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077 僕達の夕食会⑩ 〜桃の地図〜



 ★★★



「フ〜ル〜フ〜ル〜ゥ!?」


 まるで何かの呪文のようなパンジーの雄叫《おたけ》びが、部屋の中に響く。すぐさま彼女は【生活魔法】で手袋をサッときれいにすると、つかつかと歩いていってパインの胸ぐらを締め上げる勢いで掴んだ。


「ちょっとパイン! あんたの教育は一体全体どーなってるのよ!? 『フルフル』の名前なんて、年端のいかないローレル王子の口から出てきていいモンじゃないんだからね! ……あンの乙女ヤロウ。人の顔を見る度に“ご挨拶”をくれやがってからに。『あぁら、マダム・パンジー。ご機嫌麗しゅう。今日も相変わらず ブス! ね』――わかる? わかります? 『ブス』の『ブ』にやったら力入れて発音するんですよ。『ブ! スね』って。しかもアイツ、生意気にも言う相手選ぶんですよ。そりゃあ私は、あの乙女野郎がナニを言ってこようが、ものともしませんけど。例えばですよ。例えば……オーキッド様のような方には言いません。敵に回しちゃいけない強者への嗅覚は、乙女野郎並みに有りますから。――へい! お嬢ちゃん。貴女のお名前なんてーの?」


 パンジーはパインをガックンガックンと揺さぶりながら、すごい剣幕で一方的にまくし立てる。その姿を見ながら、シルヴェスター公爵やオーキッド嬢は、「おやおや」「まあまあ」とちょっと楽し気な様子だ。

 バーチはというと。ワインの入った盃を片手に持ち、「ククク……。そうだな、オーキッドには言わないだろう」と、笑いながら呟いた後で一気に呑み干す勢いで傾ける。

 グラスとシルヴェスター公爵家の使用人、それと兄上は半眼だ。あ、いや。兄上のソレは寝ているからだな。

 パンジーの言う『乙女野郎』って……。女性なのか男性なのか結局どっちで、『フルフル』さんてどういうヒトなのだろうか?


 マクローリン公爵家のメイドは、パンジーの勢いや突然の問いかけに面喰らった様子だったけれど。よく通る声で「リナロールと申します」と名乗った。

 おお、初めて名前を聞いたよ。やはり南の大陸の出身だというだけあって、この辺ではあまり聞き慣れない響きだね。


「リナロールちゃんね。んー、リナちゃんはー……。言われない。あの乙女野郎ならきっと、『んっま! アテクシ、不憫《フビン》属性の娘《コ》を殊更イジメようなんて。そぉんな性格おブスなマネ、あえてヤるようなシュミはなくってよ!』って言うだろうさ」


「不憫属性……」


 パンジー(と、フルフルさん)によって下されたジャッジに、ショックを受けたようなリナロール。彼女とマクローリン家の兄妹は同時に、護衛の男に目を向ける。

 実の妹や主達に不憫属性の元凶だと見なされた『彼』は、「フビン。それってオイシイの?」と問いかけるように小首を傾《かし》げた。……何というか、ダメだありゃ。全く堪《こた》えていないどころか、そもそも通じてないや。


「マダム・パンジー。どうか落ち着いて。魚料理を食べていた時、話の流れで“声”を聞く為に、普段は抑えているものを緩めたんだよ。その時、闇属性の精霊がイタズラで伝えた“声”が、フルフルさんの口調だったんだ。口真似だけだよ。教育に関しては、どうしようもない程にヒドイってわけじゃない。ハズ。俺に関しては信用がなくても、グラス副頭なら止めてくれるって信じてくれよ」


「……パイン。あんた、相当に情けないコトを口にしているって、自覚ある?」


 呆れ果てたようなパンジーの声に、僕も思わず内心で首を振る。まぁ、普段は確かに。兄上やグラスがパインにツッコミを入れてくれるから、そんなに目も当てられない程になるなんて事はないんだけどね。


