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異世界で1人別行動   作者: 狩野 猟
聖女編
26/138

第二章エピローグ

変更が…

~ブルスタイン領・領主の屋敷~


「どういうことなのですか?」


 そう言った疑問の声が次々と上がる。彼らはペルティ・ブルスタインとロイ・プレ・アスタイトの婚姻の催しに来ていた筈なのだ。しかし、実際に来てみると食事や演奏団は用意されていないどころか戦闘の後が至る所に見られる。そして、極めつけに現れたのはペルティだけで、当主やロイは現れなかったのだ。

 さらにペルティが告げた事実で彼らの混乱は深まっていく。


「冗談はよしてくださいよ。当主がロイを連れて逃亡、それに婚姻はしておらず、影武者が貴方の代わりだったなんて。それに、貴方は教会の庇護下に入るとは初耳ですよ。」

「全て事実ですわ。」


 ペルティが間を置かずに即答したことによって、招待された貴族や商人たちの頭の中にようやく事実として入っていく。状況を理解した一人が疑問を問いかける。


「これからブルスタイン家はどうなされるつもりですかな。当主は行方不明、それどころか悪魔を従えている。明確に国に反逆しているとしか言いようがない。確実にブルスタイン家は王から罰則を受ける筈です。それに、当主不在をどう解決するつもりですかな?」

「罰則についてはどうなるか、私にも分かりませんわ。ですが、当主についてはもう呼んでおりますの。」

「おい、ペルティ、連れてきたぞ。」


 そう言ってその場に現れたのは女冒険者。その後ろにはようやく十歳になる男の子とその手を握る妙齢の母親がいた。最後に先代公爵が現れる。


「次期当主には私の弟がつきますわ。弟はまだ幼いため、補佐として先々代の当主と次期当主の母がつきます。罰がどんなものになろうとも、ブルスタイン家は貴族としての責務を全うしますわ。もし、首を差し出せと家族が言われれば、私も首を差し出しましょう。これは教会側とも話し、決めてますわ。」


 さらっと言い出したことに周りは怯む。また、多くの視線に立ち竦んでいたペルティの弟は自分の腿を叩き覚悟を決めると、母親の手を離して、ペルティと同じように台に立つ。


「僕は…、違う、私の名前はイーサン・ブルスタインと申します。犯罪者の父親に代わり、このブルスタイン領を統治することになりました。まだまだ若輩者ですが、貴族としての責務を果たしていきます。」


 声変わりもしてない少年の声が会場に響く。最初こそ詰まったが、凛としたその声に可愛らしさも相まって何人かの女性がノックアウトする。それ以外の反応も悪くないようだ。混乱の極致でまだしっくりきてないだけかもしれない。

 そこからは雑談が始まった。食事もなく、踊りもない。あるとしたら若き新当主たちと親睦を深めるぐらいで、それもしないとなると、知り合いと話し合うかお暇するしかない。数人の屋敷から出ようと挨拶しようとした貴族が歩き出した時、入り口にもう一人の男性が現れる。その男性があまりに上位の人であったため、ナヒーリヤ以外、その場の全員に緊張が走る。

 その男性は、堂々と胸を張り圧倒的な存在感を放っていた。そして開口して本題をすぐ切り出した。


「失礼する。プレ・アスタイト家当主だ。大体のことの顛末は知っている。それについて、我が大公爵家がどうするかについて話に来た。」

「ようこそ、プレ・アスタイト大公爵様。ぜひ、お話をお聞かせください。」


 怯むイーサンの代わりに、先々代公爵となったヤーロンがそう言った。


「今回の件について、私の方からブルスタイン家に罰などを与えるつもりはない。三男ロイについては廃嫡とし、あいつに関する財は全て没収とする。さらに、犯罪者として正式に手配するつもりだ。元からあいつは危ない橋を渡っていた。今回で見過ごせない領域に達し、判断したまでだ。」


