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空降る
あまりにも私の色が汚いから、
勢い良く外に飛び出してみました。
美しい何かを探そうとしたけど
みんなみんな人の作った色ばかりで、
あまりにも汚いから目眩がしてきて、
ついには倒れてしまいまして。
私の好きなあの色が欲しいのに、
それはどうにも難しいようでして。
目の前が揺らめいた時、
ちょうどポツポツ滴が落ちてきました。
見上げると水玉シュワシュワと輝く午後の天気雨。
そこには、
みんなが美しいと褒め称えるものがありました。
でも、あの輝く七色には
私の好きな色は入っておりませんでした。
お天道様はきっとご存知なのです。
だから選ばれた七色のような気がしてきまして。
儚く消える、なんて惨めなものでしょう。
だからこそ、人は綺麗だと言うのだろう、
そう思えてしまってしょうがなくて。
(ああ、でもよかった。
私の好きな色が入っていなくて。)




