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ある日突然○○○を拾った話。  作者: SSK9973
1章 魔法への導きと謎の気配
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8/13

1-07 先に習得しておけば………

あらすじ


多分ストーカーが潜んでる


現在地:シルバーの家・地下研究室

夜、シルバーは地下研究室で魔導書の解読を進めていた。


__________________________________________________


第4章:氷魔法の心得・中級


さて、ここまでで2つの氷魔法を教えたわけだが、どちらも威力がいまいち足りない。

そこで、今回は中級魔法である''アイスランス''を教えよう。


基本原理はアイシクルと同じだが、杖への魔力の込め方が違う。

アイシクルでは杖の先端に魔力を込めていたが、アイスランスでは杖から溢れるエネルギーに魔力を込めなければいけない。


正直、説明してもわからないと思うから、取り敢えずやってみよう!

__________________________________________________


=====================================

【Quest No.004 アイスランス】

アイスランスを測定用マネキンに使ってみよう!

槍のような氷の塊を目指すといいかも?

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「先に読んどけば良かった………」

正直、アイスランスを習得してからドラゴンに挑んでいたらもっと楽だったかもしれない。

シルバーは少しだけ萎えながら測定用マネキンにアイスランスを試みる。

「だから、杖から出てくるエネルギーに向かって………こうか」

杖から出されるエネルギーに魔力を込めると、段々とそれが魔法としてのエネルギーに変わっていく。

「だから、この状態で………アイスランス!」

シルバーが唱えると、集まったエネルギーが氷の槍を形成し、マネキンに向かって放たれる。


﴾ 測定用マネキンAに92のダメージ! ﴿


「おぉ、結構強いな」

本来、アイスランスはレベル30以上の魔法使いが習得する魔法なため、シルバーは魔法攻撃力が足りていなかったのかほぼ最低ダメージだった。

「これでも最低ダメージなのか………

もっとレベルを上げないとな………」


シルバーは何度か練習した後、魔導書をさらに解読していく。

__________________________________________________


使うことが出来たか?

このアイスランスがあれば、レベル20だったとしてもドラゴンを倒すことも出来るだろう。

ちなみに、ドラゴンの弱点は炎を吐く瞬間の口だぞ。

………もしかしたら、レベル18で倒すことも出来るのかな?

__________________________________________________


シルバーはその文を見て思わず発狂したくなった。

「なんで! なんでこれを! 先に読まなかったの!? 書いてあったじゃん!!!

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛」

 (シルバーは本当に) (発狂した (笑))

【Quest No.004 Clear!】




__________________________________________________


では、最後に''フロストダスト''も教えよう。

アイスランスと同じ方法で魔力を込めた後、その魔力を圧縮して破壊することでフロストダストが使える。

貴方ならきっと簡単にこなせるはず。

さあ、やってみよう!

__________________________________________________


「簡単にできるって、僕を何だと………」

シルバーは戸惑いながらもフロストダストを試みる。

「だから、こうやって魔力を集めて」

杖から溢れるエネルギーが徐々に集まり、そして………

「フロストダスト!」

その瞬間、集まった魔力のエネルギーが爆発し、マネキンに襲いかかる。


﴾ 測定用マネキンAに82のダメージ! ﴿

﴾ 測定用マネキンBに79のダメージ! ﴿

﴾ 測定用マネキンCに84のダメージ! ﴿


「………だから! なんでこんなに簡単に使えるの!?」

再び発狂しそうになるが、なんとか抑えて続きを解読する。


__________________________________________________


一旦はこれで終わり。

この4つの魔法が使えるようになれば、ある程度のモンスターは簡単に倒せるだろう。

それと、もしここまで読んだなら、明日の朝ごはんにチョコレートを食べなければいけない。


__________________________________________________


とても奇抜な終わり方にシルバーは困り果てながら1階のリビングに戻る。

「というか、この筆者ってかなり癖が強いよな………

名前が読めなかったら夜ご飯を強制してくるし、最後まで読んだら今度は朝ご飯を強制してくるし………」

シルバーは最早呆れていたが、朝ご飯用のチョコレートがあることを確認すると2階の寝室に向かった。


シルバーは寝室のカーテンを閉め、ベッドに潜り込んだ瞬間に眠りに落ちる。






それから少しして深夜、寝室のベッドが勝手に開き、窓の外から誰かがシルバーを覗いていた。

補足:アイスランス


敵単体に150+MATの60%のダメージを与える氷属性の中級魔法。最低ダメージは90で最大ダメージは999。

消費MPは11。


補足:フロストダスト


敵複数に130+MATの55%のダメージを与える氷属性の中級魔法。最低ダメージは70で最大ダメージは999。

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