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後悔しているから、僕は全部殺す。  作者: 鬼羅
1日目、遊戯開戦。
5/39

天使は地を貫き、竜は山を砕く。





「……まさか実装30秒で名乗りでるド阿呆がいるなんてさ、僕ビックリ」

なんで意気揚々と戦いに来た私を馬鹿にするんだ。

「何さ! 私はもうお腹減ったんだよ! この欠陥運営!」

「っう! 痛いところを突く金髪巨乳! 良いだろう! 少し待て!」

およ?

「戦わないの?」

「マッチング中だよ……参加者が来るまで待ってておくれ」

……えー。

「欠陥品……」

「……何か言った?」






―――★―――






「……しっぶといなぁ……」

まさか相性が悪いITEMで拮抗状態になるなんてねぇ……。

……『七色の大罪』も、消費の激しいITEMだし……。

「ごっめんねー! 私もー帰るからー!」

「はぁっ!?」

「また今度、会ったら遊んであげるねー!」

さてと、ご飯は……今はいっか。






―――★―――






「おっ! 来たみたいだ、強欲な腹ペコマンが来たみたいだ」

「はぁぁ……やっとね……」

コイツ、突然声が消えるんだもの。

暇で暇で。


「んじゃ、最後にルール説明! 制限時間は五分! 生き残ったら三日分、ぶっ殺したら五日分! ついでに復活はしないからね!」

「ほへぇー、それは大変だー」

本気でいかなきゃ!

「っじゃ、敵とに頑張ってよ……応援していないからさ」

「うん!」


また、眩暈が襲う。




「うお……っとと」

ううん、やっぱりなれない。


―――聞こえるかい?

「うわっ!? ……な、なにさ」

いきなり死神が頭の中に話しかけてきた。


―――聞こえるみたいだね……場所は『市街地』……広さは半径50mくらいだよ。

「なんでさっき言わなかったの?」

さっき十分くらい暇してたのに。

―――いやあ、ランダムなんだよねー……僕にも最後までわかんないんだ。

……適当だなぁ。


「さて……頑張って―――ッ!?」

目の前に、光る矢が突き刺さる。

「っもう! まずは逃げる!」

まずいなぁ……たぶん送り出された場所が近かったんだなぁ……。

三枚程貼り付け、思いっきり道路からすぐ近くのビルの窓を蹴破る。


倍の倍々で8倍、かなり早い。

流石に奥の手である五枚張りはまだ取っておく。

「……えっと……あっちから飛んできたから……あっちね」

ちょっとだけ、顔を覗かせる。

「うっひゃぁ!」

ううん……かなりのスナイパーの様ね……弓でこの腕前とは……。


「……あれ、これ隠れるだけでいいんじゃない?」

一応相手もご飯は食べれるし、winwinじゃない!

「……っま、そんなの相手には関係ないか」

さてと……じゃあ裏口でも探してみますか。

「うむむ……どうするかなぁ……」






―――★―――






「……っち、隠れたかぁ」

一撃で仕留められる筈だったんだけど……。

「まあ、良いか」

隠れた場所は分かってる、あとは時間が来るまで見張っているか出てきたら射殺す。

簡単ね。

「あの女は楽勝―――」


―――突如、向うのビルから破壊音が聞こえる。


「……い、嫌な予感……」

あー……離れよう。






―――★―――






「おっりゃぁ! どっせーい!」

四枚張りの16倍、もう凄い。

「ふふふ……あったまいー!」

これなら見晴らしの良い道路に出なくていい!

とっても安全!


「おりゃおりゃおりゃぁ!」

待ってなさいよ、弓の人!




.

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