 ロイについて何も思っていないことが彼の口調や態度から自然と理解させられる。その彼は周りからの畏怖の視線など感じていないと言わんばかりに単調のまま続ける。


「また、私の方からブルスタイン家の罰則について、死罪を避けるように伝えておこう。前ブルスタイン家当主のしたことは、我ら王族への反逆行為に等しい。しかし、そこにいる新たな当主やヤーロン殿たちが共犯ではなく、止めようとしたのも事実。それに…」


 ヤーロンとイーサンに目を向けて告げる。


「ヤーロン殿の手腕を期待しております。今回の一件での混乱を見事治めてくれるでしょう。むしろ、それができなくては話にならない。その姿で幼き当主を導いて差し上げてください。…あなた方は私の一族(プレ・アスタイト家)とは違うのだから。」


 優雅に一礼すると、大公爵はこの場を去っていった。彼が去っていった後も沈黙が続く。彼の放つ重圧がまだこの場に残っているかのようだった。

 その空気を崩すように動いたのは、彼が来てからも態度を崩さなかったナヒーリヤだ。彼女は大きく背伸びをし、ペルティに話しかける。


「この場はお開きでもいいんじゃないか?あの嵐のような男が去っていったし、発表も終わった。この場に残りたい奴は好きにすればいいが、お暇しようとしている奴もいるみたいだしな。」

「……。そ、そうですわね。イーサン、お開きの言葉は言えるかしら?」

「は、はい。お姉さま。」


 イーサンが周りにその旨を伝える。すると、再起動を果たした貴族、商人たちが次々に別れの挨拶と後に日を改めて話がしたいとだけ伝え、去っていく。誰もが大公爵の重圧に触れ、顔には精神的な疲労が出ていた。早くこの場から去り、休みたいのが本心なのだろう。三十分もかからない内に、皆この場からいなくなってしまった。

 イーサンは疲れで母親に甘え、ヤーロンも年の瀬には勝てないと言わんばかりに侍女に頼んだ椅子に腰を掛ける。しばらくもしない内に警備の役割をこっそりしていた護たちが戻ってきて、主要な顔ぶれが揃う。


「はぁ、やっと終わりましたわ。」

「ペルティ、イーサン、頑張ったわね。…ありがとうございました、ナヒーリヤ様。これからも娘のことをよろしくお願いします。」


 ペルティとイーサンの母親が二人の頭を撫で、ナヒーリヤにはそう言った。ナヒーリヤは頷きを返す。

 また母親の言葉に疑問を抱いた娘が尋ねる。


「お母様、アルさんが聖女様だと、知っておられたのですか?」

「ええ。だって、私がナヒーリヤ様に頼みましたもの。」

「えぇっ!?」


 母親の言葉に驚くペルティ。ずっとブルスタイン領の離れで暮らしていた筈で、いつナヒーリヤに依頼したのか想像がつかなかった。

 あたふたしているペルティにナヒーリヤが事情を説明する。


「俺とスーザンは昔ちょっとした件で知り合ってな、その時に上手い飯を馳走になったんだ。今回は、時空魔法で頼まれて、丁度いいタイミングで護衛依頼を受けた護に便乗した。」

「時空魔法?お母様、そんな高等魔法を使えましたの?」

「そうよ。でも、私だと短い時間双方にお互いの姿と声を届かせるのが精一杯なの。それに、かなりの距離があったし、ナヒーリヤ様のお顔が変わってなくてよかったわ。もし、お姿が変わっていたら繋がらないから、かなり焦ったでしょうね。」

「まぁ、スーザンからの連絡が来ていなくても、俺が首を突っ込んだ可能性は高いがな。」


 ナヒーリヤは護の顔を見る。視線の先の護はナヒーリヤが依頼に加わると言い出した時を思い出した。


「貴族からの護衛依頼なんて、ろくでないこと間違いなしだろ。魔物はともかく、対人の経験が不十分なお前に任せるのは元王直属の侍女がいるとは言え、不確定要素が大きい。それに、お前が首を突っ込むと妹も必ずお前の傍にいたがるのは目に見えている。妹の身に何かあるといけないから、確実について行ったはずだ。」

