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春の憂鬱
花びら舞う 夜の底
節分は 季節の変わり目と言うけれど
新しい君とはもう 会えなくて
待ってる僕の 心はあけぼの
空、朝ぼらけ 花が散る。
目の前過ぎ去る 幾千もの光
大地貫けば 溢れ出てくる真紅の憂い
憂さ晴らしをするために
飛び出た つくしは
誰かに潰され それでも
なんとか、生きていた。
蛙は泣きべそをかき、
誰もいないと 泣いてばかり
あんまり泣くから
井戸から大海へ 放り出した
蛙は干からび 干物と化す
蜜蜂運搬業者は 蜜を送料代わりに
もらって満足 養う家族
いつかのカマキリ
今日こそはと 狙ってる
こっちも そっちも あっちも どっちも
動物のつがい 気持ち良さそうに
鳴いていた。
桜散る季節の 真っ只中
僕は熱におかされ眠ってる
名前のない植物などないというけれど
雑草年中繁ってる
新しい芽を出しては
みんなに踏まれ 笑ってる。
空は朝ぼらけ
日記のページをめくっては
水分ふくんで踊る
消える文字。
僕も花盛りたいと思うけど
心はあけぼの まだ未完成