 落ち着きを取り戻したパンジーは、必要以上に場を騒がせてしまった事を素直に謝罪した。いくらシルヴェスター公爵が「堅苦しい夕食会ではない」と明言していたとしても、限度を超えていたとパンジー自身も自覚しているのであろう。

 そもそもあんな騒ぎになったきっかけは……僕? パイン? いや元を正せば、シルヴェスター公爵が【精霊憑《せいれいつ》き】の話をしたからかも。うん。まぁ誰も怒るに怒れない、かな? いやなんかしゃべっている内容や口調は、とってもおもしろかったけどね。



 ★★★



 パンジーは一つ咳払いをすると、僕に亜竜の追加について聞いてきた。これにはさすがの僕も、「満足できました」と言って断ったよ。

 僕の返事を聞いて、給仕の者達は速やかに動き出した。グラスやパインによって、テーブルの上から次々と肉料理の皿が下げられていく。パンジーとセドロは、食べきらなかった黒い肉のカタマリを溶岩プレートの上に戻して、その上に金属製のカバーを再びかけた。

 パインが手を振って風属性の盗聴防止の結界を解くと、ワゴンを押した二人が部屋の扉へと向かう。開かれた扉の先には、料理人の服を身に付けた男性のやや身を乗り出した姿が見えた。彼はパンジーとセドロの肉料理のワゴンを素早く受け取ると、入れ替えるように別の二台のワゴンを部屋の中へと導く。

 ワゴンの交換が無事に終わると再び扉が閉まり、『火のマッケイ』姉弟はワゴンを押して先程の位置まで戻ってきた。今度のワゴンもやはり、パンジーの方は金属製のカバーで、セドロの方は厚手で丈夫そうな布がかけられているな。

 二人は素早く覆いを外すが、今度は煙が立ち籠《こ》めるなんて事にはならなかった。上段にのせられた物をザッと見る限り、どうやらデザートの素材みたい。


 前髪が「フワリ」と揺れた事で、パインがまた風属性の結界を張ったのが分かった。それを皆も確認したのであろう。コンロの魔道具に魔力を流しながら、パンジーが口を開く。

 代々王宮の厨房を取り仕切っている『火のマッケイ』は、祝いの席の食事に、おめでたい紅白の食材での一皿か一品を用意するように心がけているんだって。

 今回は南の大陸との間にある島国から、フォレスト王国では珍しい海洋の魔物素材を大量に入手したので、その中にあった赤身と白身の魚を使う事に決めたのだという。


 ちなみにこの島国は国土面積こそ広くはないものの、東・西・南・中央の大陸間を行き来する航路の重要な補給地となっているそうな。その為に各大陸の品々が集まっては売り買いされていく、一大交易国でもあるんだって。

 王女の一人がヘーゼル叔父上に嫁いできたので、僕にとって彼女は義理の叔母という事になるのだ。

 当然の事ながら、フォレスト王国とは友好的な国交がある。陛下への誕生祝いの贈り物のメインは、交易国らしく、各大陸から選りすぐった素晴らしい美術品の数々。午前中に開催された催しでは目録が読み上げられ、実物は専用の一室に並べられて公開されているんだよな、確か。

 海洋の魔物素材は第二子を妊娠中の叔母上へ、「幼少時から親しんでいる魚介類を食べて、良い子を生んでほしい」と贈られたあちらの国王の親心だそうで……。それらはヘーゼル叔父上一家では到底食べきれそうにない量だったので、叔父上夫妻が晩餐会《ばんさんかい》用に提供したんだってさ。


 初めて扱う食材もあったので、総料理長を中心に献立を検討。「焼く」調理法だと亜竜の肉と被るから、当初はスープで煮ようかと試作をしてみたところ。真珠光沢を放つ白身魚はともかくとして、赤身はその色の美しさが損なわれてしまい、加熱する調理法は全てボツにしたとの事。


