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空気をふるわせば


深呼吸して悩みを吸い込み、

ため息で吐き出せばすべて消え失せるものだと

勘違いしていました。


様々な人を傷つけてきました。

そして、これからも傷つけていくのだろうと思います。


ごめんなさいと空気を震わせた声は、

風が木々のさざめきと共にさらってしまいました。


蟹を踏みつけていなかったことに安心しきって、

私は足を取られるのです。


人を嫌いになれた世界はどれだけ幸せか知りました。

ただ一つ我儘をいうなら、私は愛されたかった。



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