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ある日突然○○○を拾った話。  作者: SSK9973【現役の学生さん】
1章 魔法への導きと謎の気配
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18/20

1-17 鉱石を採掘するだけの簡単なクエストだと思っていました。(2/2)

あらすじ:

【こんなミスリル鉱石の採掘は嫌だ、どんなの?】

A.ミミックを倒したと思って後ろを見たらドラゴンがいる。


現在地:

ドレイク鉱山・ミスリル鉱脈層


※書いててマジで一番意味が分からなかった回

(※2026/08/15 21:32なう)

ミスリルはとても頑丈な鉱石なので傷つくことはあり得ないが、そんな事を考えるよりも先にドラゴンの対処方法をシルバーは考える。

「ドラゴンの弱点って、どこですか?」

シアンはシルバーがここ直近でドラゴンを討伐したことを知っているのでつぶらな瞳でシルバーに聞いてきた。可愛い。

「えっとね⋯」

シルバーは記憶を遡って思い出す。結構特殊な弱点なので時間が掛かるが、その間もドラゴンから距離をとって炎が当たらないようにする。

ドラゴンが吐く炎は1度当たるだけだとそこまでダメージは入らないのだが、当たる回数が増えるごとにダメージが3倍になるため、絶対に避けたいところ。

「そう!属性弱点はあまりわかんないんだけど多分アイスランスを使っておけばよくて、

特殊弱点はね、あの⋯⋯⋯炎を吐く瞬間に口を開くんだけど、そのタイミングで口に魔法で攻撃するんだよね」

「⋯⋯⋯?」

戸惑った様子を見せるシアン目掛けてドラゴンが炎を吐く準備をするので、シルバーはアイスランスの準備をする。

「まあ、見てたらわかるよ」


﴾ シルバーはアイスランスを唱えた! ﴿

﴾ ドラゴンの弱点を突いた! ドラゴンに483のダメージ!!! ﴿


シアンは驚いた表情を見せながらアイスランスの準備をする。

「⋯⋯⋯なんでこれを自力で見つけたんですか」

「ほんとにわかんない」

最早呆れた様子だがそんなシアンに助言するシルバー。

「言っておくけど、かなりシビアだよ。まあ、僕は全部弱点を突いたんだけどね」 (さり気なく煽るな)

だがシアンはそんなの関係ないと言うようにタイミングを見計らって⋯⋯⋯

「アイスランス!」


﴾ シアンはアイスランスを唱えた! ﴿

﴾ ドラゴンに96のダメージ! ﴿


ドラゴンが口を開くほんの少し前に当たり、弱点を突くことができなかった。

シアンは不満げな表情を一瞬見せて、何もなかったかのように再びアイスランスの準備をする。その後ろからシルバーは検証を兼ねてサーモバーストの準備をする。

「さっきので少し早かったから⋯⋯⋯今ですね!」


﴾ ドラゴンは火の息を吐いた! ﴿

﴾ シアンはアイスランスを唱えた! ﴿

﴾ ドラゴンに93のダメージ! ﴿

﴾ シアンに22のダメージ! ﴿


「これ、難しくないですか」

ドラゴンの攻撃を受けながらシアンはシルバーに話そうとするが目線が空振り、壁を見る。

そんなシアンを見ながらシルバーは⋯

「サーモバースト!」


﴾ シルバーはサーモバーストを唱えた! ﴿

﴾ ドラゴンの弱点を突いた! ドラゴンに250+250のダメージ!!! ﴿


的確に弱点を突いていく。無慈悲ではある、相手がドラゴンなので仕方ない。

「サーモバーストで弱点を突けば確実に500ダメージが入るから、こっちのほうがいいかもな…」

「そもそも弱点を突くことができない場合は…?」

シアンは半ば諦めの顔を見せるが、それでも弱点を狙う気はあるらしい。

「見てシアン、次弱点を突いたら倒せるよ?」

シアンのやる気を出すためにそう言うが、弱点を突けるのか期待していないわけではない。だってこの様だから。

「そう言われましても⋯」

シアンは自信なさげに再び魔力を杖に込める。

「シアンはね、何て言うのかな…?放つときに若干杖が安定してないから、それでタイミングがズレてるんだと思うよ」

シルバーは再び助言し、シアンを見守る。

 (今回はちゃんと) (煽らなかったね。) (偉い!!!)

「杖が安定してない………だから、ここをもう少し強くして………

………サーモバースト!」


﴾ シアンはサーモバーストを唱えた! ﴿

﴾ ドラゴンの弱点を突いた! ドラゴンに250+250のダメージ!!! ﴿

﴾ ドラゴンをやっつけた! ﴿


シアンは震える腕でサーモバーストを放つと、的確に弱点を突いてドラゴンを倒した。

「ほら、できたじゃん」

本人はうまく言葉にできていないが、恐らくシアンは''でも、これはシルバーくんのおかげであって、私の実力が関係しているわけでは………''と言おうとしている。

シルバーはそれを読み取って…

「僕は教えただけであって、倒せたのはシアンの実力も関係してるよ?」

「ひぃぇゃぁぅ!!!」

と話すと、シアンはとても生物から出るとは思えない悲鳴のようなものを上げた。

「わ、私、そんなに顔に出てましたか…?」

うん、これは確実に焦ってるね (笑)

そんなシアンをからかうようにシルバーはわざと甘い視線を送る。

「その、答えになってませんよ?」

シアンはそう言いながらドレイク鉱山を出ようとする。………ん?なんで入り口がここに?おかしくない?

