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ある日突然○○○を拾った話。  作者: SSK9973
1章 魔法への導きと謎の気配
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10/13

1-09 ある日突然魔導書を拾った話。炎属性編 (2/2)

あらすじ:

また天から贈り物が届いた。


現在地:

シルバーの家・地下研究室


補足し忘れ:魔法のダメージ乱数

アイシクルの場合、15+MATの50%だが、実際には15+MATの40~55%となるように、

魔法のダメージでは、設定された魔法攻撃力の倍率に下10%上5%の乱数がかかる。

また、中級魔法はレベル35、上級魔法はレベル65を超えない限り、ほぼ最低ダメージしか出ない。


補足し忘れ:弱点倍率

ドラゴンのような巨大モンスターや中級モンスターには弱点を突いた際、ダメージ倍率がかかる。

倍率はモンスターごとに違うが、だいたいのモンスターは2倍以上かかる。

また、弱点を突いた場合、最大で最大ダメージの10倍までダメージが入る。


__________________________________________________


第2章:炎魔法の心得・下級


さて、まずはミスリルの杖を持ってもらおう。

魔力の波長はすでに合っているはずだ。

炎魔法は氷魔法と違い、魔力の込め方が違う。

炎魔法では基本、杖のオーブ部分に魔力を込めなければいけない。


では早速、杖のオーブ部分に魔力を込め、

『フレイム』と唱えよう。

__________________________________________________


=====================================

【Quest No.005 炎属性・初級編】

測定用マネキンに『フレイム』と唱えてみよう!

=====================================


「なるほどね?氷魔法とは手順が違うのか」

シルバーはミスリルの杖を持ち、魔力を杖のオーブ部分に込める。

オーブ部分が少し光り、魔力が十分に貯まり………


「フレイム!」

杖のオーブ部分から魔力が放たれ、それが炎となってマネキンに命中する。


﴾ 測定用マネキンAに72のダメージ! ﴿


威力的にはアイシクルとあまり変わらないので、敵の属性相性が大事になってくるだろうとシルバーは考えながら、何度か練習する。


__________________________________________________


では、範囲魔法の''バーニング''もセットで覚えよう。フレイムと同じように魔力を込め、対象に向かって杖を軽く振るだけだ。

どうだ?簡単だろう?

__________________________________________________


「簡単って言われてもなぁ………」

そう言いながらもシルバーは魔力を込め、

「………バーニング!」

杖をマネキンに向かって振る。


﴾ 測定用マネキンAに53のダメージ! ﴿

﴾ 測定用マネキンBに64のダメージ! ﴿

﴾ 測定用マネキンCに57のダメージ! ﴿


「………本当に簡単じゃん」

舌打ちすら聞こえてきそうな口調だが、何度か練習する。


【Quest No.005 Clear!】


__________________________________________________


第3章:複合魔法


炎魔法は氷魔法と複合することができる。

アイシクルとブリザードは既に習得しているはずだ。

では、フレイムとアイシクルを同時に使ってみよう。

杖のオーブ部分に氷のエネルギーを込め、エネルギーが貯まったら『サーモバースト』と唱えよう。

__________________________________________________


=====================================

【Quest No.006 はじめての複合魔法】

(魔導書の通りだから省略するよ)