「えっと……。それって、お魚を生で食べるって事? 大丈夫なの!?」


「そうおっしゃる方がそれなりにでる事が予想されるから、できれば避けたかったんですけどねー」


「一度しっかりと冷凍してしまえば、解凍した魚を生で食べる事が可能となります。私の領地は海に面しているので、たまにメニューにのぼるのを普通に食べていますよ」


「東の大陸の特定の地域では、むしろ魚介を生で食べる事に並々ならぬ執念をみせていましたね。少量の『殺戮《さつりく》系・ワサビモドキ』と共に食するのですが、意外にいけましたよ」


 僕の心配に対して、パンジー・シルヴェスター公爵・バーチが順に声をかけてくれた。……最後のバーチのしゃべった言葉が、何かオカシイ。何やら、決して食材に含まれて欲しくない単語が混じっていたような。

 僕がチラリと視線を向けると、仕える主人に付き合って口にした事があるのを思い出しているのか。妹のリナロールは涙目になって目元を拭《ぬぐ》い、兄の護衛はうっとりと恍惚《こうこつ》の表情を浮かべていた。そうか。【退廃系味覚】の舌にかなった食材なんだな。


 内陸部にある王都で産まれ育った僕だからなじみが薄いだけで、魚介類を生で食べる安全な方法はいくつかあるらしい。

 今回は冷凍の状態で提供された魚を、更に『火のマッケイ』に伝わる魔法陣の上で保管して、それから調理するんだって。この魔法陣は『キンの繁殖《はんしょく》を抑える』効果があるらしく、普段は保存食作りに使っている物のようだ。

 ……『キン』って何? って思った僕。ギモンを解くべく何人かに聞いてみたところ。「物を腐らせたりする、肉眼では見えない程の小さな存在」が、どうやら世界中のあちこちにいるらしい。『火のマッケイ』と『水のモーム』はその魔法陣を、それぞれ異なる目的ではあるけれどよく使っているようだ。

 とにもかくにも、明日の魚料理は『紅白のカルパッチョ』だという話で。今から楽しみに待つ事にしよう。


「あ。そうだ、パイン。明日の翼竜。パインにも特別な一皿が提供されるから、楽しみにしててねー」


 コンロの上に底浅でまっ平らなフライパンをのせ、温まり具合を確かめながらパンジーが声を発した。話しかけられたパインはというと、「え? イミが分からない」という困惑の表情を浮かべてパンジーを見返している。


 パンジーの口から語られた説明によると。明日の晩餐会のメインディッシュで使われる翼竜は、その昔、『里』の直上に現界《げんかい》した個体だそうだ。修行中だった子供の頃のパインは、危機一髪でソイツのエサになるところだったらしい。

 すんでの所で風属性のドラゴンによって翼竜が倒されて事なきを得……いや、返り血をモロに浴びてしまい血中に含まれる毒でパインは死にかけたそうだけどね。とにかく助かりはした。今は元気そうだし。

 この時に風属性のドラゴンによって倒された翼竜は、彼の意向によってパインの所有物扱いにされたようだ。ただ、パインが持っていてもしょうがないから王宮への売却手続きを取って、それも「おこづかい」になったんだって。ああ。王宮に勤める使用人の年棒の数十倍、それのモトだね。

 父上の皇太子時代から晩餐会用に、中に入れた物の時の流れが経過しない【アイテムボックス】へ翼竜をストックしておくようになったそうな。もちろん、毒抜きを済ませてからのようだけど。


 『“影”の里』の別の呼び名である『風の里』。これは『白の精霊』の手足となって付き従う風属性のドラゴンが、『里』を監視している事からそう呼ばれているようだ。

 監視と聞くと何だか物騒に聞こえるけれど、実際のところ。魔物としての“竜”とは違い、世界に対して何らかの役割を持つ『ドラゴン』は、かつてヒトとして生きた過去世があるのだという。以前の人生での家族を持った経験を懐かしんでか、時々『里』の子供達の様子を確かめに来ては、目を細めて見守る事があるようだ。