シルバーは咄嗟にそう思った。

「嘘!?もうここまで来てたの!?」

ドラゴンとの戦いに夢中になっていてドレイク鉱山の入り口まで戻ってきていることに気づかなかった。

「結構距離あったと思うんだけどな…」

某1986年5月27日生まれのゲームの洞窟の最深部の勇者の墓があるところから地下1階の入り口近くの曲がり角まで来たぐらい移動していた。これ伝わるのかな?


そうして鉱山を出た2人は一度、ステータスを確認する。


﴾ シルバーのステータス ﴿

﴾ LV:32 EXP:6982 ﴿

﴾ HP:205 MP:253 ﴿

﴾ ATK:71 DEF:152 ﴿

﴾ MAT:217 MDF:170 ﴿

﴾ AGI:119 CRI:2% ﴿


﴾ シアンのステータス ﴿

﴾ LV:12 EXP:6982 ﴿

﴾ HP:264 MP:398 ﴿

﴾ ATK:126 DEF:133 ﴿

﴾ MAT:320 MDF:181 ﴿

﴾ AGI:137 CRI:5% ﴿


ちなみに、シアンの名前が見えるのは、設定を弄って一部の人にだけ名前が見えるように変えたからである。

相変わらずシアンのステータスが高いが、シルバーのステータスも上昇値が増えてきている気がする。 (いわゆるバランス) (調整ってやつ?)

「やっぱシアンのステータス高いよね」

「そうですか?………まあ、吸血鬼ですからね」

「君は何を言いたいのかい…?」

割と無理矢理なシアンに困惑するシルバーだが、シアンの後ろを歩いて城下町まで歩こうとする。

「というかさ、シアンって転送魔法使えるよね?」

「あ、………忘れてた、ってわけではないんですよ?」

絶対に忘れていた。だって見てこの顔!

若干赤くなってるし、照れ隠しで微笑んでるんだよ!?

………絵を描く練習でもしようかな。

 (これ書いてるのが) (ありえん深夜なせいで) (支障が出てきてる)




「たしかに、ミスリル鉱石を1kg分受け取りました。では、こちらが報酬です。」

ギルドに戻って速攻で依頼達成の報告をした2人はミスリル鉱石を1kg分受け取った。

何とも思わずに2人はそのまま他の依頼を見てギルドを出た。

ここで皆様はこう思っただろう。

''?????''

シルバーは歩いている途中で違和感に気づいたのだが、シアンには敢えて言わない。

(なんでミスリル1kgを集める依頼の報酬がミスリル1kgなんだろう………)

冷静に考えなくてもおかしい話ではあるが無かったことにして城下町を西門から出る。まだ兵士は寝ている。

「ほんと、相変わらずですよねぇ…」

シアンの言うとおりなのだが、噂によるとどんな爆音が聞こえても起きないと言われている。はっきり言って欠陥品。

シアンがまた転送魔法を使い忘れていることには誰も気づかない。


【Quest No.009 Clear!】




「それで、明日は何する?」

「何するって言っても…特になにもないですね…」

「じゃあピザ作るわ」

「じゃあで作るものなんですか???」

家に帰り、シアンがソファーでくつろいでいる間にシルバーはピザ生地を作り始める。


大きめのボウルを用意し、薄力粉と強力粉を合わせ入れ、そこに塩とドライイーストを入れて混ぜ合わせる。

混ぜ合わせた後はぬるま湯を注いで軽く合わせる。

「なんだか美味しそうですね」

シアンはチョコレートを食べながらシルバーの様子を見に来た。生地だけで分かるものなの?

水分が馴染んだら手で生地が馴染むようにこねる。この時自然と粉がまとまるので、ボウルに付いた粉も生地にまとめていく。

「シルバーくんって、ピザを結構作ったりするのですか?」

「そうだね、割と頻度高めに作ってるよ。

だって、作業ゲーが好きだから。」

シルバーはそう言いながら生地をまとめていくのだが、その隣ではチョコレートで餌付けされているシアンがいる。 (「餌付けだなんて、) (失礼です」)

ただ、餌付けというにはあまりにも幸せそうすぎる。

シルバーがその様子を見ていると、シアンの頬が自然と薄く赤に染まっていく。

「な、なんですか…?そんなに私をじっと見て…」

シルバーは聞こえないふりをしてまとまった生地を表面が滑らかになるまで打ち付ける。

はっきり言って面倒くさいが、この行程が一番大事なので心を無にして打ち付け続ける。

「ですから!無視しないでください!」

「その言い回し好きだよね」

「誰のせいだと…!!!」

打ち終えた生地を丸く整え、ボウルに入れて濡れ布巾を被せる。

ラップをしたらここから2時間程度放置する。

「じゃあ、ここから1時になるまで放置か」

1時まで一次発酵をした後の行程を確認すると、暇なので携帯端末でギルドの新着の依頼と投稿を見る。


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シアンが隣で見ているのだが、シルバーの呟きに''???''と浮かべていた。


補足:某1986年5月27日生まれ


何ヵ月かしたら外伝作品の最新作が発売されるゲームシリーズの初代。

ダンジョン名は言ったら色々とヤバいけど、恐らく一番最初に行くところ。



補足:今の家の周りの環境


めっちゃ犬の声が聞こえると思ったら近くの家の人が外で焼肉かなんかしてて、インターホンを鳴らした時にその家の飼い犬がめっちゃ吠えてるだけだった。(2026/08/15 00:13なう)

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