第十五話
FPSを最後にやったのは五年以上前です()
「右後ろから足音。」
「確認しました。相手は二。多分逃げてる途中です。」
「OK。引き込んで、追ってる方も漁夫ろう。」
「わかりました!!」
「オープンボイスにして相手の足止めます?」
「んー、今は良いかな。」
「了解です。」
・えぐい
・これが顔合わせの時に五分以上沈黙してたチームか......?
・オープンボイス作戦とかずるくね?
・禁止してない方が悪いのでは?
・無法すぎる
「二の方SMとSRで、三の方がSM、AS、SGです。レンジ差でいけそうですが、ここまで来られたらわかんないです。」
「じゃあ、二の方は私たちが。三の方の足止めお願い。」
「了解です。」
「わかりました!!」
「二ダウン!」
「三の方山に撤退していきます。あ、一ダウンです!」
「ん、待て。ダウンのほうを復活させようとしたら報告。」
「んー、そのままてった......いや、来てます。二グループに追われてます。」
「行けそう?」
「どうでしょう、難しそうです。」
「じゃあ、こっから撤退するよ。」
「了解。」
「あ、色々地雷とかやっておきますね!」
「お願い。」
・えげつねえ
・本当に二人初心者なんですか......?
・初心者やぞ、練習時間はバグってるけど
・言われたことできるだけでいいしね
・報連相しっかりしてて夜気くん本当にS?
「お疲れ。じゃあ、反省会しようか。」
「はい。」
「わかりました!!」
・二位、三位、二位と安定してるね
・しかもきっちりキルも回収してるし
・問題ある......?
・負けてるからある
「さっきのこのところなんだけど……。」
「はい、相手が来てたんですけど、それに気を取られてばかりで投擲物に気が付かなっかたです。」
「うん、それもだけど、その後も投擲物に気を取られて目の前の敵を見失ったよね? さっき解ったと思うけど一、二回の投擲物じゃデスしないから出来る限り敵を見失わないようにしてほしい。」
「わかりました。」
・きびC
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・まあ、勝負事やしね
「まあ、そこらへんは朝顔ちゃんも同じかな。相手もプロやマスター、ハイマスターとかで頻繁に移動して見失うことも多いと思うけど頑張ってね。」
「はい!」
「次は良かった点ね。夜気君のスナイパーはとてつもなく上手かった。けど、それ以外はそこまで怖くないから出来ればもう一個くらいはゴールド相手に時間稼ぎ出来る位は欲しい。スナイパーが落ちてるとは限らないし、一点特化の選手は対策、この場合は射線が通らない場所に居られて、ジリ貧になっていくとかね。特にプロの選手はそこらへんも頭に入れてるからがんばろう。」
「わかりました!」
「じゃあ、朝顔ちゃんね。朝顔ちゃんは武器の練度がまだ甘いね。確かにやれてはいるけど、乱戦になると結構雑になるから乱戦でこそ丁寧にね。まあ、ここら辺はスクリムの経験を積んでかなあ。で、良かった点だけどコールがすごく通ってた。聞こえやすかったし、短くて的確。本当は初心者にやらせるのは良くないと思うんだけどそういったこともお願いしたいかな。」
「わかりました! 頑張ってやってみます!」
「うん、ミスしても私が多少リカバリーするから安心してね。」
・うお、頼りになる
・これが初対面の時に指輪のサイズ教えたり、本名で呼ばせようとしてたプロの姿か......?
・Y0seは真面目だから
・こういったことが出来るのは意外だったけど
・それをチームでできないのはなーぜなーぜ?
・つ『やる気のない反省会』
やっぱプロってすごいわ。おすすめの武器とか、射線が無い場合どうすればいいかとかメモに書いて教えてくれた。所々擬音があって分かりにくいところはあるけど読んで言ったら腑に落ちるし。後は、二週間後の本番に向けて、勝利を目指すだけ。足手まといにならないようにしなきゃ......。
こんにちは、月照です。
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