=====================================


「クエストの詳細を省略するなよ………」

シルバーはクエストに呆れながらも杖のオーブ部分に氷のエネルギーを貯めていく。

これが案外難しく、時々魔力が安定しない。

「結構難しいな………おっ貯まったか?」

魔力が貯まりきると、オーブが赤色と水色に交互に輝く。

シルバーが杖をマネキンに向けて振ると、凍てついた炎が放たれる。


﴾ 測定用マネキンAに74+78のダメージ! ﴿


「………は?」

思わぬダメージ表記にシルバーは困惑し、もう一度サーモバーストを使う。


﴾ シルバーはサーモバーストを唱えた! ﴿

﴾ 測定用マネキンAに77+71のダメージ! ﴿


「何? 2回攻撃してるってこと?」

その通りだが、原理はよくわからない。


【Quest No.006 Clear!】




それから、シルバーはドレイク鉱山で新しく習得した魔法を試みることにした。

ドラゴンを討伐した影響なのか、モンスターが以前よりも少なくなっていた。

「じゃあ、少しだけここでレベルを上げようかな」

しかし、以前まではいなかったモンスターも確認できる。

そして早速………


﴾ フレイムゴーストが襲いかかってきた! ﴿


「おっと、前まではこんなモンスターいなかったよな…?」

そう言いながらも、シルバーは躊躇うことなく攻撃する。


﴾ シルバーはアイスランスを唱えた! ﴿

﴾ フレイムゴーストに93のダメージ! ﴿


「これでも倒れないのか…!」

ここら辺のモンスターにしてはHPが高いようで、珍しく1回の攻撃で倒しきることができなかった。

「というか、敵の得意属性で攻撃したらどうなるんだろう…?」

シルバーは思い付いたことをすぐ試すタイプなので、言い終わる頃には既にフレイムを使っていた。


﴾ シルバーはフレイムを唱えた! ﴿

﴾ フレイムゴーストはHPが76回復した! ﴿


どうやら、敵の得意属性で攻撃してしまうとHPを回復させてしまうらしい。

「これは覚えておかないとな…

というか、だったらサーモバーストだとどうなるんだろう?

ダメージと回復が相殺するとかかな」

最早フレイムゴーストが実験台になりつつある。


﴾ シルバーはサーモバーストを唱えた! ﴿

﴾ フレイムゴーストに16+91のダメージ! ﴿

﴾ フレイムゴーストをやっつけた! ﴿


「なんで…?」

何故、炎魔法なら回復するのに炎属性を含む複合魔法ならダメージが入るのか、シルバーの中の謎が深まっていく。

 (正直、筆者ですら) (マジでわかんない)




﴾ 討伐モンスター数:65匹 ﴿

﴾ 討伐モンスター種類:6種類 ﴿

﴾ 獲得経験値:462ポイント ﴿

﴾ 獲得ゴールド:1368G ﴿

﴾ レベル:021 ⇒ 023 ﴿


20分程度モンスターを倒し続けたシルバーは家に帰り、ついでに採ってきた鉱石をテーブルの上に並べていた。


﴾ シルバーのステータス ﴿

﴾ LV:21⇒23 EXP:1872⇒2334 ﴿

﴾ HP:136⇒143 MP:170⇒185 ﴿

﴾ ATK:32⇒37 DEF:73⇒81 ﴿

﴾ MAT:137⇒148 MDF:95⇒106 ﴿

﴾ AGI:65⇒70 CRI:2% ﴿


「そういえば、まだ昼ご飯食べてなかったな」

現在時刻は13時半。少し遅いが、シルバーは昼ご飯の準備を始めた。


「玉ねぎを切って………!?」

玉ねぎをみじん切りにして耐熱容器に入れ、ラップをして600Wのレンジで1分加熱する。

シルバーは目を痛めながらピーマンを縦半分に切り、ヘタと種を取り除いて爪楊枝で数ヶ所穴をあける。

「地味に痛いんだよなぁ…」

ポリ袋にピーマンと薄力粉を入れて魔法で振り、その間に回復魔法で目の痛みを止める。


ポリ袋からピーマンを取り出した後は合挽き肉、玉ねぎ、パン粉、牛乳、塩胡椒をポリ袋に入れて粘りが出るまで袋の上から揉む。

袋の先端を切り落とし、ピーマンの内側に肉だねを均等になるようにしぼり、形を整えて角砂糖を食べる。

「あ゛あ゛あ゛水゛素゛の゛………

これ前にもやったな」

 (なんで冷静に) (なったんだよ) (ふざけんな)


フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、挽き肉の面を下にしてピーマンを入れて焼き色がつくまで焼いていく。

窓の外からの視線を一瞬感じたが、シルバーは気にせずにフライパンを眺める。


フライパンにオイスター、味醂、酒を入れて蓋をし、弱火で7分程度蒸し焼きにしていく。

「この後は魔導書の続きでも読もうかな~」

なんて考えながらテーブルの上に置いた鉱石を地下研究室に持っていく。

何も弄っていないはずなのに何故か3つの測定用マネキンのダメージ表記がそれぞれ

''12471'' ''12450'' ''12531''になっていたことにシルバーは気づいていなかった。

補足:フレイム


敵単体に15+MATの50%のダメージを与える炎属性の下級魔法。最大ダメージは250。

消費MPは3。



補足:バーニング


敵複数に10+MATの50%のダメージを与える炎属性の下級魔法。最大ダメージは200。

消費MPは9。



補足:サーモバースト


敵単体に10+MATの50%のダメージを2回与える炎属性と氷属性の複合の下級魔法。最大ダメージは250+250。

消費MPは9。



補足:マネキンのダメージ表記


何故その3つの数値なのか、考えてみてね

(ヒント:16進数)

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