑戦したゲームからのものもあって、再現するには問題ない。ただし、護のINTとMPからして、実践で使えるような代物ではなかったが。
ペルティや魔導士からは好評もしくは印象的だった。生物の再現は、かなりの想像力がいる。制御訓練で、水の球を浮かべるだけとは難易度が段違いになるものだった。
後輩ちゃんは、守護魔法師の中で、魔法が苦手な方へと入る。どうやって、魔法で作り出した生物を制御できているのかも、理解できない。なので、とりあえず、護は魔法で凄いことをやってのけるという感じで思うことにした。
「上手く言えてる気がするぜ。あいつ、魔法も凄いからな。驚かせてくるっていう意味ではリヤさんを思い浮かぶ。」
キールスもネシーナと同じ人物にたどり着く。ナヒーリヤの聖女までの軌跡を知る者からすれば、似たような結論に達するのは、自然のことだ。
「そうですわね。」
ペルティも相づちを打つ。
後輩ちゃんは、納得がいくような、いかないような、感覚になる。ネシーナもキールスも、ペルティも彼を評価しているように見られる。彼らを惹きつける何かが、護にはある。それが気に入らない。
羨ましい。教会騎士となって、七年が経った。後輩ちゃんはひたすら戦い続け、Lv50を超し、上級守護魔法師になることができた。それでも、中堅の強さしかない。彼のように、レベルは上がらないし、まして、地竜を殺すような力も持たない。どうしたら、圧倒的な格上と戦い、勝てるのか。
顔を暗くしている後輩ちゃんの様子を見て、キールスが釘をさす。
「一応、言っておくが、あいつを手本にしちゃだめだ。」
「地竜を殺した後、メイアさんがいなければ、彼死んでいたそうですわよ。彼は死にかけることで、その力を一時的に手にしているようですの。一歩間違えれば、死が待つ領域。力や魔法に関しては、彼の才能なんでしょうけど、格上との戦いはあくまで、無理をしていますの。」
「竜殺し、すげえな。良く死なないな。」
大工が少し引いた声でそう言った。死ぬことに恐怖は無いのかと、『竜殺し』に畏怖を抱く。
「そこは運がいいとしか言いようがないですわ。回復に長けたセレスさんやメイアさん、それにエリクサーを持った聖女様がいたからでしょうね。」
ペルティは冷静に告げた。彼が無茶をしても、死なないのは偏に周りに死なせない人物がいるからと、ペルティは思っていた。アカシミヤの最大の武器は、技の習得速度の速さではなく、精神力と、彼の運が引き寄せた彼女たちの力だ。
(まぁ、私もアカシミヤ様に引き寄せられた一人かもしれませんわね。)
ペルティは内心で苦笑いする。あの騒動において、護は聖女のおまけ程度しか思っていなかった。
だが、護たちが旅立つまで、何かと彼らとは縁があったと思う。護の屋敷に関与したのも、ただの気まぐれという訳ではない。
「うーん。そうしておきます。死にたくはないです。」
「そうしておけ。また、争いが来そうだが、無理は禁物。はっきり言って、護は冷や冷やさせてくる奴だ。君はなるなよ。」
「迷惑はかけたくないです。」
「だろ。」
話し終わったところで、キールスの『気配察知』に引っ掛かる。まだまだ低いペルティのレベル上げのために、ペルティに積極的に攻撃してもらう戦いが何度か起こるのであった。
結局、木材の確保及び、手入れは無事に終了した。おまけにペルティのレベルが5上がるという、嬉しい出来事もあり、かなりいい結果だ。
戻って来てからずっと考えていた後輩ちゃんはネシーナに一言、
「危ない男に惹かれるのは分かりますけど、真似しないでくださいね。」
という注意をした。当人は、何故そんなことを言われたのか分からないといった感じで頭の上にハテナマークが浮かぶ。
それから、護の噂に尾ひれがつくようになり、ナヒーリヤの耳に入ってしまったことで、ひと騒動が起こったのは別の話だ。
~フォーレスト・ウォール~
「まさか、こんなところで足止めを喰らうことになるとは。」
「イウド辺境伯領に引き返した方が早かったんじゃないですか?」
「黙れ!!新入り!!」
境界の砦へと足を進める一団を率いる隊長が新入りに怒鳴りつける。
彼らは、懲罰部隊としてチュリの確保に、アスタイト王国の王都まで行った。そこから、チュリたちの行先を追いかけ、ついに、フォーレスト・ウォールの城塞都市までたどり着いたのである。
前途多難であった。チュリたちがいくつかの町を無視して進んだせいで、最初に彼らの足跡を見失う。何とか特定して滞在した二つ目の町で、新入りが進行方向に気づいた。その結果、一々町で聞き込みをせずに済み、それなりの速度で進めたのだ。
当然のことながら、新入りの立場は仲間内で上がり、逆に隊長の立場は落ちた。隊長は一つ一つの町をしらみつぶしに調べて行こうとしていた。タイミングが悪いことに、大体の方向性をつかめた二つ目の町で言ったのだ。
王都及びこの町にたどり着くまでの労力は、彼らを疲労させていた。そこに賭けでもいいから、楽できるかもしれない案と、もっと疲労が溜まる案、どちらが採用されるかは自明だった。それを隊長という権限で押し通そうとしたのが、隊員たちの琴線に触れた。
