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冬虫夏草
春の憂鬱に耐えられない。
迷わず進むこともできず、
自身の矮小な自己分析の紙を
書きなぐっては、それを嘲笑う秋のようで。
蟲を蝕む。
夏の陰険さには甚だ困る。
死体を隠して訃報と共に腐敗させては、
香りを甦らせ、冬の塹壕の温かさを知る。
根が張り満ちる。
秋の高慢さに身を委ねる。
まるで全てを良しとするような
宇宙を集約しては
爆轟する春の怠惰と強欲。
犇めき嗤う。
冬の淡白さは嫌いだ。
節目とし全てを眺めてみては、振り返る。
弱い私を他人みたいに、
嘲笑うつめたい夏みたいで。
寄生と依存を間違える。