 当時のパインが助かったのも、そのおかげなんだね。パンジーの言う「特別な一皿」は、翼竜の討伐者や提供者に対しての返礼として行われる行為のようだ。



 ★★★



 パンジーは熱したフライパンにバターを落とし、溶けたところで塗り広げる。そしてセドロが中身を軽くかき混ぜていた円筒形の容器を受け取ると、小さなおたまを使ってクリーム色の液体をフライパンに流し込んだ。彼女は手早くフライパンを動かして、生地を円形の薄い膜に焼き上げていく。どうやらデザートは、クレープなのかな?

 片面を焼き上げると、細い串を使いながら器用にひっくり返すパンジー。一枚目を広げたまま皿に移したところで、別の作業を始めようとしていた弟の手を止めさせた。

 セドロは彼女の指示に従ってフルーツが山盛りな篭《かご》の前に立つと、「失礼します」の掛け声の後でナイフを手に取る。どうやら彼はフルーツのカッティングを手がけるようだけど、あの見事なナイフ捌《さば》きからいっても適材適所だね。


 パンジーが次々にクレープを焼き重ねている間に、どんどんフルーツの皮を剥《む》いていくセドロ。二人の手さばきにしばし見入っていると、ふいにシルヴェスター公爵の声が聞こえてきた。


「少しいいかね? その桃を一センチくらいの厚さに切った物を、皿にのせてここに持ってきて欲しい」


「こちらの桃ですか? 皮を剥いて、輪切りで宜しいでしょうか?」


「そうそう。輪切りで。今度はフォレスト王国内の話をしようと思ってね。地理の説明に丁度いいだろう」


「ああ……。こちらはその為の桃ですからね。ただ今ご用意致します」


 公爵の言葉を受けてセドロは、柔らかい桃の果肉にナイフをあてると種にそって一周する。一旦ナイフを置くと、左右の手で握った実を軽く捻《ねじ》って二つに分けた。そして種が外れた方の実の皮を剥いて輪切りにした物に、やや酸味の強い果汁を振りかけて変色を防ぐ処理を済ませると、皿にのせてグラスへと託す。

 すぐにグラスの手によって、公爵の目の前に注文の品が運ばれてきた。見た感じは、特に何の変哲《へんてつ》もない桃の輪切りだ。強いて言うならこの品種は、アタマの方がかなりとんがった形をしているのが特徴的なのかな。


 スライスされた桃を目の前にしたシルヴェスター公爵は、まるで「さあ、今から楽しい授業の始まりですよ」と言わんばかりのニコニコ顔で、僕とオーキッド嬢の顔を交互に見つめてきた。


「フォレスト王国の大まかな地理を説明する時は、このように二重円を描いて話をする事がよくあります。この桃はより実際の地図に近付けようと実の先の方が尖った物、種の大きめな物を選抜して品種改良されたようでして。ふふ……。病気や虫に強くて育てやすい・沢山の果実を収穫可能・味が良い、といった事をクリアした上でなおこのような遊び心を追求できるのですから。カーティス公爵領の領民の底力が凄いのか、それともそのような余裕が持てる程に、フォレスト王家が善政を敷き続けているのか。判断に迷うところですな」


 民が食べるのに困っていない、という事実はとても良い事なのだろう。……というか。スープ専用のイモの件といい、カーティス公爵領がちょっとナゾ過ぎるんだけど。好き勝手に迷走してない? まだまだ他にもネタがありそうな気がするし。今度しっかりホーリーに聞いてみよう。


「この内側の円にあたるのが、我が国最大の穀倉地帯であるカーティス大平原ですね。そしてほぼそのまま、カーティス公爵家の領地となります」


「……こうして見ると、とっても大きいんですね」


 種を取り除いた桃の内側のまん丸をなぞりながら、シルヴェスター公爵が説明をし始める。その指先を見つめながら感じた事を、僕はしみじみと呟いた。


「左様。永《なが》の魔力の頒布《はんぷ》異常を乗り越えた領民達が、耕しに耕しに耕して得た彼らの領地です。流石は、『戦闘農民のカーティス』と言ったところでしょう」


 ……マテ。待って!! 今、また何か変な単語が混じったよ!? せんとう? あ! 『セントウ』って公衆浴場の事だよね。おフロが大好きな農民って事?

