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鶏肋
明日一人で働いて、
明日一人を蹴飛ばして、
明日一人を殺そうと考えてて。
かつかつ かつかつ、
せっせか せっせか、
毎朝 毎夜 息をして 安堵して。
いつ首を吊ろうか、
いつ大量に薬を飲もうか、
いつ練炭を燃やそうか考えていて。
どす黒い感情に首を切られる恐怖と、
そんな自分をうっとりと眺める感情に、
いつも支配されていたのだ。
いつの日か、
本当に僕はいらないものなのだと考えたとき、
ふと、周りが見えてしまって。
気付かないでおこうとしていたのに。
視野の外に放り投げていたのに。
むかし自分が馬鹿にしていた阿呆が
幸せそうな家庭を築いていることに気が付いて。
それから毎日毎晩、四六時中、二進も三進もいかなくなり
嫉妬の渦をまきながら、輪を作り首にかける。
それでも僕は。




