1-08 ある日突然魔導書を拾った話。炎属性編 (1/2)
あらすじ:
氷属性の中級魔法を2つ習得して発狂した。
現在地:
シルバーの家・寝室
寝室に朝日が差し、シルバーは起きる。
閉めたはずのカーテンが開いているという怪奇現象には気づかず、1階に降りて冷蔵庫からチョコレートを取り出す。
「それにしても、何で空から魔導書が降ってきたんだろう…?」
そんなことを考えながら、シルバーは魔導書に言われた通り朝ご飯にチョコレートを食べる。
シルバーは朝ご飯を食べながらテレビを付ける。今の時間だとニュースをやっているっぽい。
『つい先日から、正体不明の少女が城下町の西の雪原にて、複数の目撃情報が寄せられています。
''誰かのストーカーなのではないか?''という説が上げられており、また、莫大な魔力も確認されているため、厳重な警戒がされています。』
「………なにそれ、怖」
シルバーは自分に関係のない話だと思い、いつも通り聞き流す。
その時、自宅の真上から赤い光が降り注ぐ。
「えっ!? 何!? てか場所ヤバくない!?」
シルバーは一瞬慌てるが、つい先日あったことを思い出し、冷静になる。
「………魔導書か。」
シルバーはチョコレートを食べ終わり、2階のベランダに向かう。
「だから、多分ここに………やっぱあった」
シルバーの予想通り、ベランダに魔導書が落ちていた。
前の魔導書は水色だったが、今度は赤色の魔導書である。
「何? どうせ炎属性の魔法を教えるためでしょ?」
魔導書には''炎魔法の心得''と書かれていた。
どうせ筆者も同じだろう。
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注意:この魔導書は特定の才能ある者に与えられる天からの贈り物であるため、市場などに出回らせてはいけない。
第1章:特別なプレゼント・その2
それでは、早速地下研究室に向かおう。
今回も中央の机にプレゼントを置いたぞ。
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「プレゼントはありがたいけど、どうやって置いたの…?」
地下研究室に向かうためには1階の隠し通路から行くか、外から入るかだが、外から入るには地下倉庫の鍵を開けないといけないので、とても不思議である。
地下研究室に向かうと、中央の机の上に水色の六角形の宝石が置いてあった。
「これは一体…?」
強力な魔力を発しているため、シルバーは念のため少し後ろに下がった。
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それが今回のプレゼント、『飛翔石』だ。
これがあれば、一度行ったことのある場所に気軽に行けるようになる。
大変便利だろう?
さて、貴方がこれを受け取ったということは、昼ご飯にうどんを食べなければいけない。
困惑していると思うが、ちょうど自家製の麺があるだろう?
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「何故それを知っている…!?」
シルバーは典型的すぎる驚き方をした後、持ってきていたチョコレートを食べた。
「それで、炎魔法の話まだ?」
シルバーはチョコレートを食べながら魔導書を解読していく。
この時シルバーは見逃していたのだが、魔導書の隅に小さい文字で
''チョコレートを食べながら解読しているなら、ストーカーに捕まるだろう''と書いてあった。
そして、この研究室には盗聴器が仕掛けられていることにシルバーはまだ気づいていない。
「ストーカーだなんて、失礼です」
家の外には、拗ねた顔をした少女がいたらしい。