 僕がアタマの中で、一人そう結論付けていると。ニコニコ顔の公爵が首を横に振った。バーチもオーキッド嬢も、グラスもパインも同じようにしている。兄上でさえも眠たそうな目を押し上げて、「違うよ、ローレル」と言うように首を振った。

 見回すと部屋の中の全員が、僕の考えた「おフロ大好き農民」を全否定している。南の大陸出身の、マクローリン家の使用人の兄妹までもが! え゛? それってそんなに有名? 大陸を越えたジョーシキなの!? ってか、ボク一言も口に出していないのに……。


 自分の考えが皆に筒抜けな現実に、僕がちょっぴりたそがれていると。シルヴェスター公爵はナイフとフォークを手に持って、輪切りにされた桃の果肉を五つのピースに切り分け始める。

 あえてバラバラの大きさにされていく桃を前に、僕は以前に受けた授業の内容を少しずつ思い出していった。そう。あの時は兄上が、こう説明してくれたんだよな。それは――


「フォレスト王国の領地の編成はまた、こうも喩《たと》えられておりますな。『人体の腰から上のようだ』とも。――中央の大部分、胴体にあたるのがカーティス公爵領。西隣のフェザー王国との国境にもなっている大河に沿った、細長い腕のような領地がマクローリン公爵領です。その河の河口付近一帯、股《もも》の付け根のような形のランドルフ公爵領。こちら、東側の付け根部分は我がシルヴェスター公爵領ですな。そして、今日《こんにち》では取り潰されている軍務系のセガール公爵家。その領地だったのが、東の国との国境になっていた『ダンソウの谷』に沿った腕のような形。旧・セガール公爵領は今、両肩と頭部にあたる王領と共にフォレスト家の領地になっています。もちろん、王家と公爵家以外の貴族家もたくさん有りますよ。この大まかな括《くく》りは、フォレスト王国の建国の頃の話となります」


 かつて、この世界を襲った魔力の頒布異常。嵐に怯《おび》える人々が、安息を求めて大樹や洞窟に寄り集まるように。ドラゴン達が守護する土地に、固まって営みを続けていた。

 フォレスト家が領有する王都『サトミヤ』の『白の精霊殿』と、五つの公爵家の領都にある『分殿』や『神殿』は、今のフォレスト王国内でも特に規模が大きいものだったのだろう。共同で建国する前はそれぞれが地方豪族として、『殿』を基点に発展させていったのだ。

 はて? 今でこそ街道であちこちが結ばれているフォレスト王国だけれども、大昔は強い魔物が立ちはだかって行き来も難しかったんだよね。僕のご先祖様達は一体どうやって、王様になっていったのだろうか?





 読んで下さって、ありがとうございます。


 ミョーな「引き」で、微妙な間が空いてしまって申し訳ない。

 パンジーのセリフはポンポンと浮かんできて、書いている作者も何だか小気味いいです。


 作中。シルヴェスター公爵が魚の冷凍うんぬんに関してしゃべっておりましたが、ずばり寄生虫対策です。本文中は、あえてそこには触れませんでした。ローレル達は食事中だったしね。

 異世界の寄生虫が、冷凍だけで果たして死滅するのか? 念のための魔法陣。『菌の繁殖を抑制する』以外にも、素材を食べられるようにするためにあれこれと効力を発揮してくれるスグレモノ。




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