「…姉さん、なぜか恥ずかしいです。」


 当たり前だろ?と言わんばかりに普通に言うナヒーリヤに、セレスは怒りよりも羞恥を覚えてしまう。

 それを見た、ペルティの母親ことスーザンは微笑んだままだ。


「昔も今も、妹さんを大切にしているのね。あらいけないわ、自己紹介がまだだったわね、妹さん。私はスーザン・ブルスタインよ。よろしくね。」

「セレスティアです。…よろしくお願いします、スーザンさん。」


 いきなりスーザンはセレスを抱きしめる。突然抱きしめられたセレスはなすがままだ。スーザンなりの挨拶なんだろう、ペルティも母親を止めない。しかし、セレスの匂いを嗅ぎ始めたところで止めに入る。


「ご、ごめんなさいね。貴方のいい匂いについ…。貴方の隣のお方が、護さんね。セレスティアちゃんから男性の匂いがほんのりしたわ。……まだ、してないようだけど彼氏よね?。」

「??」

「間違ってなかったみたい。…奥手なのね。初心な男女、いいわぁ。」

(この人、急に何を言い出したんだ。何となく想像はつくけど…。)


 一人勝手に納得しているスーザンにうんざりした目を向ける護。直感でこの人に自分のにおいを嗅がせたら話が面倒になるだろうと察した。確実に関係を追及されるのが目に見えている。正直、顔が引きつってしまうのを堪えている。

 

「お母様、アカシミヤさんが困ることを言ってはいけませんわ。人のにおいを許可なく嗅いで関係を推測する癖は相変わらず直っていませんのね。いつか憲兵に突き出しますわよ。」

「だって、楽しいのよ。夫が浮気しているのか一発で分かるの。もしかして、それが原因なのかしら。」

「それはないと思うがのぅ。スーザンや、イーサンが舟を漕いでおる。寝室は無事じゃからのぅ、休ませてきなさい。」

「分かりました。頑張ったわね、イーサン。ベッドで休みましょう。」


 スーザンが息子を連れて寝室へと向かった。その後ろ姿が通路の奥に消えた後、ヤーロンはやれやれと言わんばかりに首を振る。スーザンの嗅ぎ癖は直してほしいのが本音だった。

 護からも同情の視線を受けているヤーロンはこう言った。


「内の者の醜態を見せてしもうてすまんの。あれは息子に嫁いだ当時から変わらん悪癖じゃ。その分、毒とかには敏感じゃから、一概に悪い訳ではないがの。ただ、先のはしっかり叱っておく。男女の仲を詮索するなど気を害することじゃからな。」

「お母様にはきつく言っておきますわ。」

「いきなり何を言い出すのか驚きました。どうするかはそちらに任せます。」

「そうか。我慢ならなかったら、はっきり言ってやってくれまいか?儂等から言っても軽く流されるからのう。」

(うへぇ。)


 触らぬ神に祟りなし。護はスーザンに近寄らないように注意することを決める。ああいうタイプは被害者が訴えても笑って受け流すタイプだ。そのことを考えると疲れが増した。

 結局、各々休むことに。それぞれ戦闘と催しの対処で心身共に疲れており、ろくな状態ではない。もはや、これからどうするかの議論は明日へと持ち越しになるのだった。


~翌日~


「おはようございます、護様。」

「おはよう。」

「…おはようございます、護さん、メイアさん。」


 護たちは屋敷の侍女に案内された宿で休んでいた。そこはブルスタイン家と懇意にしている宿であり、護のような一夫多妻(予定)、もしくは逆といった客人のために数人で寝られるベッドがいくつかの部屋に装備されている。その一室に案内された後、口づけ(いつもの)を二人とし護は色欲よりも睡眠欲に誘われて眠った。

