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地球内生迷体
空を見上げた僕の瞳が遠くを見つめていた。
ズームアウトして
地球の外へ 空へ 外へ 銀河へ 外へ 暗闇へ。
何もない、意識が暗転した時には、
僕の瞳に戻っていたんだ。
きっと僕の世界は
原理、理論、論理、すべてが理解できないように、
逃げられないように。
また一周して戻ってきてしまって逃げられない。
そんなら、一、二、三、四、五でロケット飛ばして
僕も宇宙飛行士になってしまおう。
地球をおいて、世界をおいて、
薄暗い意識の部屋からさよならして、
旅に出てしまおう。
ブラックホールを探検しても、
ガラクタばかりが増えていくんだろう。
そんなら、君を作ろう。
僕が寂しくないように、声は愛するあの人に似せて。
こんにちは。
僕の矮小なブラックホール初のアンドロイド。
嗚呼、だが未だに。
僕の足は丸い地に依存している。
そんなら、いっそ、
息を止めることも忘れたまま、
考えることも枯渇させたまま、
あの暗闇、宇宙へ旅立つ人のように、
僕は偉大で愚鈍に歩き出す。




