第五話 強くなる決意
俺は森に来ていた。
その理由は簡単だ。
今のままじゃ、この世界で生きていけないから。
この森は、俺が騎士団から送られた場所の近くにあったやつだ。
「よし、まずはこの森で生き残れるくらいの強さを手に入れよう」
俺はここに来るまでに、この世界に関する、いくつかの予想を立てていた。
予想①
この世界は、当然地球ではなく、魔法が存在する世界だ、ということ。
予想②
この世界は、魔物が存在する世界である、ということ。
予想③
この世界で生きていくのはかなり難しいということ。
以上だ。
そして、もう一つ。
『神』との対話のときだ。
俺はあのとき、神は俺一人を転移させて、何かと殺し合いさせるのだ、と思った。
ところがどっこい、今殺し合いなんてしていない。
それどころか、逃げてばっかだ。
だから、ひとまずは殺し合いを強制させられることはないだろう。
つまり、その間に自身を強化しなくてはならない。いつ、戦いが始まるのかわからないのだから。
それに、俺はこの世界で何人か強者にあった。
団長然り、先程の魔物然り。
だからこそ、楽しみなのだ。自分がどのレベルまで強くなれるのか。
それに、『神』の言葉の中で少し気になったこともあるからな・・・。
と、いうわけで、前置きが長くなったが、俺は旅をしようと思う。
目標は、この世界を知ること。それと、強くなることだ。