 朝になり目覚めた護は二人に応えた後、素早く身支度し朝食をとるアルと合流する。幸せオーラを見に纏うセレスを見て、護を呪うアルを宥め、一行は再び屋敷へと入る。

 客間に案内されると、そこにはペルティとヤーロンが待っていた。母子はここには居ない。


「お待ちしておりましたわ。どうぞお座りくださいな。」

「屋敷の修繕と他の貴族や商人の対応、後は民の混乱による治安悪化への対処に忙しくての、儂は少ししかおれん。早速、ペルティの話をするとするかの。」


 朝早くから疲れ気味のヤーロンが言う。もうすでに事の顛末は大衆に知れ渡っており、かなり動揺が走っている。噂話も多く、害意あるものも少なくない。朝からその対処に追われていたのが、顔に出ていた。

 アルは頷いて話の続きを促す。


「ペルティはこのまま教会にじゃ。本人が望んでおることじゃしのぅ。孫が世話になる。強くしごいてやってくだされ。」

「改めてよろしくお願いしますわ。」

「それはもうすでに決まっていたことだ。任せておけ。一つ聞いておきたいのは、ペルティの影武者についてだ。身よりは失っているのだろう、奴隷商に首輪を解除した後、ブルスタイン家で面倒を見るのか?」

「そのつもりですが、何か提案でもございますかの?」

「本人を呼んでほしい。まずはそれからだ。」


 執事が影武者であった少女を連れてくる。彼女はおどおどし、身を縮ませていた。

 アルの鋭い視線に涙目を浮かべる。いつ泣き出してもおかしくなかった。


「年頃の少女といったところか。影武者、俺たちのところに来るつもりはないか?」

「私だけではなく、ルナもですの?」


 ペルティの影武者の本当の名前はルナと言うらしい。

 疑問に思ったペルティがアルに聞き返す。


「そうだ。ブルスタイン家で預かるよりは摩擦は小さいだろ。あのせっかちな大公爵はブルスタイン家への弁明はするだろうが、このルナを庇う理由はないからな。他の貴族が適当にブルスタイン家には管理能力がないとして、ルナを寄こせと言い出してきてもおかしくない。」

「私の容姿に似た者を汚し、満足を得たい輩が出てくるという訳ですか。ロイ並の変態ですわね。」

「そういう奴がいないとは言い切れないということで、俺たちで預かった方がいいという訳だ。手を出させはしねぇし、俺みたいに容姿を変えるアイテムを使えば、周りの目を怯えなくて済む。後は本人の了解だけだ。さぁ、どうする?」

「お、お願いします。」

「決まりだな。」


 ルナが頭を深く下げる。体はまだ震えていた。ペルティが優しく抱き寄せ、背中をさする。

 これでアルたちの要件が終わった。ペルティの荷物の大半は彼女の『アイテムボックス』に入っており、残りもアルが仕舞う。奴隷商のところで、ルナを奴隷から解放もした。これで王都へ戻る準備は完了だ。

 

「元気でね、ペルティ。ナヒーリヤ様も。」


 ペルティはスーザンを抱きしめ、アルは頷く。


「少年、できればペルティとルナの夫になってほしいのぅ。ひ孫を見るまで死ぬ気はないが、できるだけ早く頼むのじゃ。」

「本人に言ってください。俺に言ってもどうにもできませんよ。」

「ヤーロン様、夫に頼んでも無駄ですよ。私とセレスさんでもうすでに両腕は埋まっています。」

「護さんは…私たちのものです。」

「二人では足るまい。両腕が駄目なら両足じゃ。まだまだ、いけるぞ少年。ペルティはあの様子じゃが、ルナはまんざらでも…」

「ペルティ様とアルさん、素敵。二人は唇が重なって…あわわっ、そんな考えを抱いてはいけないのにどうしてでしょう。すごく興奮します…」

「「……」」


 護とヤーロンはルナの一人顔を赤くし妄想している様子を見て、黙ってしまった。ヤーロンがひ孫を見られるかどうかは、かなり雲行きが怪しいと言わざるを得ない。こればかりは護も同情してしまう。