結果、隊長の指示には誰も従わず、行動するようになってしまった。誰も耳を貸さないようになったせいで、隊長は怒りをまき散らすようになる。一度、魔物のせいにして、始末すると本気で隊員たち内で話しあったぐらいだ。
それでも生き残っているのは、いざという時の捨て駒にしてしまえばいいという、新入りの入れ知恵があったからにすぎない。自分たちで始末するという危険を冒す必要はないと彼らに言ったのだ。
「まぁ、まさか、あそこまで足止めされるとは思っていなかったっす。」
「それで、楽しい思いができたと思えば、悪くなかったけどね。」
新入りの言葉に彼女となった女性が小さな声で囁いた。
隊長が怒りをまき散らすようになった理由はもう一つある。それは隊員たちの男女関係だ。
「新入り。徹夜で冒険者ギルド前に陣取っていた時、ずるいぞ。お前らで、男女の宿に泊まって、気持ちいい思いをするなんて。」
「あまり大きな声を出さないでほしいっす。隊長に殺されるっす。」
あれから、新入りの組を含めて、三組のカップルができていた。互いに成熟した身で、肉体関係まで進むのは早かった。
特に、うまく依頼争奪戦に勝った前日の夜だ。上手く陣取れた時に限って、新入りとその彼女、もう一つのカップル、そして、まだである男女二人が宿で休む番だった。
新入りが選んだのは当然、二人で泊まれる宿。防音バッチリで、プライバシー管理がしっかりしている少し高めの店だ。もう二組もその店で休んだ。後は、想像の通りである。
実際、カップルの二組はツヤツヤしていて、まだカップルでない二人には、微妙な距離が空いているがどこか悪くない雰囲気を纏っていた。それを、ばっちり目の下に隈を作って、依頼書を手にしている隊員は目撃した。もちろん、隊長も。
ふっと隊長が新入りの首を締めあげ、殺そうとしたところを慌てて、全員で引きはがす事件に発展までしたのだ。丁度人気の多いところで起こったため、憲兵が呼ばれ、その対処に時間を余計にかけてしまった。
それ以来、険悪な空気が支配し、その状況でも腕をこっそり組もうとする猛者は新入りの彼女くらいである。
「あれ?前がさわがしくないっすか?」
「確かに、爆発音が聞こえる。戦闘でもしているの?」
隊の足の進みが速くなった。顔を引き締め注意しながら進む。目に見えて来たのは、魔物の大群と必死に戦闘する境界の見張りたちだ。
「おい!!逃げろ!!」
「その量はヤバいっすよ!!魔法を打ち込んで時間を稼ぐっす。」
『了解。』
避難を呼びかける声を無視して、新入りは魔法をイメージする。
「『エア・ハンマー』」
風の槌が兵を襲い掛かろうとしていた魔物を押しつぶす。血が大地を赤く染めた。
各々、得意な魔法を放ち、魔物と兵の間に空白地帯を作っていく。そして、兵の下へとたどり着いた。
「助かった。貴殿らの魔法は…」
「いいから、逃げるっすよ。僕たちの魔力も無限じゃないっすから。」
「逃げる訳にはいかない。後ろには町がある。」
「多勢に無勢っす。倒しきる前に死んじゃうっすよ。砦か後ろに下がるっす。」
「しかし…分かった。砦はこちらだ。」
「一旦引け!!」と叫びながら砦を目指す。砦の周りにも魔物はおり、たどり着くまでの障害となっている。
新入りとその彼女は魔法を発動した。
「「『トルネード』」」
「おいおい。使うなら先言え!『エア・ゾーン』」
二つの竜巻が魔物を天高く打ち上げる。後ろにいた仲間が風魔法で吹き飛ばないように、空間を作り守る。砦までの一本道を走り抜けていく。
魔法による事象が終わる頃、全員砦の中へと避難できた。砦の門を破られないように、土魔法で固めた、部隊の一人が言う。
「地獄だぞ、これは。」
砦を囲う壁の上から砦の外を見る。埋め尽くす限りの魔物がいた。この規模はおそらく、魔物行進なのだろう。
イウド辺境伯で起こったばかりだと知っている。連続して起こるなぞ、初めてのことではないか。そして、もう一つ。
「隊長がいないっす。」
新入りが砦に入って間もなく、そう言った。隊員も、周りを見渡して気づく。
いないということが示しているのは死しかない。この魔物の数に飲み込まれ、生き残れるほど、隊長の実力は高くなかった。
『……』
沈黙が支配する。それは悲しみによるものからなのか、それとも別の感情を堪えているからなのか、誰も示す者はいなかった。
A:なんちゃってQ&Aを始めるよ。
Q:はいはい。何というか、普通?ただし、前半に限るって感じで。
A:そうと言える…のだろうな。後半は筆者の悪ふざけもあるからな。
Q:不憫過ぎませんか、隊長。(まともなのに…)
とここまでですかね。上司より新入りの方が優秀という事態はそうそう起こらないはずなんですが、物語としてはよくある展開ですよね。よく見るのは、そう言った話の方が面白いから、と信じたい。
次話から四章『賢者編』(仮)を予定しています。