 手を振るスーザンと元気を失くしてしまったヤーロンを背に護たち一行は王都へと帰路につくのであった。



~数日後~


「ここまでだな。お前ら今日の鍛錬は終わりだ。夕食と入浴の時間を忘れるなよ。」

『はい!!』


 ナヒーリヤは目の前で伸びている一人の騎士に水をかけ、目を覚まさせる。同じことを伝えると『アイテムボックス』のレベルが5に到達したペルティと、その隣で同じようにレベル上げに励むルナの元へと歩く。


「聖女様、もうおしまいですの?」

「日が暮れ始めているからな。護たちも、もうそろそろ戻ってくるだろう。根を詰めすぎるのはよくないぞ。しっかり食べて休め。」

「分かりましたわ。ルナ、おしまいにしましょう。」

「はい。ペルティお姉さま。」


 教会に戻って以来、聖騎士と修道女たちにペルティとルナは双子姉妹のように扱われている。目や髪といった色は装飾品の効果で変わってはいるものの、そっくりであるのは変わらなかった。双子姉妹で話を通せるので、ルナの経緯を聞かれないように済んでいる。

 また、ペルティは『アイテムボックス』のレベルが5に到達したことによって職を変えた。神官系下級職、助祭にだ。これは護たちを驚かせた。というのも、彼女はナヒーリヤに憧れており、ナヒーリヤのような女性になることを夢にしていると聞いていた。それで、てっきり聖女になるために戦士系下級である下級戦士を選ぶと思っていたのだ。しかし、実際はそうならなかった。

 ペルティ曰く、


「剣やメイスよりも魔法がしっくりきますわ。別に同じような道を辿らなくても聖女様のようになれますもの。」


 とのこと。本人がそう言っているので、誰も反対することはなかった。

 ナヒーリヤたちが訓練場を出ると、護たちと出会う。護とメイア、セレスは午前、セレス用のマジックバックを受け取りに行き、そのまま魔物討伐の依頼を受けてこなしてきた後だった。


「よく戻った。護、妹に怪我させてないよな?」

「全員無傷。依頼も特に問題なくこなしてきたぞ。」

「順調に強くなっているようで結構。後、俺のことはリヤお義姉さまと呼べ。もう、契りを交わしたのだろう、その微妙に離れた態度が気に食わない。もう、身内同然だからな。」


 ナヒーリヤが言う通り、護とセレスは三日連続で同衾(一緒に眠るだけ)をしている。狭いベッドに護が女性二人に押しつぶされるようにして挟まれた。当然、護は眠れない日々を過ごし、依頼や鍛錬をせずに昼寝をする日があった程だ。

 また、怠けているのをナヒーリヤがお仕置きしに来るのではと、護は思っていたが不思議となかった。その代わり、リヤお義姉さまと呼ぶように要求されていた。


(どや顔で要求してくるところが腹が立つ。絶対言いたくないなぁ。)


 護は頑固としてナヒーリヤをお義姉様とは呼んでいない。正直、姉というよりは鬼と言った方が正しい。

 ナヒーリヤのこめかみが引き攣っている。拳が出てきそうだったので咄嗟に、


「リヤさん。」

「あぁ?」

「だから、リヤさんだ。お義姉様なんて、言えるか。」

「ほう、死にたいのか。良いだろう。ペルティたち先に行け。俺は護に体を以て教えてやる。」

(あ、やっべ。つい本音が混じったことを言ってしまった。)


 リヤに首根っこを掴まれ、護は地獄へと引きずられていく。訓練場から悲鳴が響いていたという。

 その後、夕食が終わる頃、メイアたちは死んだ目で「リヤお義姉さま」と繰り返す護を見るのだった。 

A:久しぶりのなんちゃってQ&Aを始めるぞ!!

Q:何話ぶりですか。もうやらないと思っていましたよ。

A:休むとは言ったがやらないとは言っていない。

Q:そうですか。いつの間にか聖女の名前がネーリンからナヒーリヤに変わっているんですけど?

A:そうだな。ネーリンだとブルスタイン家方々と間違いそうなので変更した。

Q:さらっと、面倒なことやってるなぁ。


と、こんな感じですかね。

 二章もエピローグ到達です。また閑話として二話と登場人物紹介?を入れる予定です。

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